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『たけしの家庭の医学』6/11 なかなか治らない腰痛の新原因とは!

『たけしの家庭の医学』6月11日放送 なかなか治らない腰痛の新原因とは!なかなか治らない腰痛。

実は原因がはっきりと分かっている腰痛は全体の15%ほどしかないそうです!
しかし、この今まで原因不明だった腰痛の新原因が明らかになりました。

この新原因の腰痛かどうかが次の3つの問診でわかります。

  1. 柱やたんすなどに足をぶつけるようになった
  2. 靴や靴下をはくのが遅くなった
  3. 以前より人にぶつかるなど人混みが苦手になった

この3つの問診に1つでも該当した方は、腰痛の新原因を持つ可能性があります。
また、現在腰痛がない方も将来腰痛を発症する危険性があるんです。

この腰痛の新原因かどうかは、次のテストでもわかります。それが、足踏み100回チェックです。
起点となる場所に立ちその場で100回足踏みをします。
ただ周りをみえないようアイマスクを着用する。また太ももはなるべく高く上げるのがポイント。
この、新原因の腰痛を持たない方は起点からほとんどずれませんが、新原因を持つ方は最初の起点から1メートル以上離れてしまうのです。

ではこの腰痛の新原因とはなんなのでしょうか?
それは、腰痛の新原因は「加齢による下半身の筋肉の衰え」なんです。

誰でも加齢に伴い全身の筋肉が衰えますが、中でも下半身の筋肉は筋肉が大きいぶん、上半身の筋肉よりも衰えるスピードが早いと言われています。
そこに腰痛の新原因が隠れているのです。

筋肉が衰えると、筋肉の中に含まれる体のバランスを保つセンサーも衰え始めます。
すると、まだ衰えていない上半身の筋肉がバランスを保とうと過剰に働くことになります。
この、「働きが弱くなった下半身」と、「過剰に頑張って働く上半身」の間にあるものが、そう「腰」です!
この「上半身」と「下半身」のアンバランスさにより「腰」に一番負担がかかり、結果腰痛になってしまうと考えられています。

実は、先程の足踏み100回チェックは下半身のセンサー衰えをチェックできるものだったのです。

でも、なかなか足踏み100回チェックを行うのは難しいですよね。そこで、登場するのがご家庭でも簡単にできる「足上げ角度チェック」をご紹介。

  1. イスに座って右足を前に上げる。
  2. 目を閉じて左足を右足と同じ角度に上げる。
  3. 上げた左右の足の角度がぴったり同じならセンサーは正常。ですが、少しでも左右の足がずれていたら、センサーが衰えている可能性があります。

それではこの下半身の衰えによる腰痛の解消方法をご紹介します。

  1. 同じタオルを2つ用意します。
  2. 1つ目のタオルを広げて床に置きます。
  3. タオルの長辺のふちにかかとを合わせて立ちます。
  4. そこから1歩前に踏み出します。
  5. つま先の先にもう1つのタオルを先ほどと同じように広げて置きます。
  6. 再度、1つ目のタオルのふちににかかとを合わせて立ち、2つ目のタオルのふちにつま先がちょうど合わさるように1歩踏み出します。
    このとき、タオルを踏んでしまったり、タオルのふちにつま先が合わなかったりしないようにします。そして、この行動を1日5セット行います。
    この、「ちょうどつま先をタオルに合わせる」という動きにより、脳に正しい動きを覚えさせる事ができ、体のバランスが整うというわけです。