ラジエーションハウス

『ラジエーションハウス特別編』野球少年の診断名は?肘ではなく耳??めまい??本当の病気は??【ネタバレ】

『ラジハ特別編』ネタバレ・肘の診察に来た高校球児・平山良平(前田旺志郎)の本当の診断名はなんだった??肘はただの打撲??本当は耳が原因??耳鳴り?難聴?めまいの原因は??

肘の診察に来た高校生・まえだまえだの本当の病気は脳にあった!!

『ラジエーションハウス』とっても長く引き伸ばした、回想シーンで無理やり2時間に引っ張った第12話(特別編)が放送されました。
五十嵐唯織(窪田正孝)はワシントンへ向かう飛行機の中で急患に遭遇。
甘春病院のみんなは高校球児の「視えない病」と戦ったお話でした。
でも、これ、やっぱり1時間で行けたよね??(笑)

さて、今回は甘春病院に診察にやってきた高校球児の平山良平(前田旺志郎)くんの診断結果を載せてみたいと思います。
球が直撃して肘を痛めたため、診察にやってきました。
肘の診断はいわゆる普通の打撲。
しかしオーダーを受け、写真を撮ったラジハのメンバー達は彼の違和感に気付きました。
ボーッとしているわけでもなく、時々質問の応答がないこと。
「もしかして耳が聞こえづらいんじゃないかな」
他にも健康そうなスポーツ少年が診察終わりにめまいのような立ちくらみのような症状を起こしていること。ほかになにか原因があるのではないか、ラジハのみんなは考えます。
「こんなとき、五十嵐だったらどうするか」みんなは放射線技師の仕事ではないのに、といいつつも、自分たちが最大限に出来るなにかを模索します。
そこで放射線科医である甘春杏(本田翼)や、肘の写真を見た整形外科医の辻村先生(鈴木伸之)とともに、彼の診断をすすめていくことに。
右耳だけの難聴、耳鳴り、めまいが起こる、と平山くんは言いました。
ちょうど野球もスランプだったし、耳鼻科では何もないと言われていたので、野球のストレスだったのかな、と心情を吐露しました。
しかし、杏はこれらの症状から再撮をオーダー。脳の写真を撮ることに。

脳の画像の読影を行った結果、出た平山くんの診断は!!

「良性の聴神経腫瘍」

右側の耳の近くに腫瘍が。
これが小脳を圧迫し、耳鳴りやめまい、体の倦怠感などの症状を引き起こしていた、とのこと。聴神経腫瘍は症状が突発性難聴ととても酷似していて、正確な診断が出るまで数年がかかることもあるといいます。その腫瘍を取り除く外科手術で治る、と判明致しました。

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以上、本当の診断名が分かってよかった!
若者は未来ですからね。
向かい合って話した人が「耳があんまり聞こえていないのかも」なんて考え、普通なら思いもよらないですが、医療関係者の人はすごいですね。そんな事も頭によぎりながらカルテを見ていたりするんですね。って気付いたのは技師長(遠藤憲一)だけだったけど(笑)。
辻村先生も広瀬裕乃(広瀬アリス)も言われてから気付いた感じだったけど。

飛行機バージョンで緊急着陸した途端、急患だったキャプテン(金田明夫)がものすごく落ち着いちゃったのはなぜ??なんかサチュレーション下がってる!とかかなりの大ピンチだったのに??血液サラサラ薬が効いたから??
変に穏やかなシーンであれ?って思いました。
あのあと落ち着いた状態で搬送されたのならそれはそれで良かったな、とは思いますが、やっぱり五十嵐唯織の薬のチョイスとか判断がすごかった、に尽きるのかもしれませんが。

なんだか仕事をみんなで共有し合うことって大事だし、良いなぁって思いました。
一人の患者をラジハのみんなで意見出し合ったり相談し合ったりして、患者を見送るときはみんなで送り出して。自分が患者だったら、関係ないはずの病院の人なのに、みんなで自分の背中を押してくれて、なんかいいですよね、嬉しいですよね。診察って怖いから。
家族にも怖くて言い出せなくて一人で病院にやって来る人もいますよね。
怖くて不安で、でも知識もないし、調べるしかない。でも本当のことを知るのも怖い。
本当のことを知った時、自分はどうなっちゃうんだろうって。
そんな時に前田旺志郎くんにしていたようにみんなで笑顔で盛り上げてくれて、送り出してくれたら。すごく嬉しいと思いました。いいチームだな、と。

日曜劇場の『陸王』とか『下町ロケット』とかでよくある、社員みんなが集まってきて、みんなで結果を見守るみたいなシーンありますよね。社員全員100人くらいがぞろぞろとパソコンの前に集まっていたり、結果を聞いて地面が割れるくらい歓声挙げて喜んだり。あれはあれで素敵なシーンなんですが、あれ見ている時に全員で行くなよ、せめて何人かは仕事しろよ、全ストップじゃん!って思ってみていたんですが(笑)。
ラジハはメンバーもそんなに多くはないからか、情報を共有し合うことって大事だなって肯定的に見ることが出来ました。

たいていやっぱり仕事には割り振りってあって、忙しいときは同僚ともそんなに話せず、流すように仕事をこなして、あれ?って思っても技師(自分)の仕事じゃないって言われればそれもそうなのかなって思っちゃいますよね。
みんなそうやっていっぱいいっぱいで日々仕事しているから、一人のことでみんなで立ち止まるってどうなのってついつい思っちゃいますが、でも一人の知恵では足りなくてもみんなの知識、情報を集めれば出来なかったことが出来るようになるんだ、って。そんなことを思いました。なかなか日々、難しいですけどね。
ラジハのメンバーだって気になる人がいたらってだけで、しょっちゅう止めてる訳ではないので(笑)。ドラマだからねって言っちゃえばそれまでなんですけど。
みんなで協力して一つのことを乗り越えていくっていいなぁって、純粋に想いました。

でも、第11話のラストで、五十嵐唯織をみんなで見送りに行く場面はあれはまずかったでしょ~、と思いました。いくら患者が減っているさなかだったとしても。全員は!!
辻村先生、杏ちゃん、鏑木先生、ラジハ全員が病院を抜け出してくるなんて!!!
大森医院長(和久井映見)は別にいいけど(笑)。
あれはダメだったでしょ~!!!
どれだけの距離だったのかもによるのかもしれないけど、タクシーで10分でも危険!!
あれはあれでマスコミに騒がれちゃう案件でしたよ、医師たちボイコット!!(笑)

ついつい小言が多くなりましたが、素敵なドラマでした!
回想回想で引き伸ばされた特別編も、エンディングのラジハノリノリダンスでごまかされちゃいましたね。ずるいな!!でもあの楽しそうな雰囲気見せられたら許しちゃうな~!!
あのエンディングのラストダンスをもう一度見たい方はこちらへ!

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