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『アンミカ・パリコレ学』冨永愛の「あご・あし・まくら」ってなに??【ネタバレ】

『アンミカ先生が教えるパリコレ学』3/17放送ネタバレ・冨永愛のアドバイスの話にあった「あご・あし・まくら」ってなに??モデル業界用語??

見事パリコレデビューを果たした学院生出身の小野寺南友さん!!激励にあの世界的トップモデル冨永愛さんが登場!!

3/17放送の『初耳学』でパリコレ学最終回を迎えました。
小野寺南友さんが見事パリコレデビューを果たし、ランウェイを堂々と歩ききりました。
とっても格好良かったし、雰囲気がガラッと変わり、見惚れました。
空気感が一人一人違って皆さん、それぞれに魅せるオーラを纏っていました。
中でも全く引けを取らず、新人枠のはずの小野寺さん、かなり存在感あったと思いました。

そしてその初パリコレショー終了後、激励にとやって来たのが世界的トップモデルの冨永愛さんでした。アンミカ先生の授業の頃から見てきてくれた冨永愛さんが、どうしても小野寺さんと話したいとわざわざやってきてくれたのでした。
そこではやはり素晴らしいお話がなされていました。

冨永愛さんも初めてのパリコレデビューは小野寺さんと同じ高校生の頃。
「LUCA LUCA」というニューヨークコレクションにて。
その時、ランウェイの前まで行った時、ものすごい数のフラッシュを浴びたそうです。
ものすごい音と光、その瞬間ぞわぞわっと体中を鳥肌が走ったそうです。
なんでこんなに鳥肌が?とその時は不思議に思ったそうですが、あぁ、ここが私の生きる場所なんだ、と直感したのだと言います。
やはり、人には才能というか導かれし場所というのがあって、運とか努力とかも関係していて、タイミング一つでダメになることもあって、とても一言では上手く伝えられないのですが、この人はちょっと特殊すぎるような気が…なんて思っちゃいました(笑)。
冨永愛さんはものすごく努力の人だし、簡単にここまで来れた人だなんて微塵も思っていないですが、この人はちょっと次元が違うよなぁ、と。
もう次元も世界も違う所にいる方ですよね。
初めてなのに堂々と歩けた、緊張したけど楽しめた、とか言ってる世界の人じゃないんでしょうね。だから小野寺さんの初ランウェイ映像を見ても笑顔はほとんどありませんでしたね。映像チェックすら手を抜かず、むしろ辛辣なほどに冷静でした。
むしろ、親心全開なアンミカ先生の方が胸いっぱいって感じで感情移入してました。
冨永愛さんはeach otherの、オーディションの時にじっとモデルさん達を選別していた厳しい黒人のおじちゃんみたいに(?)怖いくらいでした。
それはもちろん小野寺南友さんを見込んでいて、もっともっとここじゃないよ、まだまだここじゃないよ、という願いも込めてなのでしょうね。
アンミカ先生とは対照的にあんまり手放しで喜んでいる感じじゃなかったのが印象的でした。

前置きが長くなりましたが、冨永愛さんが言っていたキーワードをちょっと拾ってみました。
「モデルはあご・あし・まくらは全部自分でしょ」というセリフです。
あご・あし・まくら??
何かの専門用語でしょうか??
モデル業界の言葉??
これは落語などの寄席で主に使用されている業界用語なのだそうです。

あご…食事代
あし…交通費
まくら…宿泊費

冨永愛さんは飛行機代・ホテル代・食事代、と話していました。
1個2個のショーくらいじゃ採算が合わなくて難しいよね、というお話をされていました。
それでも次のシーズン来れない子がたくさんいる、そういう世界なのだそうです。

こういうのってめちゃくちゃ素人なので、分からないのですが、勉強とかとは違ってやっぱり生まれ持ったものが大きくないですか。だからそんな世界で第一線の人たちに選ばれた時点で小野寺南友さんもすごく素敵なものを、光るものを持っていたってことじゃないですか。それってもっと自信もっていいところですよね。
凄く格好良かったし、もっといろいろなショー見てみたいなって思わせるモデルだったと思います、小野寺南友さん!!
今回でもう今回のパリコレ学は最終回だそうですが、色々な所から「小野寺南友」の名前が聞こえてくる日を楽しみに待ちたいと思います!!