ラジエーションハウス

『ラジエーションハウス2』宮本すみれ(堀田真由)の病名は?顔が見えてない症状?ノキッチ男前の回!【ネタバレ紹介】

『ラジハ2』軒下(ハマケン)とマッチングアプリで出会った宮本すみれ(堀田真由)の病気は?失顔症?相手のがわからない病気?

堀田真由の症状はなんの病気だった?診断名は?治療法は?第3話ネタバレ!

『ラジハ2』第3話はマッチングアプリに勤しむ軒下(ハマケン)回。
とにかく彼女がほしいノキッチ。
そんな中、マッチングして出会ったのが宮本すみれ(堀田真由)。
実は初めて会うはずだった日、ノキッチはすみれにデートをすっぽかされ、翌日朝から機嫌が悪く荒れていた。そんな日、ラジエーションハウスの前でノキッチはすみれにバッタリ。
すみれは幼馴染の和馬(萩原利久)を誘導する軒下に声を掛けてきた。
「もしかしてノキッチさんですか?」
すみれはマッチングアプリの自分の画面を表示して見せ、自分は宮本すみれだと名乗った。
そして昨日の約束に行けなかったことを謝罪。
幼馴染が怪我をして付き添いに行かなくてはいけなかったためだと説明した。

その度、やたら自分に好意的を向けてくるすみれに、ノキッチ骨抜き。
しかしすみれは和馬とノキッチが撮影へと入っていくのと見届けるとすぐに自分の持っていた小さなノートになにかを書き留めていた。
五十嵐唯織が院内を歩いていると、不思議な女性を見かける。
その女性は違う男性に「おまたせ、和馬」と声を掛けており、人違いだと返されていた。
後ろからその女性を呼ぶ男性が顔を出し、それに気づいたその女性は慌ててその男性の元へと駆け寄り、親しそうに歩き出した。
怪訝そうに見つめる五十嵐唯織。

その後、軒下はすみれ発信で誘われたデート(の埋め合わせ)へ。
院内で待ち合わせていた二人。
ベンチに座っていたすみれに声をかける仕事終わりのおめかしノキッチ。
そこへまたまた偶然通りかかる唯織。
すみれさん、と軒下が声をかけると、不思議そうに反応するすみれ。
「ノキッチ…さん?…」
戸惑っているような表情のすみれに、洋服が変なのかと焦る軒下。
しかし安心したかのようにすぐに顔を綻ばせ、二人は歩いていった。
またもや何かを思う五十嵐唯織。

 

その後ラジハメンバー田中(八嶋智人)が見知らぬ美女に突然お菓子をもらったとやってきた。その菓子折りの中にはメモが。
ーーーお疲れさまです。
今日も一日お仕事頑張ってください。
宮本すみれーーー
結婚詐欺だと罵ってきたラジハメンバーはターゲットを田中に変えたのでは?と一斉に捲し立てる。そこへ割って入ってきた五十嵐唯織。
田中と軒下を並んで立たせ、「黒縁眼鏡、右頬にホクロ、同じくらいの背丈、同じスクラブ…」と呟く。
「お二人、ちょっとだけ、いいですか?」

宮本すみれを呼び出し、簡単な質問をする五十嵐。
「昨日デートした男性はどちらですか?」
すぐに答えられず、目が泳ぎだす。
すみれは自分のノートをバッグから取り出し、何かを見ている。
そしておそろおそる指を指した。
「こちらの男性です」
その相手は軒下ではなく、田中(八嶋智人)。
動揺する田中、軒下やメンバーたち。
「すみれさん、失礼ですが、顔の識別ができないんじゃないですか?」

「人の顔の区別が付きません。
いつからか気がついたらそうなってて、ノキッチさんの顔も私にはわからない。
怒ってるのか、笑っているのかさえ曖昧で。
そんなこと知られたら引かれるかなぁって思って。
黙っててごめんなさい。」

すみれ(堀田真由)の診断名は?

動揺する軒下に、すみれさんに脳の検査を勧めてみてほしいと言う五十嵐。
相貌失認(そうぼうしつにん)という病気の可能性があると話す。
失顔症とも言われる。
「すみれさん、本当の俺の顔を知っても、俺のことすきでいてくれるかなぁ?」
覚束ない足取りでフラフラといなくなってしまう軒下。

その後、幼馴染の和馬と話す機会があった軒下。
自分のことよりもすみれのために出来ることはないかと悩む和馬を知る軒下。

すみれは現在、長年夢だった小学校の教員になれたものの、求職中の身だった。
相手の顔が認識できない彼女は子どもたちの区別がつかないまま仕事をしていた。
家で写真を並べては、ノートにまとめては、子どもたちを覚えるように日々訓練していたが、髪型が変わるともうダメで、アイテムなどを友達同士でお揃いにされるともうダメで、そのことが原因で度々トラブルになっていたためだった。
だれにも相談できない、分かってもらえるはずがない、引かれるだけだ。
すみれはこのまま生きていくしかないと絶望し、教員の夢は諦めて結婚でもするしかない、と思い込んでいた。

その後、落ちていたすみれのノートを拾った田中。
そのノートを軒下に差し出す。
そのノートにはすみれの教員としての熱意や、日々の苦悩が刻まれていた。
「ずっと不安だったでしょうね、そうやって文字に落とし込まないと覚えていられないなんて。」
仲間たちの言葉にハッとする軒下。
すみれのもとへ走る。
「脳の検査を受けてみませんか?」

 

こうして検査を受けることになったすみれ。
「俺、それ(顔)がずっとコンプレックスで。
でもだれにだって苦手なことはあると思います。
だから、もし治らなかったとしても、もっと自信持ってください。
すみれさんは優しくて努力家で、いいところたくさんあるんですから。」

右側頭後頭葉に高信号域。
この腫瘍が原因で相貌失認の症状が出ていたのですね。

結果は良性の腫瘍。
摘出すれば症状は改善される、という診断に。

まとめ

ということで、原因は良性の腫瘍でした。
そのせいで相貌失認という症状が出ていた、ということになりますね。
その後、手術は無事成功し、すみれは「普通の」顔がある世界を取り戻した。
術後の部屋に訪れた五十嵐と軒下。
はじめましてになるすみれの前で、軒下は自分を名乗らなかった。
五十嵐は軒下のことを田中だと紹介した。
そして軒下はすみれの隣りにいる和馬に目で合図を送った。
それを受けた和馬は自分の思いを(すみれのために作った手作りノートという)かたちにして渡した。小学校の子どもたちを和馬なりにまとめたものだった。
「もう諦めんなよ」
涙を流して喜ぶすみれ。

本当にこれで良かったのか、と問う五十嵐。
俺は負けたんだよ、と軒下は言った。
(顔を見られて)自分が嫌われたらどうしようって。自分のことばかり。
でもあいつ(和馬)は違うんだよ。
「それに彼女にとっての俺はレオナルド・ディカプリオのまま終わりたいだろ?」

ということで、マッチングアプリの次のギャルに突き進んだ(突き進むしかない?)ノキッチさんなのでした!!