『ストロベリーナイトサーガ』第1話おさらい的ネタバレ・謎のキーワード「ストロベリーナイト」ってなんだったの??エリート北見刑事(坂東龍汰)の正体は??大塚真二(重岡大毅)が殉職したのはなぜ??
二階堂ふみさん&亀梨和也さん出演の新木曜ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』第1話が終わりました。第2話を前に第1話「ストロベリーナイト」のおさらいしてみたいと思います。
第2話では姫川班のメンバー・大塚真二巡査(重岡大毅)が殉職していますね。
第2話でもういなくなっている!?一体なにが??
さて、おさらいです。
第1話で追っていた事件の被害者となってしまいました。
その時、第1話で追っていたのは「水元公園内殺人・死体遺棄事件」。
公園の溜池で斬殺された遺体が上がる。
その溜池にしかいなかった寄生虫がついた深沢という男の遺体も発覚。
その後も川で上がった、同じ手口で計9名の遺体も発覚。
執拗に体を切り刻み、浮かんでこないよう腹を切り開き川に深く沈める残忍な手口。
そして浮かび上がるキーワードは「ストロベリーナイト」。
この事件を追っていた姫川班の面々。
主任である姫川玲子(二階堂ふみ)を慕う若手巡査の大塚真二(重岡大毅)はやる気を漲らせていた。7月からこの署に研修に来たエリート出身の北見(坂東龍汰)と組み、捜査に出る二人。
「ストロベリーナイト」とは、ある闇サイト。残忍な殺人ショーへの誘い。
調べていくと遺体になって行く人物たちの手帳や予定には毎週第二日曜日のカレンダーに「S N」の文字があった。ここから一行はこの闇サイトに辿り着く。
このサイトは殺人動画を生で見たいとクリックしたものだけが、その先を知ることが出来る殺人ショータイムへの入口。望んでクリックした者にはのちに家に招待状が届く。なぜ名前が住所がバレている?と恐怖を感じつつ、その招待状の中には自分の家族構成や過去や、隠し撮りされた自分の日常など、自分の詳細がびっしりと提示されている。もう逃げられない、そう高揚しながら、その指定された場所へと向かうことになる。
その指定されたある廃墟で、目の前で殺人ショーが行われるという。
指定された廃墟へ行くと入り口でお金を払わされ、中へ入る。
すると、目の前に「生贄」の人物と取り押さえる主催側の数人の人間たち、そして「エフ」と呼ばれる小柄な男が現れる。そこで始まるのが近距離で行われる残忍な殺人ショーだった。目の前で飛ぶ血飛沫。ぐったりしても尚、手を緩めない残忍な「エフ」。
最期は生贄の首を掻っ切り、見ている観客達にまで届いてしまうほどの大量の血飛沫をまき散らす。
さっきまで「人間」だった人間はいつしかもうどこにもいない。
そして見物客たちは自分たちが「生贄」の中の一人だったことに気付く。生贄は参加者の中からランダムに選ばれていた。次は自分か?自分は来月の第2日曜までの命なのか?
そう思うと興奮してくる。次のショーの日まで懸命に生きておかないとなって思うんだよ。
そして実際中に入って、自分じゃなかったときの安堵感と、優越感。
そんな証言を参加者から聞き出すことに成功した姫川班の菊田(亀梨和也)とガンテツ(江口洋介)。「狂ってる…」
一方、北見と組んでいた大塚は主任姫川のため、思い切った行動に出ていた。
原則単独捜査は禁止事項のはずだったが、単独行動を申し出で、ある人物のもとへ向かっていた。それは以前自分が逮捕したことのあった辰巳という男。
闇サイト「ストロベリーナイト」に頻繁に書き込みをしている人物を特定して欲しい、と。
お金を自腹で払ってまで頼み込んでいた。ガンテツみたいだ。
その後、再び落ち合い、その人物たちが割り出され、その情報を受け取る大塚。
この事件からは手を引いた方が良い。
そう辰巳から忠告を受けるも、その割り出してくれた人物の羅列の中に、ある人物の名前を発見する大塚。そして…。
その後、辰巳から警察に電話があり、姫川につないでほしいとのこと。
それを受けたガンテツ班の刑事はそのことをガンテツに電話で伝える。
それを後ろから聞いていた菊田はそのガンテツ一派の刑事からその伝言の詳細を聞き出し、辰巳に会いに行く。姫川は出払っていて来られない、だから自分が来た。自分は大塚と同じ姫川班だ、と。
すると辰巳は言った。
大塚に言われていた。もし自分に何かあったら、その時は「姫川」宛に連絡を入れて欲しい、と。だから連絡したのだと。
そして辰巳は大塚に渡した情報と同じものを菊田に提示する。
受け取ったその紙切れには「ストロベリーナイト」サイトに常連として書き込みをしている人物たちの数人の名前。そこにはなんと「北見」の名前が。
単独捜査から戻るため、北見と約束した場所で落ち合った大塚。
再会場所は北見に指定されたとある廃墟だった。
やがて警察内に大塚殉職の情報が入る。
銃で頭を撃ち抜かれた大塚は、そのあと3mほど自力で這いつくばり、出口の方まで出てきていたのだという。光の下に出てこられたことで大塚が見付かったのだという。
あともう少し遅かったら、這いつくばって行かなかったら、これまでの遺体と同じように川に沈められて、見つかる事はなかったかもしれません。
その後、僕が単独捜査を許しちゃったからだ、ごめんなさい、とみんなの前で頭を下げる北見をバディに選び、捜査を改めて再会する姫川玲子(二階堂ふみ)。
調べてみたいと思っていた場所がある、と姫川を誘ってある廃墟に来た北見。
姫川は北見と話していくうちに、違和感を覚え始める。
川で遺体を発見したのが東大のボート部たちだった。
北見も東大出身。だからわざと遺体を沈めるのにあの川を選んだ?
北見のことを根掘り葉掘り聞きだす姫川に業を煮やし、態度を豹変させる北見。
エリート刑事・北見昇の正体は??
やっぱり大塚よりあんたを始末しとくべきだったな。
姫川を襲う北見。父の代から続く警察エリート一家に育った北見昇。
もう悪いことは全部やりつくしちゃったんだよな、薬、強姦、監禁。
そんな時、「エフ」に出会ったんだよ。
殴られ衰弱した姫川に馬乗りになり、高揚した目で話し始める北見。
そんな二人に、ある人物が近づいてくる。
足音に気付く姫川。
ある時、俺のダチが襲ったオンナ殺しちゃって。
その女のダチだっつって現れたのがエフ。
金で解決しようと思ったんだけど。
「エフ」はその友人に歩み寄り、カッターナイフで男の首元を一瞬で切り裂きました。
それはほんの一瞬でした。思考停止した仲間たちの前で宙に広がる友人の血飛沫。
さっきまで仲間だったその友人はもう「生きた人間」ではなくなってしまった。
友人の顔がまるで腐ったイチゴのよう。降りかかる自分の血で染められていく。
どうしようもなく高ぶった、と北見は笑った。
「生きていると感じた!」
飛び散る血飛沫がまるで芸術のようだった、とうっとり。
それからこの感動をみんなにも見せたいと思った、そしてストロベリーナイトを始めたのだと。
北見と姫川の前に現れた人物。
それはライダースーツに身を包んだオンナ。
「エフ」とは精神科に入院しているはずの深沢由香里(山口まゆ)だった。
ある寄生虫が発見された溜池で不審死を遂げた、深沢という遺体となった男の妹だった。
北見がべらべらと高ぶって話し出す中、何も発することなく立ち尽くしている。
さぁ、やるんだ、エフ!ショーの始まりだ。
北見の言葉に首を振り出すエフ。
僕は、あんたとは違う。
僕には「死」しかなかった。
だからみんなと同じように血が流れ出る人間であることを感じたかった。
あんたたちみたいに「生」が当たり前なのとは違う!
僕はどうしようもなく汚れている、汚くて、クサい、汚物。
人を殺したいわけじゃない、ただ、感じたかったんだ。
僕は汚れている。
エフの言葉に自分の過去を思い出す姫川。
高校時代に夜道で強姦に襲われた過去。
腹を刺され、逃げられないようにして襲われた、姫川が一度死んだ過去だった。
深沢由香里は薬漬けだった両親に虐待され、育った。
父親からは性的虐待もされていたという。
由香里は自分で片方の乳房を切り落とした。
病院に担ぎ込まれたあと、もう片方の乳房も切り落としたのだと言う。
その後は尻の肉と腹の肉も削ぎ落し、自分が女であると証明するものは全て抹消しようとした。今は精神病棟で面会謝絶状態のはずだった。
どうやって抜け出してきたのか?
毎週第2日曜日はどうやって連絡を取り合ってきたのか?
なかなか謎も多かったですが、こうして北見主催のストロベリーナイトで、エフは実行犯として殺人を繰り返してきたということでした。
ショーを始めないエフ。
どうしたんだよ、北見はそう言って深沢由香里に歩み寄る。
違う、違う、と取り乱すエフ。
そんなやり取りをしている二人を見た姫川は後ろから北見を襲う。
しかしいとも簡単に北見は姫川に向けて拳銃を発砲した。
しかし間一髪姫川の前に駆け付けたエフが銃弾を受けてしまう。
崩れ落ちるエフ、しかし北見はエフにかまうことなく姫川を蹴り飛ばす。
吹き抜けのようになっている部分に落ちる姫川。
必死にコンクリートを掴む事しか出来ない。
そこへ菊田、ガンテツ、井岡(今野浩喜)が登場!すぐさま北見を拘束。
玲子ちゃんストーカーだった井岡にガンテツが連絡を入れた。
すると井岡は本当に姫川を尾行(ストーカー)していて(笑)、同じ廃墟まできていたのだった。入口でウロウロしていたが、ガンテツから連絡をもらい、三人で突入。
もう限界、落ちる瞬間、姫川の手をエフこと深沢由香里が掴んだ。
「マコ、助けに来たよ」
由香里は玲子にそう言った。
その後、菊田たち男手が加わり、玲子は救い出された。
同じ、わたしもあなたと同じよ。
姫川は由香里に言った。
由香里は姫川に寄りかかり、泣き崩れました。
由香里を優しく抱きしめる姫川。
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こんな感じの第1話でした。
もう正直色々と忘れていて(笑)、初見な感じで見ることが出来ました。
評判は色々とあるでしょうが、自分としては面白かったです。
山口まゆちゃんの演技が見られてとても嬉しかったですし、井岡のキャラいいですよね。
大事なスパイス?癒し?だなって思いました。
二階堂ふみさんも良かったです。
竹内結子さんみたいな圧倒的存在感みたいなのは違うのかなって思いましたが、それを超えるしっかりとした演技力があったと思います。とても良かったと思いました。
亀梨さんは亀梨さんって感じでしたね。でもまだ登場が少ないのでまだまだこれからで楽しみにしています。あと良かったのが大塚役の重岡さんも良かったですね。素朴な感じで、下っ端くん感が可愛らしかったです。第1話で退場は悲しすぎますね。
北見のイカレてる感じも良かったと思いました。
グロいけど、怖いけど、気持ち悪かったけど、楽しめ(?)ました!!