Xiaomi Mi Band5が登場!気になるスペックは?
AppleWatchをはじめとして、スマートウォッチをつける人が増えてきた昨今ですが、最近は中国メーカーのスマートウォッチやスマートバンドがコストパフォーマンスが良いと人気を集めています。
特に人気なのが、中国の「Xiaomi(シャオミ)」が販売する「Xiaomi Mi Band4」が圧倒的ともいえる人気を誇っています。
価格の安さと機能の充実度、バッテリーの持ちの良さなど製品の完成度が高く、スマートバンドといえばコレ!と太鼓判を押す方も非常に多くいらっしゃいます。
そんな大人気の「Xiaomi Mi Band4」は日本語版が発売されてまだ半年ほどなのですが、なんと後継機の「Xiaomi Mi band5」が中国でリリースされることになりました。
「Mi Band4」の時点でかなり完成されている感もありましたが、「Mi Band5」はどんなところが変わったのか気になりますよね?
すでにスペックがリークされていますので、ご紹介します。
画面サイズが大きくなった!
「Mi Band4」は画面サイズが9.5インチの有機ELディスプレイでしたが、「Mi Band5」は画面サイズが11インチになります。およそ120%も大きくなっていますので、文字盤の視認戦もグッと上がっていそうですね。
100種類以上の文字盤テーマ
「Mi Band4」の時点で相当多くの文字盤のテーマがありましたが、「Mi Band5」では100種類以上の文字盤のテーマが用意されているようです。
スマートフォンから自分の好きなテーマを選んで設定するようです。
特に注目すべき点は、「新世紀エヴァンゲリオン」や「初音ミク」、「名探偵コナン」など、日本を中心に世界で人気を誇るアニメコンテンツとのコラボ文字盤が用意されていることです。(シャオミは日本が嫌いなものだと思っていたのでちょっと意外ですが)
また、子供だけでなく大人も魅了する海外アニメ、「スポンジボブ」とのコラボ文字盤まであります。(パトリック、イカルド、カーニーさんの文字盤は確認できますが、プランクトンやサンディの文字盤もあるのかな?)
意外過ぎるコラボレーションでファンの方にはたまらないですよね。
さらに、詳細は確認できませんでしたが、「動的文字盤」というものも用意されているようです。言葉の意味を推測するに、静止画でなく、アニメーションする文字盤ということでしょうか。これがアニメとコラボする文字盤がアニメーションするとしたらたまりませんね。
スポーツモードは11種類
「Mi Band4」では9種類用意されていたスポーツモードは、「Mi Band5」では11種類用意されています。
新たに加わったのは「ヨガ」「縄跳び」「ローイングマシン(手漕ぎボートのような運動)」です。
「ヨガ」が加わったのは個人的には嬉しいですね。
「Mi Band4」と同じ50m(5気圧)防水
「Mi Band5」は「Mi Band4」と同じ50m防水です。
メーカーによっては同じ「50m防水」でも、ほとんど生活防水みたいなものもあるようですが、「Mi Band」のスポーツモードにはスイミングもありますので、防水には自信があるようです。
NFCが搭載!
「Mi Band4」にはNFC搭載版と非搭載版がありましたが、「Mi Band5」にはNFCが搭載されます。中国版では銀聯の「ユニオンペイ」とアリババグループの「アリペイ」に対応するようですが、グローバル版は「Google Pay」に対応するといわれています。「Mi Band」のライバルは、同じ中国のHUAWEIが販売する「HUAWEI band」ですが、HUAWEIはアメリカから制裁を受けているため、「Google Pay」の搭載は現実的ではありません。この点はXiaomiのほうが有利ですね。
ただ、おそらく「Mi Band5」に搭載されるNFCは、日本ではあまり普及していない「Type A/B」だと思われますので、日本ではそれほど活躍の場はないかもしれませんね。
でも、セブンイレブンが「VISA Touch」に順次対応するというニュースがありましたので、もしかしたらセブンイレブンでも使えるようになるかもしれません。
AIアシスタント搭載
「Mi Band5」にはXiaomi独自のAIアシスタントXiaoAIが搭載されます。ま、日本人には全く関係ない機能ですね。
ただ、それは中国版だけらしく、グローバル版では「Amazon Alexa」が搭載されるといわれています。これが事実だとするとかなり便利ですよね。
睡眠モニターがパワーアップ!
「Mi Band4」にも睡眠モニターが搭載されていましたが、これはライバルの「HUAWEI band」に比べてイマイチ評判の良いものではありませんでした。
よく言われる不満は
- 夜しか睡眠を測定してくれないから夜勤の人間には使えない
- 昼寝してもカウントしてくれない
- 深い睡眠・浅い睡眠くらいしか測定してくれない。HUAWEI bandはレム睡眠なども分析してくれる
といったものがありました。
今回発売される「Mi Band5」ではこの不満すべてに対応してくれたようです。
「Mi Band5」では24時間睡眠モニター・急速眼球運動(レム睡眠時は眼球が動くといわれています。)・昼寝のモニターの機能が搭載されており、「Mi Band」の数少ない欠点の一つといわれている睡眠モニターが大幅強化されています。
睡眠の質は健康を大きく左右しますからね。これは嬉しいパワーアップです。
生理周期の管理
「Mi Band5」は生理周期を記録して管理します。
生理不順の方や、妊娠を希望する方には結構嬉しい機能なんじゃないでしょうか。
充電方法がめちゃめちゃ簡単に!
「Mi Band4」の不満の中でよく言われるものに「充電がめんどくさい」というものがあります。「Mi Band4」の充電方法は、バンドから本体を取り外し、専用のクレードルにセットして充電します。
そもそも「Mi Band4」はバッテリーの持ちがよく、充電する機会自体が少なめではありますが、バンドから本体を取り外して専用のクレードルで充電するというのはなかなかスマートではありませんよね。
今回発売される「Mi Band5」では、本体の裏面に磁石でくっつく専用ケーブルをくっつければ充電が行えます。
本当にピタッとくっつけるだけですので、充電方法がすさまじく簡単になっています。
「Mi Band4」からの変更点まとめ
「Mi Band4」と「Mi Band5」の比較として、↓このような画像が出回っています。
この内容を独自に翻訳してみました。
mi band4 | mi band5 |
0.95inch大画面カラーディスプレイ | 1.1inch大画面カラーディスプレイ |
77種類の文字盤テーマ | 100種類以上の文字盤テーマ |
– | 動的文字盤 |
– | 文字盤関数のカスタマイズ |
9種類のスポーツモード | 11種類のスポーツモード |
50m防水 | 50m防水 |
バス乗車/ドア制御/アリペイ | バス乗車/ドア制御/アリペイ/ユニオンペイ |
XiaoAI音声アシスタント | XiaoAI音声アシスタント |
24時間心拍数モニター | 24時間心拍数モニター |
夜間睡眠モニター | 24時間睡眠モニター/急速眼球運動/散発的な昼寝 |
– | 圧力モニター |
– | 呼吸トレーニング |
– | PAI活力指数 |
– | 女性健康 |
– | リモートシャッター |
ベースバックル式充電 | 磁吸式充電 |
※Google翻訳などから翻訳していますので、もしかしたら翻訳ミスがあるかもしれません
発売日は?
中国国内での発売日は6月18日です。
ただ、グローバル版の発売日ははっきりしていません。
私たちが手に入れるのはもう少し先になりそうです。
価格は?
「Mi Band5」には標準版とNFC版があるようです。(NFC版があるということは標準版にはNFCがついていないのかな?)
それぞれの価格は、標準版が189元、NFC版が229元で、日本円に直すと、標準版が約2,900円、NFC版が3,500円になります。
日本語版であったり、グローバル版の輸入品が日本で販売されるようになったらもう少し高くなりそうですね。
まとめ
スマートバンド界の帝王とまで言われる「Mi Band4」の後継機の登場に、スマートバンド愛好家たちは色めきたっているようですね。
中国版のTwitterのようなサービス「Weibo」には、すでに実機の動作動画が投稿されています。液晶の画面もきれいですし、画面の動作もサクサクして良好なようです。
日本人が実用に足る「Mi Band5」を手に入れるには、「グローバル版」か「日本語版」の登場を待つしかありませんが、これらの登場は一体いつになるんでしょうか…。
「Mi Band4」の時は、中国国内の発売が6月でしたが日本語版の発売は12月でした。
「Mi Band5」もやはり12月ごろになるんでしょうか…?
待ちきれませんね!