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休校中の読書のススメ!無料で外出しないで読書する方法!

休校中の読書のススメ!無料で外出しないで読書する方法!

地域によりますが、学校の休校期間がぐっと伸びてしまいましたね。
こんな事態ですから学校に行くより家にいてもらった方が安心ではありますが、ずっと家でゴロゴロされたりゲームされたりしたら、時間の無駄に感じてしまいますよね。
そんな時、家でできる一番子供を成長させてくれる方法が「読書」ではないでしょうか?
出版不況が叫ばれて久しいですが、やっぱり情報を得るには読書が一番です!
とはいえ、「そんなに本を何冊も買うわけにはいかない」「本屋さんで本を買うのもなんか心配」「そもそも外出したくない…」というお気持ち、よ~く分かります。
そこで、家にいながら出来るだけお金を掛けずに読書をする方法をご紹介します!

青空文庫

日本の法律では著作者の死後50年経った書籍は著作権が切れ、著作者にお金を払わずに公開することが出来ました。(その後70年に延長されましたが)
そんな、著作権が切れた作品を公開しているのが「青空文庫」です。
「50年以上前の作品なんて古臭くて読めないんじゃ…」と思われるかもしれませんが、逆に言えば50年以上読み継がれる名作がたくさんあるということです。
例えば…

  • 銀河鉄道の夜/宮沢賢治
  • 坊っちゃん/夏目漱石
  • 吾輩は猫である/夏目 漱石
  • 怪人二十面相/江戸川 乱歩
  • 銀河鉄道の夜/宮沢 賢治
  • 三国志/吉川 英治

などなど、日本文学史に燦然と輝く名作が勢揃いしています。
特に宮沢賢治や江戸川乱歩の作品などは読みやすくて良いのではないでしょうか。

「青空文庫」はインターネットで読むことが出来まずが、個人的にはパソコンよりもタブレットで読むのがオススメです。さらに、タブレットのOSがアンドロイドであれば、「青空読手」という青空文庫を読むためのアプリがあり、このアプリを使うと本当の本のようにページをめくったり、背景を黒にして目の負担を下げることが出来ますので、アンドロイドのタブレットやスマホで青空文庫を利用する場合は、このアプリがオススメです。

アマゾン Prime Reading

アマゾンが行っている会員サービス「アマゾンプライム会員」の特典として、アマゾンが展開する電子書籍サービス「Amazon Kindle」の中から対象の数百冊の本が読み放題となるサービスが「Prime Reading」です。
アマゾンプライム会員になるのは月額500円かかるため無料ではないのですが、過去にプライム会員になったことが無ければ30日間の無料体験が可能ですので、実質無料で楽しむことが出来ます。(無料体験終了後には自動的に有料会員になってしまいますので、無料体験でやめる場合は退会手続をお忘れなく

「月額500円だと大した本無いんじゃないの…?」と思われかもしれませんが、小説・雑誌・漫画など色々な種類の本が読めるため、子供だけでなく大人も楽しむことが出来ます
また、読み放題であるため、普段は手に取りにくい本を気軽に読めるのも良いところです。
例えば、この本もPrime Readingの対象です。

この本を本屋さんで見かけても、なかなか購入まではしないですよね?
でもこれが無料だったら「ちょっと読んでみようかな…?」という気になりませんか?
これなら大人も楽しめるし、実際現在中学生で「英語がちょっと苦手…」なんていうお子さんにもぴったりだと思います。

あ、ちなみに、プライム会員になるとPrime Readingだけではなく「Prime Video」もプライム会員の会費だけで楽しむことが出来ますので、めちゃめちゃおすすめです。
(関係ないですけど、私は最近Prime Videoでアニメの「鬼滅の刃」とドラマの「仁 -JIN-」を見ました。「仁 -JIN-」はもう何回も見てるのに毎回引き込まれちゃうんですよね~)

アマゾン Kindle Unlimited

こちらもアマゾンのサービスです。
先ほどご紹介した「Prime Reading」は「プライム会員」の特典ですが、こちらの「Kindle Unlimited」は月額980円でPrime Readingより更に対象の本が増えたサービスになります。
Prime Readingは対象の本が数百冊でしたが、こちらのKindle Unlimitedは対象の本が和書で12万冊以上、洋書で120万冊以上読み放題と、まさに桁違いの書籍の量です。
こちらも月額980円と有料のサービスですが、こちらも30日間の無料体験が出来ますので、ちゃんと退会処理を行えば無料で楽しむことが出来ます。

こちらも小説だけでなく漫画・雑誌・実用書を読むことが出来ます。
例えばこちら

インターネットでプログラミングの学習できる「Scratch」の解説本です。
新指導要領ではプログラミングが必修化されますが、おそらく学校で習うプログラミングの内容は「Scratch」レベルのものと推察されます。
学校でプログラミングの授業が始まる前にこういったもので楽しく自習しておけば、学校の授業も楽しく受けられるのではないでしょうか。

他にも

こういった「地理の本」や「漢字のドリル」「歴史の漫画」など、楽しんで学べる本がたくさん読めますので、教科書とはまた違った知識の取り入れ方が出来ます。

あと、個人的に好きなのが「まんがで読破」シリーズです。
「タイトルは聞いたことあるけど実際には読んだことない…」といった有名作品を漫画化した作品たちです。
例えば…

こういった「タイトルだけ知ってる」という有名作品が漫画でざっくり読めちゃうんです。
Kindle Unlimitedでシリーズの全作品が読めるわけではありませんが、そこそこの数の作品を読むことが出来ます。
お子様とこれを読んで、名作を味わう入口としてみてはいかがでしょうか。

ネットの読書にはタブレットがおすすめ!

こういった「青空文庫」や「Prime Reading」「Kindle Unlimited」はインターネット環境があれば見ることが出来ます。
お持ちのパソコンやスマホで十分楽しむことが出来ますが、個人的に電子書籍を読むのに一番おすすめなのがなんと言ってもタブレットです。
パソコンだと「椅子に座って読む」など姿勢が強制されてしまいますし、スマホだと画面が小さいので少し読みにくかったりします。
その点タブレットはスマホのように自由な体勢で読むことが出来ますし、画面もスマホより大きいので読みやすいです。
とはいえ、このためだけにタブレットを買うのもなかなか痛い出費ですよね。
そこでおすすめなのがアマゾンが販売している「Fire」です。

一番安い7インチモデルの「Fire 7 タブレット」が5,980円で購入できますので、1,000円の本を6冊購入することを考えればかなり気軽に買える値段なんじゃないでしょうか。(ちょっと動きはもっさりしていますが)

また、お子様向けの「Fire 7 タブレット キッズモデル」は、値段が11,980円と少しあがりますが、1日の利用時間の設定や大人向けコンテンツのフィルタリングなどのペアレンタルコントロール機能がついているうえに、破損・故障させてしまった場合でも無償で交換してくれる2年保証がついていますので、お子様に使わせる場合はキッズモデルおすすめです。

「どうせ買うならいいものを買いたい」という方には、「Fire HD 10 キッズモデル」がおすすめです。
上でご紹介した「Fire 7」は画面サイズが7インチですので、「iPhone 11 Pro Max」と比べると、「iPhone 11 Pro Max」が6.5インチなのでそれほど変わらないんですね。(ちなみに、「iPhone 11」は6.1インチ)
こちらの「Fire HD 10 キッズモデル」は画面サイズが10.1インチと大きく、「Fire 7 タブレット キッズモデル」と比べて、メモリは2倍、バッテリーは5時間長い最大12時間もつ、と、かなり使いやすくなっています。
値段は倍近く変わってしまいますが、こちらもおすすめです。

 

まとめ

といったわけで、「青空文庫」「Prime Reading」「Kindle Unlimited」をご紹介しました。
他にもいろいろな無料体験期間ありの読み放題サービスはあるのですが、その多くが雑誌と漫画がメインで、あまり子供の成長にお勧めできるものではありません。
個人的にイチオシなのが「青空文庫」と「Kindle Unlimited」です。
青空文庫に掲載されているのは50年以上昔の作品のため、子供には少し読みにくい文体のものもありますが、何十年も読み続けられる不朽の名作がたくさんあり本当に素晴らしいサービスだと思います。
また、「Kindle Unlimited」は小説だけでなく、ドリルなど子供が楽しく知識を得られる本が多いのがすごく良いなぁと思います。

休校でずっと家にいて子供も色々思うところがあるとは思いますが、この時間を無駄にしないように少しでも読書に取り組んでみてはいかがでしょうか。