『半沢直樹シーズン2』第4話ネタバレ・半沢直樹のビジネス信念3つ・子会社セントラル証券のみんなへの激励の言葉の内容はどんなものだったかここでおさらい!
半沢直樹(堺雅人)を掻き立てるものとは!?
【今夜8月9日の半沢直樹】第4話 香川照之「伝説 最高峰の出来」半沢、出向先決定?最後の望みは?https://t.co/OpPceOY5sn#半沢直樹 #みんなで半沢直樹見よう #tbs
— 半沢直樹【8/23(日)夜9時から第6話!!!】 (@Hanzawa_Naoki) August 9, 2020
毎話白熱の『半沢直樹』ですが、ここで第4話のネタバレおさらいをしてみたいと思います。
第4話でセントラル証券の部下・森山(賀来賢人)が半沢(堺雅人)の信念を問うシーンが有りました。そこで半沢が語った内容がしびれたので、改めて載せてみたいと思います。
信条の少し前のやりとりから載せて行ってみたいと思います。
半沢直樹は言いました。
- 戦うとき、敵がいつも正面にいるとは限らない。
- 気がついたら、戦いが始まってるときだってある。
- だがな、一番厄介なのは、敵が自分自身のときだ。
- 大丈夫だ、信念さえ持っていれば問題ない。
- そうだ、組織や世の中はこういうものだという強い想いだ。
- 剣道で言えば自分の型になるのかな。
森山:「なら部長はお持ちなんですか?」
半沢:「簡単なことだがな。」
森山:「聞かせてもらえませんか。」
半沢:「いいだろう。3つある。」
- ひとつ、正しいことを正しいと言えること。
- ひとつ、組織の常識と、世間の常識が一致していること
- ひとつ、ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること
これが今の世の中は殆どできていない、と付け加えました。それは、
- 自分のためだけに仕事をしているからだ。
- 仕事は客のためにするもんだ。
- ひいては世の中のためにする。
- その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
- 自分のためにした仕事は、内向きで卑屈で、醜く歪んでいく。
- そういった連中が増えれば当然、組織は腐っていく。
- 組織が腐れば、世の中も腐る。
- これからいろんな相手と戦うことになるだろう。
- だがな、最初の敵はいつも自分自身だ。
- 勝敗は時の運だが、決して自分の構えを崩すな。
- いつまでも鋭い太刀筋の森山でいてくれ。
- これは俺の願いだ。
東京中央銀行に栄転が決まった半沢直樹がセントラルのみんなに送った言葉とは?
見事、東京中央銀行に返り咲いた半沢直樹は、セントラル証券のみんなに栄転を祝われる。
そこで感謝の言葉とともに激励の言葉を贈る。
これもまた良かった、とてもとてもすごく良かった。
- 勝ち組、負け組という言葉がある。
- 私はこの言葉が大嫌いだ。
- たが、私が銀行からここに赴任したときに、よく耳にした。
- 銀行は勝ち組。俺たち子会社の社員は、プロパーの社員は負け組だってな。
- それを聞いてもちろん反発する者もいたが、大半は自分はそうだと認めてた。
- だが、今はどうだ。君たちは大銀行が総力を挙げても成し得なかったことを成し遂げた。
- 負け組だと思っていた君たちが、だ。
- 大企業にいるからいい仕事が出来るわけじゃない。
- どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って日々奮闘し、達成感を得ている人のことを本当の勝ち組というんじゃないかと、俺は思う。
- ここは若い会社だ。君たちは40代から20代、大半は就職氷河期で苦労をした人間だ。
- そうした事態を招いた馬鹿げたバブルは、自分たちのためだけに仕事をした連中が顧客不在のマネーゲームを繰り広げ、世の中を腐らせて出来たものだ。
- その被害を被った君たちは、俺達の世代とはまた違う見方で、組織や社会を見ているはずだよ。
- そんな君達が10年後、社会の真の担い手になる。
- 君たちの戦いが、この世界をきっとよりよくしてくれるはずだ。
- どうかこれからは、胸を張って、プライドを持って、お客様のために働いて欲しい。
- たとえ、相手が銀行でも遠慮することはない。
- 君たち世代の逆襲を、いや、君たちの倍返しを、私は心から期待している。
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このシーン、とてもグッと来ました。
自分は半沢の部下側で、就職氷河期世代側なので、感じることがたくさんありました。
目上の世代にいいように操られて、「社会とはこういうもんだ」とか「イマドキの若いもんは」とか色々言われて刷り込まれて、働いてきました。
でも、なんだか分からないけどモヤモヤしてきた気持ちとか、言葉で上手く表現出来なかった疑問を半沢が明確にバチッと言葉にしてくれた、と感じました。
昔の人達世代とは、社会に対する気持ちとか、意識、目線というか見方とかまったく違うと思います、これは確実に。共感しまくりです。
どっちがいいとか、正誤性ではなく、昔だって半沢のような人たちはいたはずですから。
だから、半沢のいうような意識とか信条を持てるか、ということが大切なんだと痛感しました。
半沢の期待に応えられるように、若手も責任を持って仕事に向き合っていかなければなりませんね。森山(賀来賢人)には頑張ってもらいたいものです。
自分たちはこれからの社会の真の担い手、なんだなぁ。