ラジエーションハウス

『ラジエーションハウス』骨折赤ちゃんの光くんの病名はなんだった??ケガ??虐待??【ネタバレ】

『ラジハ』第10話ネタバレ・嶋田茜(西原亜希)の息子・赤ちゃんの光くんの骨折の原因は??唯織(窪田正孝)たちの診断はこちら!!何の病気だった??

小さい命を救え!!ラジハメンバーの活躍により原因が判明!!1歳8か月の赤ちゃんの骨折の原因とは!!


『ラジハ』第10話では小さな赤ちゃんの患者さんが甘春病院にやってきます。
定期的に骨折を起こしていた1歳8か月の赤ちゃん・嶋田光(ひかり)くんでした。
母親の茜(西原亜希)は、自分のせいで子供が弱く育ってしまった、と感じていました。
もうすでに何回か骨折と診断されていたこともあり、過保護気味になっていた茜。
(また大怪我をすると困るので)外には出さず、家の中だけで遊ばせる毎日。
同じくらいの子はみんなもう立って歩いているのに移動の際は抱っこ紐。
帽子を深くかぶり、腕や足には日焼け対策をばっちり。
そんな移動の毎日と室内遊びで転ぶ程度なのに、ひどく泣き喚き出したと思えば、また骨折の診断。これと言って心当たりがない日常の中、続くこの診断に茜は自信を喪失していた。受診が続くひかりくんに、虐待の目すら向けるラジハの面々。

そして撮影した写真を見て、ひかりくんのO脚に目が留まる五十嵐唯織(窪田正孝)。
再度、嶋田親子を呼び出し、詳しく検査をしたいと申し出る。
「大腿骨を中心に見せてください」。
骨折の個所は鎖骨だったのに、大腿骨を調べると言われ、戸惑う茜。

そしてその大腿骨の写真を甘春杏(本田翼)と整形外科医の辻村先生(鈴木伸之)で読影したところ、病名が判明。
その名も「くる病」。
ビタミンDの欠乏や異常代謝によって、軟骨の成長がうまくいかず、骨が通常よりも柔らかくなってしまう病気です(劇中説明)。
場合によってはこのことが原因で、発育などに遅れが出てしまうこともあるという。
そこに唯織が付け足す。
「ひかりくんは卵アレルギーです。普段からビタミンDの摂取量が十分ではありません。それによって骨の成長が阻害され、O脚になっていたんです。」
それに、ビタミンDを体内で作り出すには適度に日に当たる必要がある。しかしケガを恐れて外に出さず、また紫外線を恐れてすべて肌をシャットアウトしていたことも原因の一つになってしまった。

くる病はビタミンDを徐々に摂取すれば改善していきます、とのことでした。

しかしみんながホッとしたのもつかの間、ひかりくんの呼吸が弱くなっていることに茜が気づき、再び緊急搬送されてくる。
心機能が低下している理由も分からず、戸惑う辻村先生たち。
くる病だけではこんなことは起こり得ないはず。
それを聞き、飛んでやってきた唯織。
ひかりくんの足に麻痺症状が出ていたことを伝えます。
「わずかに骨の石灰化、変形が見られます。もしかしたら神経芽腫を併発しているかもしれません。場合によっていつ呼吸障害が起きてもおかしくありません。すぐに検査をし、腫瘍の場所を突き止め、切除する必要があります。ほかの病院に搬送中に呼吸不全に陥ったら脳に重篤な障害が起こる危険性があります。体の小さい赤ちゃんです。一瞬でも呼吸が止まれば命が危険にさらされます!」

こうして周りの医師たちを説得し、自分たちがここで光くんの写真を撮ることになった唯織たち。すでに準備万端だったラジハのメンバー。ここ感動した!!!(笑)
「必ずいい写真を届けます」
こうしてひかりくんの胸腹部CTを撮るラジエーションハウス。
その写真を受け取った鏑木先生(浅野和之)。
脊椎の脇に石灰化と、骨を圧排する腫瘍が見られる。
そして降りた診断は唯織の見立て通りの「神経芽腫」。
腫瘍が脊髄に進展している可能性があり、このまま手術をするとマヒが残る恐れもあったが、鏑木先生の助言により、見事手術のめどが立ち、ひかりくんは治療を行えることに。
そして手術も無事成功となった。

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ということで、ひかりくんの病気はビタミンD欠乏の「くる病」、そして「神経芽腫」の併発、ということでした。
くる病って転んだだけで骨折しちゃうのですか?
ちょっと驚きですね。
しかし、太陽を浴びるとビタミンDが作られるというのは有名な話ではありましたよね。
昔は衛生観念も全然劣悪(言い過ぎ?)でしたけど、逆をいえば逞しかったのでしょうね。除菌だの殺菌だの、ここ最近著しく聞く言葉で、環境が奇麗に越したことはないでしょうが、体には良いも悪いも必要なこともあるのだなって気持ちにさせられました。
腸内環境だって善玉だけじゃダメだっていいますもんね。
でも実際は、ついつい誰でも我が子には過保護になってしまいがちで、このお母さんを責める気にはなれませんでした。母親だってまだ1年8か月ですもん。わからないことばかりで、光くんは喋れないし、母親は孤独で、本当につらかったと思いました。

しかしやっぱりその成長段階、成長段階で必要なことってあって、太陽を浴びて紫外線が、とも確かに言われますが、紫外線を恐れてビタミンDを不足させてしまう場合、太陽を浴びないリスクの方が怖いのですね。
私個人のことで言えば最近知ったのは、「牛乳」でしたね。
消化に悪いとか、牛乳は牛の赤ちゃんが飲むものだとか聞いていて、心配になって医療関係のかたに聞いたときに、やはり子供には牛乳というのはカルシウムだけじゃない栄養素もたくさん入っていて必要なものだ、摂るリスクより摂らないリスクの方がずっと心配です、とおっしゃってました。どちらも極端でなければ、ほどほどに体には必要なんだろうな、と思いました。それよりお母さんもお父さんもなにもなくて、突然1歳8か月のあかちゃんのひかりくんが「神経芽腫」になってしまう原因を知りたかった!!!
「くる病」であったビタミンD欠乏が関係しているのかとか??
そっちも気になりました。
知りたかった~~~~!!