『大豆田とわ子と三人の元夫』とわ子の母親・つき子の出せなかったマーさん宛てのラブレターにはなにが書かれていた?映った内容を大公開!
母の恋人・マーさんへのラブレターはどんな内容だった?
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『大豆田とわ子』とうとう最終回が終わってしまいました。
この毎週の楽しみがなくなったら、なにを励みに生きていけば良いのか!!!
まだまだ『大豆田とわ子』の世界から抜け出せずにいます。
そこで今回は余韻を楽しむべく、最終回に登場した母・つき子のラブレターを載せてみたいと思います。
思いがけず遭遇した母親の恋心。
果たせなかった想い。
元夫で、とわ子の父(岩松了)にも明かすことなく、手紙だけに押し留めた本当の気持ちでした。読んでしまったとわ子。激しく動揺するとわ子でした。
このシーン、とても大きい重要な部分でした。
このシーンを知ることで、全てにおいてこのドラマに対する見方がぐるっと変わる。
それくらい根底に関わる大きなものでした。
それでは、劇中で確認できた部分のみになりますが、映ったところを全て載せてみたいと思います。こちらです!
マーさんへの手紙の内容はこれだ!
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〒180ー0013
東京都武蔵野市西久保4丁目55−3
國村真 様
マーへ
久しぶりに手紙を書きます。元気ですか
マーは今、何してますか。
私は、夫と娘、家族3人で元気に…
あの日、私は家族を選ぶと決めたのに…
時間が止まっています。あなたのことばかり考…
なぜあなたのことを選べなかったのか、今となっ…
後悔しかありません。
マーの指はとても綺麗だから、指先…
全て私のものにしたかった。
繋いでくれた手を離した…
だとわかって…
捨てることになっても2人でいたい…
2人なら何があっても幸せに過ごせる…
からマー以外何もいらないから
マーに会いたい
夫と娘の面倒を見るだけの人生なんて
つき子
そしてこちらは飯島奈美さんのインタビューです!https://t.co/UcVFaavEHj
— 大豆田とわ子と三人の元夫 11/5(金)Blu-ray&DVD BOX発売 (@omamedatowako) June 15, 2021
以上が、劇中に映ったお手紙の確認できる内容すべてでした。
色々な関係性が重ねられるようでした。
マーさんはかごめちゃん(市川実日子)のようでしたね。
幼き日に出会い、友情を深めていったかごめちゃんととわ子が、母親とマーさんにリンクされます。
かごめはとわ子に対して家族のような、性別を超えた人間愛のような愛情をもってくれていた。とわ子がもう自然に生活の中にいて、分身のように自分の中にいるから、とわ子のために常に田中八作(松田龍平)とは距離を取り、男女を感じさせないように、二人きりになることすら振り払う。とわ子のために。
そんな唯一無二の存在・かごめと、二人でキッチンに並んで笑いながら料理したり、愚痴を言い合ったり、喧嘩したり。
そういうかけがえのない日々をもう取り戻せない、失ってしまった絶望を知るとわ子は、マーさんの気持ちすら分かるよう。
そしてまた、本当は心から好きな人がいたのに父(岩松了)と娘のいる生活を選んだことで、本当は心から好きな人(かごめ)がいたのに自分(とわ子)を選んで結婚した八作の気持ちすら。
家族を愛していたのも事実、もうひとりの自分も本当。
マーさんのセリフです。
「でも誰だって、心に穴を持って生まれてきてさ、それを埋めるためにジタバタして生きてるんだもん。愛に守りたい、恋に溺れたい。一人の中にいくつもあって、どれも嘘じゃない。」
八作もまた、家族を愛してくれた人だった。
そしてまたまた、父親らしいことは何一つしてもらっていない。
母を捨てただけの印象だった父(岩松了)の気持ちさえ。
母と行ったデートの数々、思い出は持っている、球場や温泉。
でも彼女はきっとどれも好きじゃなかった。
きっと自分以外に想っている人がいる、そう気付いていたかもしれない父。
八作に誰か別に想い人がいる、心に住んでいる人がいる。
それが26歳の若かった自分にはどうしても許せなかった。
別れを選んだ自分に重なる。あのときの辛かった気持ち。
「お母さんには悪いことしちゃった…」
思いもしなかった父のそのときの本当の気持ちすら、分かってしまうような。
お母さんはきっと、毎日仲良く遊んで、漫画を書いたり笑い合っているとわ子とかごめを見て、辛くなってきてしまったのだろうか。
かごめちゃんをみるたびに、マーさんとの思い出に想いを馳せていたのだろうか。
苦しかったのだろうか。
【コラム】『大豆田とわ子と三人の元夫』は理想の男女関係を描き出した 坂元裕二の過去作と比較考察#大豆田とわ子と三人の元夫 #まめ夫 #坂元裕二 #松たか子
https://t.co/lCphNgxaZt pic.twitter.com/fD7lNMplDJ— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) June 17, 2021
しかしマーさんとの出会いで、とわ子の心は救われました。
「つき子はあなたを愛してた。」
どこかかごめの年老いた姿のようにも思えるその人に。
大人になるにはあと100年かかると言っていたかごめ。
それを生きて見届けたいと思ったとわ子。
とわ子は時々マーさんのところへ通いたいと伝えた。
二人はキッチンで並んで料理をつまみながら笑いあった。
#大豆田とわ子と三人の元夫』最終話:選んだ人生も選ばなかった人生も「正解」…すべての生き方に寄り添う物語でした https://t.co/7rPoJP1JZ9 @youpouchより pic.twitter.com/7TFZ72gtYY
— Relax:映画と音楽..サブカルチャー (@Relax_Subcultur) June 17, 2021
あ、英字新聞シャツの元夫ボーリング、声出るほど笑いました(笑)。
面白いときって思いがけず声出ちゃうものなんですね。