半沢直樹

『半沢直樹』第1シーズン(前回)の最終回がどう終わったのかざっくりご説明します!

『半沢直樹』第1シーズン(前回)の最終回がどう終わったのかをざっくりご説明します!

とうとうあの大人気ドラマ「半沢直樹」の第2シーズンが始まります!
最終話の視聴率が42%という驚異的な高視聴率を叩き出したのを覚えていらっしゃる方もいるんじゃないでしょうか。
半沢直樹の時間には街から人が消えるとまで言われていましたからね。

ところで、半沢直樹の第1シーズンがどのように終わったのか覚えていらっしゃいますか?
「大和田常務(香川照之)の土下座のシーンはよく覚えているけど、話の内容は覚えていない」なんてかたも結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
そんな方のために、半沢直樹の最終回がどのように終わったのかざっくりまとめましたのでご紹介します。

超ざっくり「半沢直樹」第1シーズンの最終回をご説明

半沢直樹(堺雅人)が大和田常務(香川照之)の不正を暴き、大和田常務に土下座させた。
その後、大和田は常務から取締役に降格、半沢は「東京セントラル証券」に出向を命じられた。

もう少し詳しく「半沢直樹」第1シーズンの最終回をご説明

大和田常務は不正を部下である岸川部長に行わせていた。
その不正とは経営難の大和田の妻の会社に融資をすることだった。
役員会で半沢直樹にそのことを追求された大和田は、「不正などない」と否定するが、実行犯である岸川部長に「不正は事実だ」と暴露され、半沢に土下座するのだった。

後日、頭取に呼ばれた大和田は常務を解任され取締役に降格された。
そして同じく頭取に呼ばれた半沢直樹は「東京セントラル証券」へ出向を命じられたのだった。

さらに詳しく「半沢直樹」第1シーズンの最終回をご説明

大和田常務は部下であった岸川部長に不正を行わせていた。
岸川部長は娘が金融庁の黒崎と結婚する予定であった。銀行を監督するはずの金融庁の人間と銀行の身内が結婚するのは、ある種タブーであったのだ。大和田はこの情報を得たことにより、この弱みをつき、岸川を意のままに操っていたのだ。
大和田が岸川に命じていた不正というのは、大和田の妻が経営する「ラフィット」という会社に融資することであった。「ラフィット」は経営難に陥っており、銀行だけでなくマチ金からもお金を借りて、これをさらに返済に回すような自転車操業であったのだ。大和田はなんとか「ラフィット」に融資を行いたかったが、直接の融資ができなかったため、東京中央銀行(半沢たちの銀行)→タミヤ電機→ラフィットと迂回融資を行っていたのだ。

大和田の不正を知った半沢はこれを取締役会で報告する予定であったが、証拠がないため困っていた。
そんなとき、半沢の妻が、銀行員の妻が集まる「奥様会」で「岸川部長の娘と金融庁の黒崎が結婚する」という情報を岸川の妻から入手したのだ。
これを知った半沢直樹は、岸川部長に取締役会で「不正を行ったこと」を証言するように迫った。

そして迎えた取締役会。
各部部長、取締役、そして頭取がいる場で大和田の不正を報告する半沢直樹。
大和田は「たまたま融資のタイミングが重なっただけだ。不正などしていない」と弁明し、不正の有無が有耶無耶になりそうになったが、実行役だった岸川が「不正は事実だ」と暴露し、大和田は逃げ場がなくなった。

不正を行っていたことが確実になり、これですべてが終わったかと思われたが、半沢は大和田を許さず土下座することを求めた。
半沢が学生の頃、半沢の父親が経営する会社と取引していた銀行の担当が大和田であった。大和田は、半沢の父が経営に苦しんでいたときに貸し剥がしを行い、父がいくら土下座して頼んでも大和田はそれを聞き入れることはなかった。それが原因で会社はダメになり父親は自殺してしまったのだ。
半沢はこのときの恨みがあり、大和田に土下座させることにこだわったのだ。

自分より若く役職が下の半沢に土下座することをためらう大和田であったが、半沢の気迫に負け土下座するのだった。

後日。
大和田は頭取に呼ばれる。
大和田は自分が出向するものと思っていたが、頭取から言い渡された辞令は「常務を解任。取締役への降格」であった。
本来であれば解雇されてもおかしくない不祥事ではあるが、頭取はそんな大和田へあえて温情ある措置をとることにより恩を売り、銀行内の派閥争いを終わらせようとしたのだ。

そして頭取に呼ばれる半沢直樹。
過去にいくつもの銀行に降りかかる困難を乗り越え、社内の不祥事も暴いた半沢直樹。
本人も、周囲の人間も、当然昇格を期待するが、半沢にくだされた辞令は「営業企画部部長職として東京セントラル証券に出向」であった。

なぜ半沢は出向になったのか―。
謎を残して半沢直樹第1シリーズは終わったのであった。

まとめ

というわけで半沢直樹の最終回をざっくりご説明しました。
この最終回のポイントになるのが、「なぜ功績を上げた半沢直樹が出向になったのか」です。
この謎は第2シーズンで明かされることになると思いますが、原作を未読だった私は、「なんだこの終わり方は…」と衝撃を受けたものです。

そしてとうとう第2シーズンが始まりますね。
近年の日曜劇場は本当にクオリティが高くハズレがないですから、今回の半沢直樹も本当に期待しちゃいますね。