『ノーサイドゲーム』社長(西郷輝彦)の言葉「ハカ」とは!!ラガーマンたちの歌とダンスの儀式「ハカ」ってなに??どんな意味があるの??
「なぜ、彼らはあんな危険なことをするのでしょうか。」
ラグビーを間近で見た君嶋隼人(大泉洋)はトキワ自動車社長(西郷輝彦)にこう問います。
そして社長は語りだします。
キミは「ハカ」を知っているか?
ハカとはニュージランドのチームが試合前に自分たちを鼓舞するために行う儀式。
それはマオリ族に古くから伝わる儀式。
マオリ語で歌うその内容はこちら!
私は死ぬ。私は死ぬ。
私は生きる。私は生きる。
見よ、この勇気ある者を。
ここにいる男たちが再び太陽を輝かせる。
一歩上へ、さらにもう一歩上へ。
輝く太陽の中へ。
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確かにラグビーは危険なスポーツかもな。
もしかしたら死ぬかもしれない。
それでも。
自分たちを応援してくれる仲間がいる。
その人達のために、みな命懸けで戦うんだ。
いま、戦わなければならない。
そう思ったから戦うんだ。
どんな状況でも、諦めることなく戦うんだ。
きみはどうだ、そういう感情になったことはないか?
理由もなく、胸の奥から、熱い、得体の知れない使命感が込み上げて来るような。
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鼓舞ダンス、胸が熱くなりました。
古代的で、原始的で、時代が止まってるような雰囲気で。
ちょっと離れたらなにやってんの?って感じなんですけど。
でも、それでも。
だけどすごく胸に来ました。
また周りの歓声がまた鳥肌モノで、なんなんでしょうね、あの高ぶる感じ。
私はラグビーをまったく知らないで生きてきた人間でしたが、とても心を打たれました。
このセリフからの、第1話の雨の中の君嶋タックルシーンはまたぐっと来ました。
一生懸命生きてきたつもりだったけど、仲間のために、チームのために、自分は今まで死ぬ気になったことがなかったんじゃないかな、と自覚させられてしまうような。
(ラガーマン達を見て)自分はこんなふうには生きては来ていなかった、と思い知らされてしまうような。
あの命懸けタックルシーンから、妻の真紀(松たか子)にスーツ汚して怒られてしゅんとなってる君嶋の対比が面白かったですね。
天敵常務(上川隆也)にもグイグイ行く人が正座させられてしゅんとしてる表情!!(笑)
会社でのエリート社員と、ラグビー部での感じと、おうちでの立場の弱い?感じ、色々な場面で色々な表情をする君嶋、良いですね!!人間らしくて憎めないですね。
話が逸れましたが以上、「ハカ」紹介でした!!