乳酸菌関連商品のコスパまとめ!安く乳酸菌を摂取できるのはコレだ!
最近、乳酸菌飲料「ヤクルト1000」が非常に話題になっていますね。
ヤクルト1000には通常のヤクルトと同じ乳酸菌シロタ株が含まれていますが、通常のヤクルトに入っている乳酸菌の数が400億のところ、ヤクルト1000にはその2.5倍の1000億個も乳酸菌が入っています。
ヤクルト1000はその乳酸菌の力で「機能性表示食品」として届け出されており、「ストレスの軽減」「睡眠の質向上」「腸内環境の改善」の効果があるとされています。
その効果はネット界隈でも非常に評判になっており、TwitterなどのSNS上でも、
ヤクルト1000を飲み始めて約一ヶ月。
・寝付きがかなり良くなった
・睡眠が深くなった(猫に起こされても気付かない)
・目覚めが良すぎてまだ寝たい時でも覚醒しがち、でも慣れると二度寝出来る
(ここからは寝れる事での付加価値かも?)
・元気な日が増えた
・気持ちが沈む事が減った
・肩凝りが減った— 魚谷侑未 (@yuumi1102) June 12, 2022
などの声があります。
これだけ人気の商品ですと、一度は試してみたくなりますね?
ですが、人気過ぎて、お店に見に行ってもなかなか手に入らないですし、手に入ったとしても、1本税別130円もしますので、毎日飲むのもなかなかの出費になりそうです。
(某フリマアプリでも転売が相次いでいるようです。)
そんな中、こんなツイートが話題になりました。
ヤクルト1000売れてるけども、胆汁酸胃酸耐性のある乳酸菌株が腸内環境を改善して利くんだから、胃酸胆汁酸耐性のある、NY1301株の全然ピルクルでもいいのよ
ピルクル400を150ミリリットル飲めばヤクルト1000より安くてほぼ同効果よhttps://t.co/fVnz2uDl9d pic.twitter.com/Q5icfDqlUG— katsu (@COLORrain_) May 17, 2022
ヤクルトではなくてピルクルでも代用できる…?。
ヤクルト1000はヤクルトが販売する乳酸菌飲料ですが、ピルクルは日清ヨークが販売する乳酸菌飲料です。
コチラですね。
確かに見た目も良く似ています。
ヤクルト1000とピルクル400を比較してみると、ヤクルト1000はヤクルト独自の乳酸菌「シロタ株(L.カゼイYIT9029)」が含まれていますが、ピルクル400には「NY1301株」が含まれています。また、菌の数でいうと、ヤクルト1000は1000億個、ピルクル400には400億個入っています。そして、価格はヤクルト1000が7本入りで税別910円なので、1本あたり約130円。ピルクル400は10本入りで税別270円なので、1本あたり27円。乳酸菌の量を同量とろうとして、ピルクルを2.5本飲んでも、ピルクルなら68円。およそヤクルト1000の半額で済むことになるんですね。
ヤクルト1000
乳酸菌:シロタ株(L.カゼイYIT9029)
乳酸菌数:1000億個
1本あたりの価格:約130円
ピルクル400
乳酸菌:NY1301株
乳酸菌数:400億個
1本あたりの価格:27円
コスパはピルクルの方が良さそうな気がします。
そうなると、今度はピルクル以外にもっとコスパが良い乳酸菌の摂取方法が無いか気になりませんか?
そこで、コスパが良い摂取方法を比較してまとめましたのでご紹介します。
注意(というか保険)
この比較では、あくまで乳酸菌の量と価格だけを考慮しています。
ですので、
- 乳酸菌とビフィズス菌の違い。
- 乳酸菌の種類の違い。
- 乳酸菌が殺菌されているか否か。
- 生きて腸まで届くか。
などの違いは無視して、量と価格だけを比較した乱暴なものです。
また、「睡眠の質向上」「ストレス緩和」などの効果を謳っているのは、一部の商品のみになります。この効果の要因が乳酸菌の摂取による腸内環境の改善であれば、他の乳酸菌でも同様の効果が得られるかもしれませんが、効果の要因が乳酸菌の種類によるものであれば、効果は得られないかもしれません。
あくまで、どの商品を選ぶか指標の1つに留めてください。
また、乳酸菌数を明らかにしている商品のみを対象にしています。
乳酸菌関連商品のコスパまとめ!
商品名称 | 菌の種類 | 価格 | 1日あたりの金額 | 1日分の乳酸菌数 | 1円あたりの乳酸菌数 |
太陽堂製薬 まもり届ける乳酸菌 フェカリス菌A | フェカリス菌 | 1,406円 | 約47円 | 5000億個 | 約106億個 |
IICOAT NOMIINA | 2種乳酸菌 酪酸菌 ビフィズス菌 | 1,000円 | 約34円 | 3400億個 (1袋30日分で10兆2000億個) | 約102億個 |
いなば食品 すごい乳酸菌 1兆個 | マイクロE18乳酸球菌 | 1,597円 | 約160円 | 1兆個 | 約62億個 |
山本漢方製薬 乳酸菌粒 90錠 | 乳酸菌YK-1 | 635円 | 約21円 | 1000億個 | 約47億個 |
DHC 乳酸菌AL(エーエル) 3種のバリア菌 30日分 | EC-12 K-2 シールド | 1,998円 | 約67円 | 3100億個 | 約46億個 |
ドクターシーラボ 10兆個の乳酸 | EC-12 M-1 BR-108 | 3,024円 | 約101円 | 3400億個 | 約33億個 |
CAINZ 23種類の乳酸菌 30粒 | ビフィズス菌5種 乳酸菌18種 | 980円 | 約33円 | 1000億個 | 約30億個 |
ビオナス | ビフィズス菌 有胞子乳酸菌 EC-12 ナノ型乳酸菌 ラクトバチルス菌 植物性乳酸菌 FK-23 | 1,580円 | 約53円 | 約133億個 (1袋30日分で4兆個) | 約2億5千万個 |
日清ヨーク ピルクル40 | NY1301 | 291円 | 約30円 | 400億個 | 約13億個 |
わかさ生活 乳酸菌 1000億 | ビフィズス菌 BB-12 ラブレ菌 フェカリス菌 | 2,700円 | 約87円 | 1000億個 | 約11億個 |
ウエルネスライフサイエンス ガセリ菌+酪酸菌 | ガセリ菌LAC-343株 乳酸菌EC-12株 酪酸菌 | 1,605円 | 約54円 | 500億個 | 約9億個 |
ヤクルト1000 7本パック | 乳酸菌シロタ株 | 982円 | 約140円 | 1000億個 | 約7億個 |
天然生活 メガ盛り★乳酸菌サプリメントどっさり約4ヶ月分 | エンテロコッカス フェシウム ラクトバチルス アシドフィルス ラクトバチルス プフネリ ラクトバチルス カゼイ ラクトバチルス ブルガリクス ラクトバチルス デルブリッキー ラクティス ラクトバチルス ファーメンタム ラクトバチルス ガセリ ラクトバチルス ジョンソニー ラクトバチルス パラカゼイ ラクトバチルス プランタラム ラクトバチルス ロイテリ ラクトバチルス ラムノーサス ラクトバチルス サリバリウス ラクトバチルス クレモリス ラクトバチルス ラクティス ストレプトコッカス サーモフィラス ナノ乳酸菌 | 1,000円 | 約8円 | 50億個 | 約6億個 |
オリヒロ 乳酸菌濃縮顆粒 (ラクトフェリン配合) | 有胞子性乳酸菌 ビフィズス菌、 シールド乳酸菌 | 557円 | 約35円 | 122億個 | 約3億5千万個 |
届くビフィズスEX 30日分 | BB536 | 1,890円 | 約63円 | 200億個 | 約3億個 |
ディアナチュラスタイル 乳酸菌×ビフィズス菌+食物繊維・オリゴ糖 20粒 (20日分) | 有胞子性乳酸菌:1億個 ビフィズス菌:20億個 乳酸菌EC-12(殺菌):100億個 植物由来乳酸菌(殺菌):1億個 | 961円 | 約48円 | 122億個 | 約2億5千万個 |
ディアナチュラ ゴールド 乳酸菌CP2305 60粒(30日分) | ガセリ菌CP2305株 | 1,944円 | 約65円 | 100億個 | 約1億5千万個 |
森永ビヒダス 大腸のキホン 1袋(約30日分) | ビフィズス菌BB536 | 4,170円 | 139円 | 150億個 | 約1億個 |
「届く強さの乳酸菌」W(ダブル) 「プレミアガセリ菌 CP2305」 | ガセリ菌CP2305株 | 768円 | 128円 | 100億個 | 約8千万個 |
ダイソー お米由来の植物性乳酸菌 | 植物性乳酸菌 | 108円 | 約6円 | 50億個 | 約9億個 |
※価格は本記事執筆時点での定価もしくはAmazonでの価格です。
というわけで、本サイト調べでは、最もコストパフォーマンスの高い乳酸菌関連商品は、太陽堂製薬 まもり届ける乳酸菌 フェカリス菌Aでした!
1日あたりおよそ47円で5,000億個もの乳酸菌が接種でき、価格の対比だけでいうと、ヤクルト1000のおよそ10倍のコス、パになります。
また、1日あたり最も多く乳酸菌が摂取できるのはいなば食品 すごい乳酸菌 1兆個で、1日あたり1兆個もの乳酸菌を取ることができます。量で言えばヤクルト1000の10倍になります。ただ、いなば食品 すごい乳酸菌 1兆個の乳酸菌は殺菌された乳酸菌なので、「生きて腸までとどく」を標榜するヤクルトとはそいういった意味差があるかもしれません。(一応いなば食品曰く、乳酸菌は殺菌されていても効果があるとのことですが)
最後に、1日あたりの価格が一番安いのは、ダイソーのお米由来の植物性乳酸菌です。1日あたり約6円という爆安価格です。1日に摂取できる量は50億個程度と、ヤクルト1000の20分の1の量になってしまいますが、この値段なら無理せず続けられるからいいですよね。
まとめ
ということで、最もコストパフォーマンスの高い乳酸菌関連商品は、太陽堂製薬 まもり届ける乳酸菌 フェカリス菌Aでした。
今回比較したのはあくまで私が調査した商品の中だけです。世の中にはたくさんの乳酸菌関連商品がありますので、さらに調査を進め、さらなる最強の乳酸菌関連商品があったらご紹介します。
あ、あと、どうやら腸内の細菌の状況は人それぞれ異なるようで、乳酸菌にも、合う合わないがあるようです。自分に合う乳酸菌は一体どれなのか、色々試してみると良いかもしれません。
ちなみに私は1日あたりの価格が一番安いダイソーの植物性乳酸菌が合いません…残念。