『ゆうちょpay』はポイントが付く?キャッシュレス消費者還元はどのように還元される?
中国での「wechat pay(ウィチャットペイ)」や「Alipay(アリペイ)」の普及を受けて、日本でもQRコード決済がにわかに盛り上がっています。
ソフトバンクグループが展開する「paypay」を始めとして、まさに雨後の筍のように色々なサービスが乱立し、どこがQRコードで一番のシェアを獲得するのか、「QRコード決済戦国時代」の様相を呈しています。
QRコード決済では比較的新しいサービスとして、ゆうちょ銀行が展開する「ゆうちょpay」があります。
他のQRコード決済が、予め金額をチャージしておく必要があったり、クレジットカードで紐付けておく必要がある中、ゆうちょpayは「ゆうちょpayを使うとゆうちょの口座から即座に引き落とす」というデビッドカードのような動きをすることが特徴です。
デビッドカードは主に「クレジットカードだと使いすぎちゃいそうで心配」という人に使われることが多いですが、ゆうちょpayも同じような人を狙ったサービスだと言え、これが最大のゆうちょpayの売りと言えそうです。
ですが、これだけだと他のQRコード決済に比べて優位性が無いような気がします…。
少しでもゆうちょpayに優位性が無いか比較するため、「ゆうちょpayにポイントが付くのか」、「キャッシュレス消費者還元事業ではどのように還元されるのか」をご紹介します。
ゆうちょpayはポイントが付く?
他のQRコード決済ですと、ポイントが付く場合がありますが、ゆうちょpayはポイントが付くのでしょうか。
結果から言いますと、ゆうちょpayには「ポイント」という概念がないため、ポイントは付きません!
「じゃあ、ゆうちょpayにはどんなメリットがあるのか」と言われると、正直何がメリットなのか私には分かりません。paypayのようなリリース時の20%還元も無いですし…。
強いて言えば、現金よりは会計が早い可能性があることと、デビットのように使えるので預金残高以上の使いすぎが無いことでしょうか…。
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キャッシュレス消費者還元事業ではどのように還元される?
では、現在行われているキャッシュレス消費者還元事業ではどのように還元されるのでしょうか。
ゆうちょpayのこちらのページにキャッシュレス消費者還元事業での還元方法が記載されているのですが、これがちょっと混乱を呼ぶ書き方なんですよね。
このページには
制度期間中、対象店舗で、ゆうちょ銀行がご提供している各種キャッシュレス決済サービス(ゆうちょPay等)を使って代金を支払うとポイント還元を受けることができます。
と記載されています。
ですが、ゆうちょpayにはポイント制度がないんですよね。
ポイント制度が無いのにポイント還元とはなんじゃい?という感じですよね。
でも、この更に下を見ていくと、どのように還元されるのかが記載されています。
それが、
取引の翌月末までに、対象店舗でお取引いただいた決済金額の最大5%を、お客さまの口座に入金いたします。
です。
つまり、キャッシュレス消費者還元事業に登録されている店舗でゆうちょpayを使うと、最大5%分の金額を口座に入れてくれる、というわけです。
他の決済方法だとポイント還元が多い中、現金で還元してくれるというのは、ゆうちょpayを使う大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
まとめ
というわけで、今回の内容をまとめると。
- ゆうちょpayにはポイント制度は無い
- ゆうちょpayをキャッシュレス消費者還元事業に登録されたお店で使うと口座にお金が還ってくる
ということでした。
キャッシュレス消費者還元事業でお金が還ってくるのはうれしいですね。ポイントだと使用方法が限られてますが、現金は何にでも使えますからね。
ゆうちょに口座を持っている方は試しに使ってみてはいかがでしょうか。