『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』最終回で判明・水島歩(=カメラマンの篠田)の真実とは!?井沢範人(沢村一樹)の妻と娘を殺した犯人は宇佐美ではなくカメラマン篠田(高杉真宙)だった!!
井沢の事件の真相が判明!犯人は篠田だった!!
篠田の運命やいかに! https://t.co/kRa0WyOAq6
— 公式・月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 (@zettai_0_mihan) March 16, 2020
とうとう最終回が終わりました『絶対零度2020』!
前作(2018年夏ドラマ)からの謎がここへ来て解決しました。
前作ではミハンのリーダー井沢範人(沢村一樹)は妻と娘を刺殺され、その犯人を追っていました。相手を殺したい境地にまで追い込まれ、その間で揺れ続けながらミハンの仕事(犯罪を未然に防ぐこと)に向き合っていました。
そしてその実行犯は宇佐美という男だと判明していました。
宇佐美は、警視庁次長である町田博隆に雇われている殺しの実行犯だった。
そこでまずは前作のミハンテストケース0号についての説明が必要なのですが、長くなるので、前作際に作った記事を載せておきます。参考に覗いてみて頂けたらと思います。

この誤認射撃(冤罪事件)が起こり、ミハンは存続の窮地に陥った。
そこで隠蔽という道を選び、指示したのが2020年版の初期(第1話)に殺されてしまった警視庁次長の町田だった。
町田はミハンの法制化などどうでも良くて、自分の出世しか頭にない人物だった。
また、ミハンを強い気持ちで実用化させたい藤堂定春(伊藤淳史)も(町田自身は出世のためとはいえ)、町田の力のある援護が欲しかった。
こうしてミハンテストケース0号は隠蔽され、この冤罪の真実を知ってしまった井沢の妻は命を狙われてしまうこととなった。
冤罪を起こしてしまったミハンテストケース0号を担当した桜木泉(上戸彩)のバディ・赤川は井沢の妻の同期で、元監察官だった。
自分の犯してしまった罪を赤川は井沢の妻に相談。
この真相を知ってしまった人物として娘とともに始末されてしまうのでした。
そしてその犯人が宇佐美であるとされていたのが、町田に雇われた宇佐美洋介でした。
2018年シリーズでは宇佐美を捕まえ、復讐を果たすという物語でした。
2020年版では町田の指示であったことも判明していましたし、宇佐美は刑務所にいました。だれもがここが覆るとは思いもよらなかったではないでしょうか。
しかし、今回判明したのは宇佐美は殺人を犯していなかったという事実でした。
町田の指示のもと井沢宅に押し入った宇佐美でしたが、そこにはすでに妻と娘の遺体が。
先客がいたのだった。
これがだれだったのかが判明したのが今回(2020年版)の最終回でした。
\最終回まであと1日💓/
明日でついに最終回を迎える「#絶対零度」キャストの皆さまの撮了写真をどんどん公開していきます❣️📸井沢康子役・ #田山由起 さんと井沢希役・ #牧野羽咲 さん
井沢家のシーンはいつも和気あいあい!二人とも井沢さんのこと天国で見守っててね👼#次は誰の写真でしょう? pic.twitter.com/znc4A5GoZc— 公式・月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 (@zettai_0_mihan) March 15, 2020
最終回で告白したのはフリーカメラマンの篠田浩輝(高杉真宙)でした。
篠田にはある過去がありました。
26年前に起きた映画館で神経ガスが撒かれたある男の心中テロ事件。
その犯人は篠田(かつての水島歩)の父であり、法務省の官僚・香坂朱里(水野美紀)の実父だった。父は電話で朱里のことも映画館に来るよう呼び出していたし、ガスを撒いたときも息子(歩)の手を強く握っていた。
自分の子供をも巻き込んで、一般市民も複数人死傷する心中無差別テロ事件を図ったのだった。
ミハンのハッカー・加賀美聡介(柄本明)に助けられ、一命を取りとめた歩は、児童養護施設へと送られる。その後も交流を続けた加賀美は「ミハン」というシステムを作っている旨を中学生くらいに成長した歩に話して聞かせる。
するとそののち、歩はそのデータを盗み、ミハンという使命をいいことに闇のお仕置き人を実行。悪人たちを一人で裁き続けていた。
なによりも犯罪を憎んでいた歩だったが、すべては自分のせいだと加賀美は歩を探し出し、闇に葬るつもりでミハンにやってきていた。
その後も歩は悪人たちをお仕置きしては協力者を得ながら、力をつけていった。
かつて命を救われた法務官僚の北見(上杉柊平)も歩に恩を感じ、協力者となっていた。
そして警察官をも仲間にしたり、町田の側近だった人物なども協力者となり、歩はミハンの法制化を目指し、動いていた。
そして町田の側近から聞いて知ったのがミハンテストケース0号の誤射による冤罪事件。
赤川が真実を話せばミハンが世に出ることはないだろう。
このままではミハンの法制化が危ぶまれてしまう。
焦った歩は指示を受けた宇佐美よりも前に、井沢の妻を消すことに動いていた。
歩は宇佐美と同じ児童養護施設にいた。
そのことから宇佐美と水島歩の関係性に気付いた井沢範人。
宇佐美は殺人犯の子供だと歩をいじめていた少年だったが、児童施設の子どもたちが性的虐待を受けていた相手を歩が殺したことで、歩に恩を感じてもいた。
宇佐美が井沢の妻と娘を殺した事実について口を割ることはなかったのはこのためだった。
命を救われた人間はみんな水島歩の協力者となってしまうのだった。
こうして水島歩の事実を知ったミハンたち。
加賀美による顔認証で水島歩はフリーカメラマンの篠田浩輝(高杉真宙)だったことも判明。名前も変え、整形もしていた篠田はミハンである小田切唯(本田翼)をも利用していた。真実を知ったミハンたちの闘いが最終回でした。
井沢との直接対決は歩の原点となったあの映画館だった。
篠田の願いとは?
篠田浩輝の願いはミハンで働く皆と同じものだった。
犯罪をこの世からなくしたい、すべてはその想いだった。
加賀美のこのデータのおかげで生きる意味を見出した篠田だった。
しかし闇側に暴走する形となった責任を加賀美は感じていた。
ミハンがなくなっちゃう。
ミハンが法制化してもらわないと困る。
眼球を見開き、血走った目で篠田は言った。だから殺した、と。
井沢の妻と、そばにいた娘を刺した。
井沢と同じ思いだったはずなのに失われた命。歪んでしまった正義。
前回で篠田は協力者だったハッカー諏訪に刺されており、治療中の身だった。
そこを抜け出してきた篠田の腹からは血が滲んでいる。
やがて倒れ込み、駆けつけた加賀美に抱かれ、力尽きた。
*************
最後の告白ですべての罪が篠田によるものだったということが判明しました。
自分の出世しか頭になく、ミハンに全く興味のない警視庁次長の町田の殺害も。
サトエリ社長の殺害も。
またもや一線を越えそうになった井沢でしたが、またもや思い留まりました。
何回こんな辛い壁を超えないといけないのだろう。
君は僕だ。僕が君だったかもしれない。僕は君を許す。
こんな辛い言葉を、言える井沢は本当に強い。
このドラマは辛くて辛くて見ていられませんでした。
井沢のおうちでのシーンは本当に辛くて、見るのが嫌だった(笑)。
これで井沢の真実については一段落ということで、もしまた続編があるのなら次からは純粋に1話完結式の刑事ドラマが見られるってことでいいですか?疲れちゃうので、それで十分ですよ(笑)。