2019年10月期

『時効警察はじめました』脚本家をご紹介!全シリーズも脚本家すべてまとめました!

時効警察はじめました(2019)』が連ドラ復活!!第1シリーズ・帰ってきた第2シリーズとともに各回の脚本担当をまとめてみました!監督・脚本は三木聡さん!!でも脚本家が毎回違っていた??ひと目で分かる脚本家一覧はここだ!!

12年の時を経て『時効警察』が復活!ドラマの脚本家はだれ??

2006年に放送された『時効警察』。
2007年にシリーズ2として『帰ってきた時効警察』が放送。
そして今年、2019年に約12年の時を経て帰ってまいりました『時効警察はじめました』!
時効制度が廃止されたという昨今、再びこの趣味を始めるとは、霧山ぽつねんとしてる!

『時効警察』とは総武警察署 時効管理課に所属していた霧山修一朗(オダギリジョー)が趣味を探している過程で思いつき、自分の趣味を「時効になった事件を趣味で捜査すること」にしちゃったがために起こるハートフルな?シュールな?ミステリーな?コメディ?ドラマのこと。
個性的で愛されキャラクターの仲間たちと難事件を解決していきます。
12年の時を経ても全員メンバーがそのまま戻ってきてくれました。
凄いことですよね!これは嬉しい!
インスタなどにお写真が続々と挙がっていますが、みんなで立っているだけで、まさか12年前のブランクがあるとは思えないほど、すでに濃密な世界観を感じます。

さて、そんな『時効警察』ですが、毎話毎話脚本家が違うというのも見どころでした。
若かりし自分的にはその頃はそういう手法?が新しい試みでかなり印象的でした。
そして今回も様々なジャンルの方々が集結し、脚本を担当されているそうです。
公式ホームページでも紹介がされていました。
ここで、過去シリーズから今回分も含め、どのお話をどんな脚本家さんが担当していたのか改めてまとめてみたいと思います!!

『時効警察』シリーズ・脚本家をご紹介!何話はだれが担当だった??

『時効警察』(2006年放送)
・第1話「時効の事件には、おいしいご飯の湯気が似合うと言っても過言では無いのだ!」脚本・監督:三木聡(みきさとし)


言わずとしれた総監督です。又来を演じるふせえりさんのご主人でもあります。
オダギリタッグ大好きです。金曜ナイトドラマ『熱海の捜査官』も面白かったですね。
放送されるたびに色々な予想、論争が繰り広げられました。
映画監督作品には『亀は意外と速く泳ぐ』(2005年)監督・脚本
『図鑑に載ってない虫』(2007年)監督・原作・脚本
『インスタント沼』(2009年)監督・脚本
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(2018年)監督・脚本、などなど多数。

・第2話「偶然も極まれば必然となると言っても過言ではないのだ!」脚本・監督:三木聡

毎回第1話と第2話、最終話を三木監督が担当し、「過言ではないのだ!」の台詞を使います。

・第3話「百万人に無視されても、一人振りむいてくれれば人はしあわせ…じゃない?」脚本・監督:岩松了(いわまつりょう)

『時効警察』には欠かせないこの方、時効管理課の熊本課長を演じる岩松了さん。
この方がいないと時効管理課のふにゃ~んとした空気感は作れません!!
他の映画作品には、『東京日和』(1998年)で脚本。
オダギリジョーさんと麻生久美子さんが出演した『たみおのしあわせ』(2008年)では監督を。
他にはテレビドラマでも『私立探偵 濱マイク』(2002年)で監督・脚本・出演も。

・第4話「犯人の575は崖の上」脚本・監督:園子温(そのしおん)

『時効警察』を三木聡監督と二分する園子温監督です。
園子温監督の作品は基本、攻めすぎて過激であんまり見られません(笑)。
映画『愛のむきだし』の満島ひかりさんは天使でしたね。
他には話題になった『ヒミズ』(2012年)ですね。
鑑識・諸沢さん(光石研)本気で嫌いになったわ!!

・第5話「キッスで殺せ! 死の接吻は甘かったかも?」脚本:高山直也・塚本連平 監督:塚本連平


塚本連平(つかもとれんぺい)さんはテレビドラマ演出家で映画監督。
過去の映画監督作品には『着信アリ2』(2005年)
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008年)
最近のものでは『今日も嫌がらせ弁当』(2019年)があります。
今回の最新作『時効警察はじめました』でも脚本担当として帰ってきてくれています。

・第6話「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」脚本・監督:園子温

・第7話「主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!」脚本:岩松了 監督:塚本連平

・第8話「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ・山田あかね 監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

インディーズレーベル「ナゴムレコード」主宰、劇団「ナイロン100℃」主宰されている演劇作家、脚本家、映画監督。奥様は女優の緒川たまきさん。
ツーショットを見つけたので嬉しくなって思わず貼ってしまいました。
ケラ氏と緒川たまきさん。ちなみに奥様も『時効警察』第3話に出演されていました。

・最終話「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」脚本・監督:三木聡

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『帰ってきた時効警察』(シリーズ2として2007年放送)
・第1話「嘘は真実を食べる怪物だと言っても過言では無いのだ!」脚本・監督:三木聡

・第2話「好きな理由よりも嫌いな理由の方がハッキリしてると言っても過言では無いのだ!」脚本・監督:三木聡

・第3話「えっ!?真犯人は霧山くん!?」脚本・監督:園子温

・第4話「催眠術は、推理小説にはタブーだと言っても過言ではないのに…」脚本・監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

・第5話「幽霊を見ても決して目をそらしてはいけないのだ」脚本:吉田玲子・
麻生学 監督:麻生学

・第6話「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」脚本・監督:園子温

・第7話「ごく普通の主婦がイノシシと間違えられるには、それなりの理由があったのだ!」脚本:山田あかね 監督:安見悟朗

・第8話「今回、三日月が大活躍する理由は深く探らない方がいいのだ!」脚本・監督:オダギリジョー

主演のオダギリジョーさんが脚本・監督を務めました。
自分(霧山)は怪我をして入院してしまうという設定で、メインは三日月という展開でした。いつもよりよりぶっ飛んでいて暴走している三日月の大活躍を描く物語になっていました。霧山に変わり、三日月が時効になった事件を解決していました!
ほくろが大きい人面白かった。いや、正確にはほくろが大きい人を紹介するテンション上がり過ぎな三日月が面白かった。振り切っていて良かったです。

・最終話「振り返らずに別れるか?最後にもう一度振り返って別れるか?それが問題だと言っても過言ではないのだ!」脚本・監督:三木聡

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そしてそして注目すべき『時効警察はじめました』での脚本を担当されるのは!!
勿論、脚本・監督の三木聡さんは言うまでもありませんね。
連ドラに先駆けて放送される復活を記念した2時間スペシャルでも脚本・監督をされています。
それでは三木聡監督以外のクリエイターの方々を紹介してみたいと思います。

・初の女性監督となる映画監督・大九明子(おおくあきこ)さん。


映画『勝手にふるえてろ』(2017年)脚本・監督
映画『美人が婚活してみたら』(2018年)監督
『時効警察はじめました』では脚本・監督を担当予定。
上記Twitterでは中央に映っています。

・映画監督・今泉力哉(いまいずみりきや)さん。


映画『愛がなんだ』(2019年)脚本・監督
映画『アイネクライネナハトムジーク』(2019年)監督
『時効警察はじめました』では監督を担当予定。
上記のTwitterでは三浦春馬さんの右後ろに映っています監督です。

福田雄一(ふくだゆういち)さん。

この方も言わずとしれた!!『勇者ヨシヒコ』シリーズ・『今日から俺は!!』(2018年)、映画『銀魂』シリーズでおなじみコメディの鬼才も参加予定。
初参加の『時効警察』では脚本を担当予定。
上記に貼りましたTwitterでは山田孝之さんと監督との笑顔ツーショット!

映像ディレクター・森ガキ侑大(もりがきゆきひろ)さん。

Short MovieやCM、MVなどを手掛けているクリエイター。
映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』では初監督に挑んだ。
今回『時効警察はじめました』では地上波ドラマの初監督に挑む。
上記に貼りましたTwitterでは鑑識・諸沢さんと(笑)。

・脚本家・田中眞一(たなかしんいち)さん。


過去の脚本担当作品には『みんな!エスパーだよ!』(2013年・2015年)
『執事 西園寺の名推理』(2018年)
『時効警察はじめました』でも脚本を担当予定。

・脚本家・小峯裕之(こみねひろゆき)さん。
過去の脚本担当作品には『家政夫のミタゾノ』(2016年・2018年)
『砂の器』(2019年)
『時効警察はじめました』でも脚本を担当予定。

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以上、簡単にですが、『時効警察』の脚本家をまとめてみました。
又来とおうちでどんな会話してるんだろう、三木聡監督、気になる(笑)。
『亀は意外と速く泳ぐ』も又来のまま出ていたなぁ、ふせえりさん!!
ふせえりさんもそうですが、三木ワールド見たあとに、普通のドラマで真面目な役で皆さんを見てもどこか物足りなくなってしまうんだよなぁ。もっと振り切ってほしくて期待してしまうんだよなぁ。熊本課長も真面目な役をやりつつも実は、腹の中では、そのシリアスなドラマをぶっ壊してしまうほどのぶっ飛んだ台詞を言いたいんじゃないかと(笑)。
そんな目で見てしまいます、強烈な世界観の三木ワールドです。
しかし長年の時を経ても好き度がまったく褪せない、自分たちのような大勢のファンたちがこうして楽しみにしている、この『時効警察』最新作を再び見ることができて本当に嬉しいです!!スペシャルドラマ、連ドラ併せて楽しみたいと思います!!