TOKYO MER 走る緊急救命室

『TOKYO MER』LP9・椿(城田優)はなぜ喜多見(鈴木亮平)を狙うの?恨み?執着するのはなぜ?

『TOKYO MER』最終回感想・テロリスト“ツバキ”(城田優)はなぜ喜多見先生(鈴木亮平)個人を狙っていたのか?昔の約束とは?

国際的テロ組織「LP9」の主要メンバー「エリオット・椿」が喜多見に接触してくる目的は?

『TOKYO MER』が無事に最終回を迎えました。
みなさん、大変な状況の中、本当に楽しい作品をありがとうございました。
この作品を早く見たくて毎週日曜日の9時を心待ちに一週間を過ごしてきました。
終わってしまって寂しいですね。
絶対、続編をやってほしいです。
完全に「上司にしたい芸能人?」ナンバーワンです、ぶっちぎりです、喜多見先生!
音羽先生(賀来賢人)にはずっと、涼香ちゃん(佐藤栞里)の遺品〈例えば、ブレスレットとか?なにかなかったかな?〉を身に着けたり、身近に置いたりして、喜多見先生(鈴木亮平)とこれからも一緒に闘って行ってもえらたらなぁ、なんてぼんやり思ったりします。

さて、最終回はツバキと喜多見先生との関係性にケリがついたような感じで終わったラストとなりました。
前回の第10話も最終回も喜多見先生を呼び出したくて、絶対来ると踏んで、爆発を起こしまくりのテロリスト・ツバキ(城田優)でした。

 

そもそもなんでそんなに喜多見につきまとってくるのか???
って思いましたよね。
国際的に破壊行為を繰り返しているとされる世界中で有名なテロ組織「LP-9(エルピーナイン)」の日系人メンバーだった「エリオット・椿」は中南米で医師団として紛争地域などで医療に従事していた喜多見先生が過去、助けた患者でした。
銃撃を受けたツバキの命を喜多見先生は一度救っていました。

 

そのときに、目の前の命は絶対に救う、と自身の理想を掲げる喜多見先生と出会う。
妹・涼香の話や写真を見せてもらったりして少し会話を交わした二人。
しかしテロリストだった椿は逃げるようにその場からいなくなった。
喜多見は別れる直前、傷が化膿するといけない、と水筒に消毒液を入れて渡していた。
どこまでもまっすぐで痛いほどに優しい喜多見先生に、椿は捨て台詞を残した。
「私を助けたことを必ず後悔させます」

 

そして、再び巡り合ったこのタイミングが、大使館での神経ガス漏れ事件(第9話)。
椿はずっと喜多見先生を探していたのでしょうね。
でもどこにいるのか見付けられていなかった。
そこへ来ての大使館での事件で、思いがけず?TOKYO MERとして喜多見幸太がやってきた。
神経ガスを手に入れたかった椿は消防隊に混じっていた。
喜多見を確認できてさぞ興奮したでしょうね。

そこから喜多見へのロックオンが始まりましたね。
第10話の大学爆発予告も、政府にある機密(天沼議員の闇献金?)を5時までに暴露しないとまた爆発させる、なんて色々要求言ってましたけど、椿個人的には狙いのメインは涼香ちゃんでしたよね。

かつて自分を救ってくれた喜多見の水筒で、涼香の命を奪いました。
僕、後悔させますって約束しましたよね?
守りましたからね、とまるで子供が遊ぶ約束を守りにきたよ、的なスタンスで人の命を奪う。

生い立ちは謎ですが、おそらく絶望がメインで生きてきた椿は、大切な人をいとも簡単に奪う。
ほら、やっぱり世の中は理不尽でしょ、不条理でしょ?
喜多見先生の語っていることは全部聞こえはいいけど、夢物語でしょ?
いうだけなら簡単だよ、だって僕の言ってることのほうが正しいでしょ?
現実はこっちだよ、
って言わんばかり。

結局、椿はなぜ喜多見を執拗に追い続けているのか?いちいち爆発を事前予告してくるのか?

公安の月島(稲森いずみ)も言ってましたよね。
天沼が憎いなら勝手に殺せばいいし、脅せばいいのに、どうしてわざわざ爆破する前に事前に〈喜多見〉に予定をメールで事前に送ってくるのか??止めてほしいのか??

結局、なんでそんなにツバキは喜多見先生に個人的にメールを送ってきたり、涼香を狙ったり、政治家を狙うと言いながらTOKYO MER事務所を潰そうとしたり、そこまで執着してくるかというと、

真実は分かりません(笑)!!
劇中でも説明や、長年の因縁めいたなにかを匂わすような場面はありませんでした。
なので個人的な予想として、書いてみたいと思います。
それは単に、かまってちゃんだったのでは、と思います(笑)!!!
真相は造り手側のかたたちにしかもう分かりませんので、単なる感想です!!

でもきっと、ツバキにも眩しいと思わせてしまうくらい、格好良かったんだと思います、喜多見先生が。
ツバキからしてもとても身近なヒーローだったんだと思います。
もうダメだ、って思ったときに喜多見先生は自分を助けてくれて、多くの人たちが恐れる自分に、いつでも優しく話しかけてくれて、体を労ってくれて、普通の人みたいに接してくれて。
ただただ単純に嬉しかったんじゃないかな。

だから憎くなって壊したくなって、こっち向いてほしくて、だだこねてるみたいな、子供みたいな、犯罪者だったのではないかと。
やってることは最低最悪死刑級ですけど。
出会い方がもっと普通の若者なら、きっとTOKYO MERをや喜多見先生を押してくれそうな人物になり得たような気がしています。

もちろんLP9にはしっかりとした意志とか理念とか、そういうなにかがあって入ったのでしょうが、ただ、なんとなく可愛さ余って憎さ百倍みたいな、裏返しのような雰囲気も感じ取れました。
そういう優しさに一切触れてこずに生きてきた人なのかなぁと。
喜多見先生との出会いが初めてだったのではないかな、みたいな。
本当にただ喜多見先生を全否定したくて打ちのめしたいというよりかは、こっち向いてほしいというか。また自分を助けてくれるのか試しているというか。

でなきゃわざわざTOKYO MERの事務所でウロウロしますかねぇ。
こんなに喜多見先生に頻繁にメール送ってきて証拠を残したり、世間的に喜多見先生がテロの仲間じゃないかってニュースになってて、それを自分でけしかけておいて、事務所にのこのこ姿を現しに来ます??
警察が張っていてもおかしくない状況ですよね?
喜多見の陣地に入るってことはある程度張られていること予測できましたよね?
もう普通に会いに来てるじゃん、って思いました。
大学内を爆破するのには女子大生を使うのにTOKYO MER事務所には自分で来るんだ?っていう。結構無防備?というか、軽率?というか。

もう好きだったんですよ。見てほしかったんですよ。
自分を否定しない、腫れ物のように扱わない、大きく受け入れてくれる喜多見先生のことが、好きだったんですよ。
かまって欲しかったんですよ。
あくまで勝手な感想ですけどね。
自分のことを忘れないでいてほしいし、憎しみでもいいから自分に気づいてほしかったんですよ、ツバキ。できたら椿は喜多見先生を仲間に入れたかったのかも??
テロリストがどんな思想や思考を持つものなのか、いまいちよくわからないので、性善説で考えてみました!!
何を隠そう正義の男・音羽(賀来賢人)だってMERにスパイに来た当時は、椿まったく同じこと言ってましたからね。
理想を語るだけなら簡単だ、でも現実はそんなに甘くない、って。
喜多見先生を批判していました。
喜多見先生と同じ世界に行けた音羽と、椿がいた世界の違いというか。

まぁ喜多見先生の理想論が素晴らしすぎて、もう腹立たしくてむしゃくしゃして、自分も信念に従って正義のために闘っているつもりなのに、自分の道と違うことに苛立ったりして、どうにか自分を正当化したいだけなのかもしれません。
だから自分のほうが正しいと言わせたいだけなのかもしれませんね。
結果、命をまた助けちゃったけど、捕まって良かった!!
でも涼香ちゃんはだめで、椿のような人間は助かってしまうという理不尽、不条理もまた辛いものがありましたね。

以上、ツバキの執着の謎に関する、個人的感想でした〜!
人を助けるという基本的な信念や誇りを取り戻した喜多見先生、覚醒して本当良かった!!
続編求む〜〜〜〜!!!!
TOKYO MER不足だ〜〜〜!!!!!

 

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