同期のサクラ

『同期のサクラ』月村百合(橋本愛)の子供の父親はだれだった??未婚の母??結婚してる??相手は??【ネタバレ】

『同期のサクラ』第8話ネタバレ・同期の百合(橋本愛)が抱いている赤ちゃんの父親はだれ??結婚してる??夫は同期の仲間??

百合の赤ちゃんの父親が判明!!百合は未婚だった!?

『同期のサクラ』第8話ではいろいろな事実が判明しました。
ここで第1話から気になっていた同期の百合(橋本愛)の結婚の真相がわかりましたので、改めて載せてみたいと思います。
第1話冒頭の2019年現在、百合は赤ちゃんを抱っこしていました。
旦那さんについては特に説明がなく、指輪もなく、どうなっているのか気になっていました。それどころか話が進むに連れ、百合は同期のイケメン・木島葵(新田真剣佑)が好き?というフラグが。その気持を消化できたのか?新しい人を選んだのか??2019年現在の最新シーンでも葵は指輪をしていませんし、同期の他の仲間も百合の結婚や夫に関しての話には触れないし、どういうことなのかな、とドキドキしていました。
さて、第8話で判明した真実はどんなものだったでしょうか。

『同期のサクラ』第8話は??

第8話では2018年1月のお話し。
サクラが会社に来なくなってもう1年ほどが過ぎようとしていた頃でした。
夢もじいちゃんも失ったサクラはすっかり鬱っぽくなり、やる気も、生きる気力も見いだせず引きこもる毎日でした。
サクラのクビがそろそろヤバいと、同期の仲間たちはあの手この手でサクラを元気づけます。しかしサクラは突然泣き出して止まらなくなったり、笑うことではないところで笑いが止まらなくなったり、感情がバラバラ状態。
予想以上に弱っているサクラを目にし、なすすべなし。
そして葵はサクラを元気づけるため、プロポーズを決行したのです。
その内容はこちら!!

葵まっけんゆうのプロポーズ内容はこちら!!

入社した当時は我が道を行きすぎるサクラを敬遠していた葵。
昔の話から、葵はサクラとの未来を語り始めます。

あのときはお前みたいやつとは一生わかり合えないと思ったけど、今は、お前と一生離れたくない、って思う。
なぁ、サクラ、俺と結婚しないか。
今は働く気にならないなら、無理に会社に行かなくていい。
お前一人くらい、俺、養えるし。
サクラはきっと、いい奥さんにも、いいお母さんにもなると思うからさ。

しかし、ここでサクラに大爆笑され、葵のプロポーズ大作戦は大失敗に終わるのでした。
しょぼん…。
そしてその後、落ち込んだ同期たちの集まり会が終わったあとの帰路で…。

百合の赤ちゃん「夢ちゃん」の父親はこの人だった!!

それぞれが撃沈し、集まった同期たちとの席。
思った以上に沈む、別人のようなサクラに動揺、落胆する4人たち。
自分たちの無力さにも苛まれ、それぞれの帰路のなか、百合と葵は帰り道を歩いていました。
別れ際、百合に大丈夫か、と声をかける葵。
そっちこそサクラにフラれて大丈夫?と百合。

「バットを一回も振らないうちにゲームセットって感じだったな~」、と葵。

私は自分のいる世界が変わっちゃったな~って感じがする。この世で一番信頼できて、ずっとそばにいると思ってたサクラが世界で一番遠くに行っちゃった。
私に初めて出来た親友なのに…、そう言って泣き出す百合。

そんな百合を見て葵は百合を抱きしめる。

「あんたって、こんなに暖かかったんだ…」

そう言う百合にキスしようとする葵だったが、百合はそれを交わす。
「ごめん…。」
しかし顔を隠したまま、百合はもう一度強く葵に抱きついた。

**************


その後、2019年、百合の出産シーンが映り、百合の赤ちゃんの父親が葵だったことが、百合の口から判明するのでした。

百合は葵のサクラへの本気のプロポーズが笑われて撃沈したことを知って尚、この道を選びました。その当日に、葵は百合と…。そんな展開に!?
葵も百合にすがりたくなったのかな??

2019年現在も葵の気持ちがまだサクラにあることを知っている百合は、自分の妊娠のことも告げず、一人で出産したのです。
出産後、かけつけた葵は百合にプロポーズします。

「考えたんだけどさ、「夢」ってどうかな、名前。」

「珍しく気があった。私も同じこと考えてた。」

「結婚しよう。百合。幸せにするから。」

しかし百合はこれを拒否。
「やめとく。」
「なんで?」
「だって相談もせずに生んだのは私だし、それにあんたは今でもサクラが忘れられないでしょ?」
葵はそれに返事することが出来ませんでした。

プロポーズするときも葵は俯いていたし、ふたりとも目を合わせるような事もしないし、幸せいっぱいのシーンではなく、何処かバツの悪そうな空気のプロポーズでした。
こうして結婚をしない道を選んだ、シングルマザー月村百合なのでした。

菊夫(竜星涼)は仕事も辞めてボランティア団体に入り、頑張っていたけど、サクラのことは諦めついたのかなぁ??思った以上に葵がサクラにマジだなって印象でしたね。
もっとチャラいと思ったら(笑)、何気に一途だった~!!!
でもそれ以上に百合へのサクラへの思いが大きいんだなぁって驚きますね。
普通だったらかなり辛い立場なんですけどねぇ。
サクラが大事すぎてそんなことも目を潰れちゃうんだなぁ、というか、すごい、百合!!

追記:

最終回!葵から二度目のプロポーズの内容はこちら!!


最終回では再び葵から百合へのプロポーズがありました。

百合はたった一人でまだ幼い赤ちゃん「夢」を育てながら、起業を目指す日々で、ほぼ育児ノイローゼ状態でした。言葉もしゃべれない夢ちゃんの泣き声に精神が限界ギリギリ。
そんな百合を見かねた葵は何も出来ない自分、また目の前で、黒川(椎名桔平)に操られていくサクラをどうしてあげることも出来ない自分のふがいなさ、無力さを感じながら、涙を落としました。
泣きじゃくる赤ちゃんをゆっくりと、慣れない手付きで抱き上げる。
何も出来ないかもしれない自分だけど、この小さな存在を守りたい。
将来、幸せになれるように。
やがて、夢は泣き止み、葵に笑顔も見せるように。

「なぁ、百合
俺、この子のそばにいちゃダメかな?
この子を幸せにしたいよ
お前も幸せにしたい…
いいかな?」

涙が溢れる百合でした。

**************

まだ喋れない赤ちゃんをお世話するのって、本当に余裕がないと無理なんですよね。
痛いほど分かるなぁ、と思って見ていました。
時間に「余裕」があれば耐えられます。
お金に「余裕」があれば耐えられます。
心に「余裕」があれば耐えられます。
でも、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、あっちも確認しなきゃ。
なにか一つでも頭の中にやらなければいけないことがあると、もう辛い。
赤ちゃんの泣き声が自分を責めてるみたいに聞こえるし、苛立ちさえ覚える。
やりたいことがある人はその存在すら足枷なんじゃないかと思えてくる。
でも怒りを向けられないから自分の中に落とし込むしか無くて、自分をどんどん追い込む。
じゃあその、ほんの少しでも良いから「余裕」をどうしたら作れるのか?
それが配偶者、パートナーの存在なのだと自分は思います。

だからあのとき、葵が(子守なんてやったことないし)出来ない、泣き止まないってわかってたけど、抱き上げてくれることで、百合はきっととても救われました。
自分(百合)から離させて、自分の赤ちゃんを客観的に見せてくれることで、肩の力がスーっと抜けたり、冷静になれたりするんです。
そんな一瞬をくれるのはやっぱり配偶者、パートナーしかいません。
そしてそんな些細な一瞬、一瞬が「余裕」をきっと生み出していってくれるのです。
自分がピンチになったら、配偶者が隣にいてくれる、ほんの些細な、たったそれだけで、常に自分ひとりの身に責任が重くのしかかっていた母親から「余裕」が生まれたりするのです。だから生命の誕生には一人ではなく、「二人」が必要なんです。
具体的になにをってことでなくてもいい、愚痴を聞いてあげたり、お風呂にいれてあげたり、おむつを変えてあげるでも良い、一緒に昼寝をするでもいい、ただ隣にいてくれるだけでどれだけ心強いか。
『同期のサクラ』のテーマともなった「仲間がいる」という話にも繋がりますね。
一人では誰だって無理なんですよね。一人じゃ誰だって視野も狭くなるし、余裕もなくなる。信じ合える絆を作れたら、それはもう力や財産になる。そんなことを思えたドラマでした。いいです、ひじょ~~~に良いドラマでした!!