『3年A組~今から皆さんは、人質です』最終回ネタバレ・柊一颯の事件までの流れはこれ!!目的・真相・事実はこちら!!景山澪奈(上白石萌歌)の命を奪った真の黒幕(真犯人)は??時系列もまとめました!!最後の命の授業・名言も紹介!!
まずは最終話で明らかになったことの始まりから。時系列はこちら!!
柊一颯(菅田将暉)、美大生時代。
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学生時代から相楽文香(土村芳)と交際中。文香の(紹介?なのか、アルバイトが先かは不明)父・相楽孝彦が経営する会社、放来撮影所へアルバイトへ。
(放来撮影所にて美術品や造形物を作るアルバイトを始める。)
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身体能力の高さを買われ、スーツアクターに挑戦。
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数々のヒーローを演じてきたスーツアクター田中と親しくなる。
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一颯、在学中にすい臓がんが発覚。
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田中さんに推薦されたスーツアクター主演を断り、治療へ。
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役者は諦め、相楽文香と同じ教職(美術講師)を目指す。文香と同じ咲宮高校へ。
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ある時、文香に身に覚えのない動画(フェイク動画)が出回る。ネットに拡散される。
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文香の証言・文香が調べた興信所の情報から魁皇高校の教師・武智(田辺誠一)の仕業だと突き止める。(家を盗聴し、一颯自身も確証を掴む。)
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社長であり、文香の父に相談。
文香が日に日に心を病んでいく状況を聴く。
一颯、魁皇高校に転任する計画を提案。
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一颯、武智に近づくため、魁皇高校に転任する。
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学生時代に患ったすい臓がんが再発。治療。
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そんなときに、魁皇高校の生徒・景山澪奈(上白石萌歌)の「フェイク動画」が出回ったことを知る。
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澪奈をモデルに絵を書くと、コンタクトを取り、相談に乗る。
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文香と同じように心を病んでいた澪奈。それでも澪奈は武智と闘おうとしていた。
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病院で余命宣告(余命1年)を受けに行ったその日、景山澪奈は自ら命を絶ってしまった。
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相楽孝彦に電話で涙で訴える。
犯人が武智と分かっていたのに救えなかった。
そしてある決意を伝える。
自分の先はもう長くない。最期に教師の本懐を遂げたい、と。
その意思を汲んだ孝彦は警視庁の五十嵐理事官(大友康平)を一颯に紹介。
文香の実の父(五十嵐)に今回の計画の協力を仰いだ。
三人で教室内に仕掛ける爆弾の位置を確認したり、窓を強化ガラスにしたり、準備を進めていく。相楽社長は撮影所スタッフにも計画の協力をしてもらっていた。一颯は教室内の協力者として逢沢(萩原利久)にも協力を求めた。
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準備は整い、3月1日、いよいよ監禁事件、開幕。
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ドーピング疑惑騒動に乗っかった3Aのみんなに合わせてしまったこと。
澪奈を守れなかったこと。あの時、味方になってあげられなかったこと。
実際にも掴んだ手は離れ、助けてあげられなかったこと。
発狂しそうな後悔にさいなまれ生きて来た茅野さくら(永野芽郁)は澪奈が死んだのは自分のせいだと一颯に告げる。
しかしそれが本当の理由ではない、原因は別にある、と答える一颯。
例え、その時おまえが景山を救えていても、きっと彼女はまた同じ末路を選んでいたかもしれない、本当の原因をこの10日間の中でお前自身で探すんだ、と告げる。
そしてぶっきーは3月10日、屋上でSNSを使い、全ての真相を話しだしました。
柊一颯がこの事件を起こした理由は??目的は!!最後の授業!!魂の名言はこれだ!!
朝8時に屋上で宣言通り、全ての真相を話すためのSNS マインドボイスでのライブ配信が始まった。挨拶を済ませた一颯は改めてある動画を配信する。
2018年9月25日、景山澪奈が亡くなった日。
景山らしき女子高生と帽子を被った男性がある建物に入って行く例の動画だった。
しかしこの動画の続きが流れ、ある撮影された1シーンであった様子が映し出される。
フェイク動画の完成です、皆様お疲れ様でした~という挨拶が交わされている。
これは作り物だった??
混乱するマインドボイスユーザーたち。
一気に一颯を責め立てるようなコメントが続く。
柊:「混乱してるねぇ。でもけなすことは忘れない、これだよ、これ!これが俺の立てこもった最大の理由だよ!」
一颯はSNS マインドボイスを見ているであろう全視聴者に向かって、カメラ目線で話し始める。
第9話の生徒たちに真相を話した時の映像に切り替わる。回想シーン。立てこもった理由。
柊:≪SNSによる暴力を世に知らしめること。フェイク動画を使って状況を二転三転させることで、いかに自分たちが不確かな情報に踊らされているか自覚させる。≫
柊:「一日目。お前たちは俺を生徒殺しの殺人犯としてネットで叩いた。
2日目、3日目、4日目と次々に増えていく犠牲者の情報に、お前たちは俺を凶悪犯としてネットで盛り上がった。
5日目、俺が誰も殺していなことや、教師が標的だったことを知ると、今度は俺をヒーローとしてネットで称えた。」
SNS上には、柊を叩くコメントが溢れていく。
柊:「6日目、武智の犯行を匂わせたら、ネットで武智に疑いを向けた。
7日目、フェイク動画に映った人物を武智と断定してネットで追い詰めた。
8日目、証拠もないのに武智をネットで徹底的に糾弾した。
9日目、俺が真犯人だと分かるや否や、矛先を俺に変えてネットで叩きまくった。
そして今日、10日目、全てが嘘だと知った。」
お前たちはこの10日間でどれだけ自分の意見を変えた?信憑性のない情報を頼りに、どれだけ心無い言葉をネットで浴びせた?俺はそんなお前らの愚かな行動を炙り出すために、この事件を引き起こしたんだよ!
手のひらを反すように好き勝手にコメントするユーザーたち。
それを読み上げながら説明していく一颯。
柊:「「関係ねー」じゃねえんだよ!ウザイ、キモい、よくもまぁ、そんなゲスなワードがポンポン出て来るもんだな、恥ずかしい!それだよ、それ!そのお前の自覚のない悪意が!景山澪奈を殺したんだよ!」
再び、第9話の生徒たちに、真相を話した時の映像に切り替わる。回想シーン。
柊:≪景山澪奈を殺した本当の犯人は、SNS マインドボイスだ。景山はフェイク動画を流された後に、マインドボイスで受けた誹謗中傷の数々に耐えかねて命を絶ったんだ。≫
柊:「お前らネットの、何千何万という悪意にまみれたナイフで、何度も何度も刺されて景山澪奈の心が殺されたんだよ!フェイク動画が景山を苦しめたことに違いはない。けど、あれはいわば一時災害に過ぎなかった。」
第9話の柊:≪武智が作らせたフェイク動画は確かに悪質だ。でもそれがすぐに間違いだったと理解してもらえれば、景山の心が病むこともなかった。≫
柊:「あの動画を鵜呑みにしたお前たちが、誹謗中傷を浴びせた二次災害こそが景山を死に追いやった原因なんだよ!景山はネットの罵詈雑言によって幻覚や幻聴を感じるようになった。景山は泣きながら俺に訴えてたよ、助けてくれって。彼女の気持ちがわかるか?お前らが浴びせた言葉の暴力が彼女の心を壊したんだぞ!」
柊:「お前たちが景山の命を奪ったんだ。」
止まらないあざ笑うような書き込みに、全視聴者に向けて指を指す柊一颯。
柊:「お前も!お前も、お前も!今まで散々正義感を振りかざして来たくせに、分が悪くなった途端に子供のように責任転嫁を始める。自分を正当化するのに必死だな!
つまんねえ生き方してんじゃねえぞ!見苦しいんだよ!ふざけんてんのはお前らだろうが!お前ら一度だって真剣になったことあんのか?
逃げてんじゃねえぞ!自分の親や友達に面と向かって言えない言葉を、見ず知らずの他人にぶつけんなよ!お前のストレスの発散で他人の心をえぐるなよ!分かるだろ?俺の言いたい事!お前らそこまで馬鹿じゃねえだろ?気付いてくれ…。」
涙をこぼしながら一颯は続ける。
柊:「いいか、マインドボイスは誰もが気軽に繋がれる便利なツールだ。気の合う友達を見つけていつでもどこでもコミュニケーションが取れる。人によっては心の拠り所になるだろう。それも大切だ。否定はしない。けど、その一方で、恐ろしい暴力装置にもなり得る。」
再び第9話の柊:≪言葉は時として凶器になる。ナイフなんて比にならないくらい重く鋭く、心をえぐって来る。≫
柊:「だから刻んで欲しいんだよ!右に倣って吐いた何気ない一言が、相手を深く傷つけるかもしれない。独りよがりに偏った正義感が束になることで、いとも簡単に人の命を奪えるかもしれないってことを、そこにいる君に!これを見ているあなたに!一人一人の胸に刻んで欲しいんだよ!他人に同調するより、他人をけなすより、まずは自分を律して磨いて、作っていくことが大切なんじゃないのか?ってか、そっちの方が楽しいだろ?その目も、口も手も!誰かを傷つけるためにある訳じゃない!誰かと喜びを分かち合うために、誰かと幸せを噛みしめるためにあるんじゃないのか!そうだろ?もっと人にやさしくなろうぜ!もっと自分を大事にしようぜ!」
「俺の言葉が、どれだけ届いているのか…。
きっとほとんどの人間には痛くもかゆくもないだろう。
でも誰か一人で良い。
君、1人でもいい。
感情に任せた言葉が景山澪奈のような犠牲者をつくるかもしれない、そう思って踏み止まってくれたら、俺が今、ここに立っている意味がある。そしていつかきっと、その1人が、10になって、100になって、1000人になって行く、俺はそう信じてる!だからどうか!だからどうか!あなたに届いて欲しい!聞いてくれてありがとう。Let’sThink!
この瞬間を持って、俺の授業は完結する。」
―――配信は終了しました。―――
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ここでSNS のライブ配信は終わりました。
景山澪奈の死は不確かな情報で無責任な発言を好き勝手するネット民によるものも一因であったと一颯は告げました。
それによって心を病んでしまったがゆえに起きた事故だったのだと。
そして案の定、その不確かな情報に踊らされてしまった3Aたちにも責任をきちんと自覚させ、ことの発端である武智にも罪の重さを自覚させ、澪奈達(文香も)がした体験を痛みを持って味わわせること。
そしてなにより、澪奈を救えなかった、自分のせいだと、全てのことの責任をたった一度のミスですべて、自分のせいだと背負い込んでしまった茅野さくらのために、ぶっきーはこの事件を起こしたのでした。
しかし、最後にぶっきー屋上から落ちるのは辞めて欲しかった!!!!
あれは失敗したら茅野それこそ生きていけない!!!
トラウマレベルです!
あの瞬間がフラッシュバックした時、下手したら恐怖で全身から力が抜けて、掴めなかったかもしれない。結果オーライだから、ドラマだから、と思いつつも、成功体験で上書きしたかったのかもしれないけど、あの行動は時期尚早だったのでは、と恐ろしくなりました。
卒業式でもう最後の日だから今日やるしか仕方なかったのか。
なぜ、同じことをさせたの、って見ていて体が震えました。
でもあの時のあのフラッシュバックで、封印してきた過去を思い出せたのかもしれないですけど。自分は本当は出来る限りのことをしたんだって、声に出せたのかも。
でもでも、酷なことをさせるなぁって。ちょっと、思いました。
ちなみにネット民の書き込み、SNS マインドボイスのネタバレはここで載せています。
良かったら覗いて行ってみてください!

最後の最後に、少年が書き込みを思いとどまってくれたラストは良かったですね。
ちなみにその少年はこの俳優さんでした!!
まさかまさかのラストカットは3Aでなく、この少年だったとは!!
投稿者:「最後の在校生」!!
