『ラジハ』第5話ネタバレ・公園で異状死した少年、藤本直樹(南出凌嘉)の死亡の原因はこれだ!病気だったの??事故だった??診断名はこちら!!
『ラジエーションハウス』謎の死を遂げた少年の死因はこれだ!!
GW最終日!
10連休お疲れ様でしたー✨今日はお家でゆっくり21時からのラジエーションハウス見て、明日からの学校やお仕事に備えてください
第5話は、CTやMRIを使って死因を究明するAiのお話です⚾️
写真は可愛い子役3人#ラジエーションハウス #ラジハ #月9#南出凌嘉 #小林喜日 #斎藤汰鷹 pic.twitter.com/AUQPuDvUTb
— 【公式】月9ドラマ『ラジエーションハウス』 (@radiation_2019) 2019年5月6日
『ラジハ』第5話のお話はかなりミステリーサスペンス展開でした。
公園でキャッチボールをしようとしていた二人兄弟。
弟が遅れて公園に辿り着くと、兄は倒れていました。
パニックになり慌ててしまう小学生の弟・雄太(斎藤汰鷹)。
慌てて家に駆け込んできた弟・雄太のため、兄・直樹(南出凌嘉)の同級生で、近所に住む友人・山村肇(小林喜日)が救急通報。
急いで病院へ運ばれるもその後、死亡が確認される。
少年の体には腕や胸など、様々な傷が作られていたが、死因となるほどの致命傷は特別見当たらなかった。
しかし心臓付近に擦過傷が見られ、胸骨の未発達な子どもの胸になにかしらの衝撃が加わっていたことがきっかけになっているのでは、との診断。
そこで、CTやMRIを使って遺体の死因を究明するオートプシー・イメージング――通称『Ai』と呼ばれる死亡時画像診断のスペシャリストである放射線技師の威能(丸山智己)は上からの指示もあり、この少年・藤本直樹を『Ai』するように言われる。
しかし直樹の両親はこれを拒否。
死んだ姿を写真に撮ってどうするんだと怒り心頭。
これで死亡原因が分かるかもしれないのにそれを拒否するということは親が虐待を隠蔽したいのではないか、そんな疑念が生まれるラジエーションハウスの技師たち。
技師たちの説得の末、ようやく母親が『Ai』を承諾。
強い線量でCTを撮っていくことに。
そこで判明したのが思いがけない少年の死因でした。
命を落とした美少年・藤本直樹の死因はこれだ!!
『Ai』のより、CTで判明したのがこちら!
肝右葉前区域損傷。
死因は肝臓破裂による失血性ショック。
これは事故あるいは殺人だとの結論に。
体表には何の傷もなく、しかし肝臓に破裂するほどの外傷を負わされている。
通常はありえないこの診断名。
『Ai』をおこなったからこそ判明した診断名でした。
第5話ネタバレ・亡くなった少年を殺した?真犯人は!!?
がっつりネタバレです。
これは殺人事件でした。
結果として死んでしまった不幸な事故だったかもしれませんが、あきらかに犯人にはわずかにでも「殺意」がありました。
冗談でも、「殺すぞ」という言葉を向けていました。
そして怒りに任せて拳を打ち付けました。
犯人は藤本直樹の近所で、同級生だった友人・山村肇(小林喜日)でした。
彼は実の父から暴力(虐待)を受けていました。
仲良しの藤本直樹はというと、シングルマザーだった母親が再婚した新しい父と、実母とその男から生まれた弟・雄太との4人暮らしでした。
よそから来たその新しい父親との間にはまだまだ距離があり、家族のことで地味に悩んでいるような、知らない男を拒否しているような素振りの直樹の存在に、肇は救われていました。家族に恵まれていない、自分たちは仲間だと、どこかそんな共通の思いを持っていると信じていました。支えでした。
しかし、だんだんと弟とも楽しく遊び始めた直樹。
弟・雄太はお父さんとキャッチボールしようよ、と直樹を頻繁に誘うように。
そしていつしか直樹も、雄太とキャッチボールをするようになって、「あの人」ともやってもいいかな、と思うようになって行く。その変化が許せなかった肇。
自分は相変わらず父親に暴力を振るわれる日々。
そしてとうとう前からしていた自分との約束をキャンセルしてきた直樹。
「あの人」とキャッチボールしてみたいんだ。
肇くんもお父さんとなにかしてみたら。
そんなメッセージまで送って来る始末。
許せなかった。許せなかった。
自分と同じだと思っていたのに、ずっと仲間だと。
自分たちの友情より自分の家族を選ぶなんて、許せなかったから。
そして弟が公園に着く前、1人でボールを投げて遊んでいた直樹のもとへ駆け寄り、肇は彼のお腹当たりを目掛けて力の限り怒りの一撃を食らわせた。
あんなんで死ぬとは思わなかった…。
肇は言った。でも二人のスマホのメッセージのやり取りの中で、怒りに身を任せた肇は直樹に「殺すぞ」とメッセージを送っていた。
「あの人」とキャッチボールしてみたいんだ。
肇くんもお父さんとなにしてみたら。
ふざけんな。
殺すぞ
これが決定的となってしまった。
放射線技師の五十嵐唯織(窪田正孝)は、『Ai』で判明した状況と同じ状況を世界中から探し出してきて、ボクサーの例をみんなの前で発表した。
過去に、海外でこういう同じ事例があった。
あるボクシングの試合でやはり表面には大した傷はなく、しかし選手が亡くなってから初めて『Ai』により肝臓が破裂していた事が分かったという症例があった、と。
普通は起こる事じゃない。
じゃあこれが出来るのはだれだ、間違いなく格闘技経験者だ、と。
直樹の父(母の再婚相手)は空手道場に通っていた。
その手の甲には拳だこやガーゼ(絆創膏)があった。
いっせいに父親に疑いの目が向く。
しかし唯織は父親ではないと言い退ける。
「山村くん」
ここに、格闘技経験者がいます。山村くん、そうだよね?
ざわつくラジエーションハウスの面々。
友人・山村肇にも直樹の父親の手と全く同じ特徴があった。
拳だこ、ガーゼ。
直樹の傷の場所が右側(肝右葉全区域損傷)にあるということは、これは左利きの犯行だと唯織は説明。そして左利きで格闘技経験者、それが山村肇だと断言。
ボールをとっさに掴むとき、肇は反射的に左手でキャッチしていたこと。
空手道場に通う直樹父と同じような拳だこが手の甲にあること。
弟に「財布を持ってきて欲しい」と事前に携帯から電話してきていたはずの直樹の遺品の中にスマホは入っておらず、財布はあったこと。
直樹父の携帯から直樹のスマホを呼び出すと、肇のポケットから着信音が鳴り響いた。
メッセージのやり取りを見られないように、直樹のスマホを隠していたのだった。
こうして肇はようやく自分の想いを吐露し始めるのだった。
許せなかった。
許せなかった。
家族を大切にしようとするから。
ごめんなさい。
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やっぱり救いのない悲しいお話でした。
未来ある若者が亡くなることほど悲しいことはありません。
どんな選択肢もあって、未来は無限大で、夢いっぱい希望いっぱいのこの世界を自由に生きるはずだった直樹。肇の家庭環境とかも辛いものでしたね。
やはり犠牲になっているのが子供で、本当に見ていてつらかった。
肇にとっては自分の世界で精いっぱいで、日々自分の安全を守る事すら危うくて、生きること自体がつらかった。
でも直樹がいたから、ギリギリ保てていたようなところもあったのでしょうね。
しかしそれすらをも自ら失くしてしまいました。
この衝動性、攻撃性が父親に似てしまったのではないかとまた肇は長く苦しむのではないでしょうか。直樹もいない、たった一人のまま。
直樹と雄太兄弟のキャッチボールが本当に可愛くて、涙が出てしまいますね。
ボールがキャッチ出来て嬉しそうにはしゃぐ子供たちを見て、どうしたら守れていたのかな、と後悔は尽きませんね。本当に辛いお話でした。
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