『絶対零度~未然犯罪潜入捜査』第4シリーズ・ミハンの指揮官だった東堂が出てこないのはどうして?今どこにいる??第3シリーズにはいたよね?
伊藤淳史がいない?前は出てたよね?今はいない?なぜ??

2018年の7月期の月9ドラマ『絶対零度』を覚えているでしょうか。
その続編として2020年1月期の新月9ドラマとして『絶対零度』第4弾が帰ってくることが決定致しました!沢村一樹さん、本田翼さん、横山裕さんが再び登場します。
しかし、2020年版には伊藤淳史さんの名前がありません!
そもそも犯罪を未然に防ぐためのこのシステム、AIによる「ミハンシステム」は伊藤淳史さん演じる東堂定春の強い思いから立ち上がったチームでした。
どうして第4シリースの最新版にはいないのか!?
気になりましたよね?
いつも危険人物がはじき出されると東堂に呼び付けれられて、ミハンは任務に向かう、という流れでした。どうしてその指揮官がいないのか?
忘れてしまったことも多いと思うので、2018年版を少しおさらいしてみようと思いました。
『絶対零度』はこれまで第3シリーズまで制作されており、1・2は上戸彩さん演じる女刑事「桜木泉」の成長物語でした。2018年版の第3シリーズから主人公が沢村一樹さん演じる「井沢範人」に代わりました。
第3シリーズは桜木泉が自分を死んだことにしてまで追いたい事件があり、またその事件は井沢の悲惨な過去にも関わってくるものであり、1話完結で「ミハンシステム」を使い、未然に犯罪を防ぎつつ、その核となる事件の真実に近づいていくというドラマでした。
自分は上戸彩さんのシリーズ1・2は見てこなかったので、本当の本当のところまで真実を深くは知っていないのかもしれませんが、シリーズ3を見てきた感じで、「現在、ミハンに東堂定春がいない理由」についてを載せてみたいと思います。
2020年版『絶対零度』に東堂さん(伊藤淳史)がいないのはなぜ??辞めちゃったの??生きてる??無差別殺傷事件で深いトラウマを負った東堂はいま?
伊藤淳史、『絶対零度』に再登場前作では逮捕「まさか出られるとは」 | ORICON NEWS https://t.co/KizHsQg411
— 公式・月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 (@zettai_0_mihan) January 26, 2020
2018年版では東堂定春(伊藤淳史)のトラウマとなる事件が明らかにされました。
それが幼い頃に父と遭遇した無差別な通り魔事件でした。
その名も「練馬台無差別殺傷事件」。
ちなみに、その事件の詳細はこちらで2018年放送時にまとめています。

この事件で東堂は父を失い、のちのミハンの仲間となる当時から刑事だった平田満を知る。
東堂は、このような事件を再び起こさせてはならないと事件を未然に防ぐことが自分の使命だと尽力します。こうして立ち上がったのがAIによる「ミハンシステム」。
こうして念願の自分のチームを立ち上げ、同じような思いを抱える仲間たちを呼び集めた東堂は、チームを始動させます。
そして亡くなったと発表されていたはずの女刑事・桜木泉(上戸彩)が目の前に現れた。
その理由はなぜか。
桜木の当時のバディだった刑事・赤川を死に追いやった人物は他ならぬ警察内部の者。
それはなんと東堂定春だと、桜木は言った。
そもそも一番最初にミハンメンバーとして東堂に集められていたのは桜木と赤川だった。
それがミハンテストケース0号と呼ばれる事件。
詳細については2018年放送当時、こちらでまとめています。

この事件で一般人を誤認射殺してしまった刑事・赤川は「ミハンによる自分のミス」を正直に世間に告白しようとした。しかしミハンの法制化を急ぐ東堂は、ミハンのミスを公表したくはなかった。そこで上司であった警視庁次長の町田博隆(中村育二)に報告。
ミハンという新しい分野が認められ、自分の長官への昇進も狙っていた町田はこれを隠蔽することを指示。赤川を事故に見せかけ、他人を使い殺させた。
それを許せなかった桜木の思いも通じ、井沢たちは東堂と町田の罪を知る。
東堂はわかっていた。
この正義が間違っているということも分かっていた。
しかし多くの命の安全を守るため、多少の犠牲は仕方ないとも思い、この過去を飲み込んできた。しかしどこまでも容赦ない町田からは桜木を守りたかった。
だからミハンチームにわざとこの事件を追わせた。
こうして、2018年版『絶対零度』最終回のラストシーン。
東堂は留置所にいました。
井沢との面会シーンで終わります。
「あんた死ぬ気でしょ」
井沢は言い当てます。
でもね、あなたには見届ける義務がある。もうあとには戻れない。
最後まで見届けろ、と。
そしてその最中、骨伝導で連絡を受けると「またミハンが危険人物をはじき出しました」、と井沢は東堂に告げ、次の任務へと向かう。
というラストでした。
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ミハンは通り魔事件の被害者として囚われて生きてきた東堂の強い思いから立ち上がった部署でした。
自分のような人間をもうひとりも出したくない。
警察はいつも事件が起きてからしか動かない。
そんな警察を変えるため、自分が選んだ正義の道だった。
しかし冷酷非道な上司による暴走、そして葛藤。
いつか必ず多くの人を救うこのシステムは止めてはいけない、とも信じている。
しかしこの隠蔽をなかった事にもできない。
その葛藤で生き続ける東堂でした。
そしてその罪が明らかとなり、ミハンのメンバーたちとともに正義を語る資格などないと改めて落胆。生きる意味、資格すらも失っていってしまいました。
自ら命を断つ。
井沢に指摘されなければ、きっとその道を東堂は難なく辿っていっていたでしょう。
しかし井沢に指摘され、見届けろと喝を入れられ、涙が溢れた。
その後の東堂については2018年版では映ることはありませんでした。
しかし、井沢が言うには、隠蔽したのはあくまで町田だし、赤川を殺したのも町田の指示を受けた宇佐美という男。つまり東堂は実行犯でもなく、主謀犯もない。知っていて黙っていただけなのでそんなに長くにはならないでしょう、と井沢。
つまり、もうそろそろ出てきている可能性もありますよね。
もう自由に身動き取れている可能性は高い。
今現在2020年版のキャスト陣には伊藤淳史さんの名前を確認できませんが、これから登場する可能性は大いにあります。生まれ変わった東堂を見てみたいものです。
再びミハンにその姿を見せてくれるその日を楽しみに待ちたいと思います!!
追記:
なんと『絶対零度2020』第5話に登場することが判明しました!!
現在は刑期を終え、医療関係の機密情報や個人情報をもとに研究を行う民間のラボに在籍しているという東堂さんです。ミハンを手伝うのかな?楽しみですね!!
第5話に注目していきましょう!!