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行列のできる法律相談所で紹介「ボールがぶつからず交差する装置」はコレ!

行列のできる法律相談所で紹介された「ボールがぶつからず交差する装置」は何?

2019年3月31日放送の「行列のできる法律相談所」で「ボールがぶつからず交差する装置」が紹介されました。
この装置、ずっと見ていたくなる不思議な魅力がありますよね。
なんというか、機械が行う「ジャグリング」みたいな面白さがあります。
この装置についてご紹介します。

「ボールがぶつからず交差する装置」はコレだ!

こちらは東京藝術大学 先端芸術表現科4年生の小野澤峻さんが作成した「Movement act」という作品です。
動画を見ていただければお分かりになるかと思いますが、八差路の「*(アスタリスク)」の形のような機械を16個のボールが行き交います。
各道の選択に到達したボールは射出装置から中心に向かっって射出されます。
ボールは0.28秒ずつずれて射出されることで、絶妙に当たらないタイミングで動くとのことです。
おそらくですが、このベストなタイミングを決めるのはすごい大変だったのではないかなと思います。
数秒や数分間であればボールがぶつからないようにすることは出来るかもしれませんが、ボールと台の摩擦であったり、ボールの個体差の関係であったりで、この「ぶつからない時間」をずっと続けるタイミングを見つけ出すのは相当な試行錯誤があったのはないでしょうか。

この作品の現物は見られる?

この作品は、東京藝術大学の卒業制作が展示された「第67回 美術学部/大学院美術研究科 卒業・修了作品展」で展示されたとのことです。
この「第67回 美術学部/大学院美術研究科 卒業・修了作品展」の会期は1月28日(月)〜2月3日(日)とのことですでに終了しているため、現物を目にする事は出来ません。
ただ、いろいろ話題になっており、上記の作品展以外にも「技藝フェス」といったイベントでも展示されていますので、今後何かの機会で展示されることがあるかもしれませんね。

というわけで、この装置の作者は東京藝術大学 先端芸術表現科4年生の小野澤峻さんでした。
この小野澤さん、なんと東京藝術大学を首席で卒業しています。
今後、どのような活躍をしていくのか非常に楽しみですね。