ラジエーションハウス

『ラジエーションハウス2』技師・悠木の腰の痛みの原因は?入院の理由は?膵臓?病名は?【第7話ネタバレ】

『ラジハ2』第7話ネタバレ・無愛想な放射線技師・悠木倫(矢野聖人)の腰の痛みの原因はなんだったの?入院してたのはなぜ?診断名はこれだ!

すい臓がん?末期がんだったのはだれ?悠木はなんの病気だった?

「無駄な愛想を振りまくより、正しい検査を行うことのほうがよっぽど大事だ。」

ラジエーションハウスの放射線技師・悠木倫(矢野聖人)は勉強熱心ではあるが愛想がない、こんなセリフが口癖の食えない若者だった。お得意のIVRの勉強に勤しむ毎日。
ネットで愛想が悪くて「マジ不快!」と名指しで書き込まれてしまうほど。

ドライで、同僚たちとも馴れ合わず、口少ない若者。
しかし仕事熱心であり、もっと知識を得たい、技術を付けたい意志だけは強かった。
遅くまで毎日自主的に居残りをして勉強していたり、
お昼を食べるための時間を節約して、サプリのみで済まし、勉強時間に当てたり。

勉強熱心は良いが、それまでの無理がたたったのか、ある日突然悶絶する腰の痛みとともに倒れてしまう。

しかし骨の異常も見られず、椎間板ヘルニアの所見は見られず。
悠木の腰のレントゲンにはなにも写っていなかった。

悠木、腰の痛みのため、入院へ

診断名はつかぬまま、入院することになった悠木。
相部屋になった隣のベッドの若者は末期がんの若者・今井(戸塚純貴)。
あっけらかんとした若者は明るく悠木に話しかけてくる。
人付き合いが下手な悠木は返答に戸惑う。
将来のために時間を計算して今を犠牲にしてでも効率を優先する「未来を見ている」悠木と、将来がないため「今を生きる」今井の考え方の違いに悠木は動揺する。
「でも、その「将来」が来なかったら?」

 

その後、入院しながらも悠木の腰の痛みはまったく引かない。
今井との出会いや、原因がわからない痛みに振り回されることで、悠木は死というものを初めて身近に感じるようになる。
明日が来るなんて、誰にも分からない。
将来があるなんて、誰一人保証された人間はいない。
そんな当たり前のことに今、初めて気づいた、と悠木は五十嵐唯織(窪田正孝)に溢した。

自分はみんなが普通にしているみたいに愛想よくできないし。
でもだからせめてたくさん勉強して、技術面だけでも。
人の役に立ちたかった。
でも焦って、こんなこと(入院)になって、ばかみたいだよな。
そう言って痛みに悶える悠木をみて、五十嵐は立ち上がる。
「この腰痛の原因、必ず僕達が見つけ出します。」

 

患者になった側の気持ちを同僚たちによって知っていく悠木

入院中、代わる代わるラジハの面々が悠木のもとへお見舞いに来る。
それは迷惑にも似た完全なるおせっかいで、甚だ勘違いもいいとこな的外れの差し入ればかりだった。
呆れている悠木の顔を見ていた、今井が隣から笑って声を掛けた。
「さっきより顔が明るくなった」
その言葉に驚く悠木。
「不思議だよなぁ、なんの治療もしてなくても、他愛もない会話をするだけですっと、心が軽くなったりする。なんの目的もない無駄な会話がさ。」

 

悠木の病名が発覚!どんな診断だった?がんなの?

これはレントゲンやエコーには映らない疾患なのかもしれないと唯織は予測。
痛がる悠木が医師らとラジハへ運ばれてくる。
しかし今、CTは業者の点検が入っており、使用不可能だった。
ちょうどCTが使えない今、ラジハメンバーは痛がる悠木を前にパニック状態。
そんな中、ラジハの部屋のゴミ箱を田中(八嶋智人)が倒してしまい、ゴミが散乱。
するとその中からあるサプリメントが。
お昼を食べずにサプリを取っていた悠木のものだった。
大量の瓶が殻になって捨てられていた。
サプリの名前は「プレミアムDNA核酸サプリメント」。
そしてそのとき、杏の父・甘春正一(佐戸井けん太 )がやってきて、悠木を診察。
痛みの位置を確認していると、サプリを持った唯織が悠木にサプリのことを確認している。
それに気づいた正一はDNA?だとすると尿管結石か?と呟く。
でもレントゲンには結石を写っていなかった、と杏(本田翼)が可能性を否定する。
「結石は種類によってはレントゲンに映らない場合があるんだよ」
このサプリの飲みすぎでプリン体過剰摂取になり、結石ができやすくなっているのかもしれません、と唯織。
正一はCTを使えない今、IVPを選択。
正一の指揮のもと、ラジハの面々のチームワークにより、見事、右尿管に尿管結石を見つけ出した。
「レントゲンに映らなかったってことは、尿酸結石、もしくはシスチン結石の可能性が高いね、まぁ水をたくさん飲んで、結石さえ体の外へ出れば痛みはすぐに収まるよ」との正一の診断がおりた。

 

悠木と今井の思い出&同僚たちの働きぶりが悠木を支える!

雑談とか患者への声がけとか、検査に関係ないことは全部無駄だと思っていた。
でもそういうもので心が軽くなることってあるんだ、と悠木は実感していた。

また、相部屋になって出会った末期がんの今井の存在。
人の役に立ちたいと思い、ここまでやって来た自分がどんなに勉強して、技術をつけようとも、自分は彼に何もしてあげられない現実や無力さに気づく。

そして悠木は有給を取って、今井をラーメン屋に誘う。
どうして今、ラーメン屋?という同僚の質問に悠木は返す。
「その「いつでも」はあって当たり前のものじゃないんだよ、
今、行きたいんです。今しかダメなんです。」

二人はこうして念願の店にやってきた。
2時間並んでまずいラーメン。
まずい、まずい、と自然に笑顔を見せる悠木。
いつも固かった悠木の表情が解れていく。
はしごして2軒目のラーメン屋では二人で一緒に写真を撮った。
怒ったり、笑ったり、呆れたり、二人ははしゃぎながら同じときを過ごした。

 


その後、今井はいなくなった。
アカウント名「ラーメン太郎」にTwitterメッセージを遺して。

ーーー甘春病院の無愛想な技師と食ったラーメン!
最高に美味かった!!!ーーー

(二人の写真付き)

 

そのTweetを読んだ悠木、抑えきれず号泣。
そんな悠木の成長回の第7話でした。

***

以上が、第7話ネタバレ紹介でした。
サプリを飲みすぎると尿管結石になる可能性が高まるのですね。
働き盛りには要注意ですね、気をつけないと!
久し振りに(?)泣きました。やっぱりラジハ良いですね。
悠木くん演じる矢野聖人さんとても良かったです。
最後の号泣もっていかれますねぇ、泣いちゃいますねあれは。
今井役の戸塚さんもさすがです!!
いいお話でした〜!

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