2019年01月期

『3年A組』最終回・茅野さくら(永野芽郁)の犯した罪とは!?「私が殺した」の真意とは!!景山澪奈はなぜ死んだ??【ネタバレ】

『3年A組~今から皆さんは、人質です』最終回ネタバレ・さくらの「私が澪奈(上白石萌歌)を殺した」の意味は??真実は??景山澪奈の死の真相とは!!

第9話のラストの衝撃告白。
「私が澪奈を殺したの」。
ラスボスは茅野さくら(永野芽郁)だったの??
物議をかもして第9話はバチっと終わっていました。
そしてその真意が明らかにされる最終回!
さくらは3Aのみんなの前で語り始めました。

景山澪奈が自殺をしたその時、現場にいた茅野さくら(永野芽郁)。
ぶっきーが作った、男性が建物に入って行くフェイク動画を見た時、「…違う」、と一人言ってましたもんね。自殺のその瞬間、その場にいたのですね。
いつかプロレスの話などを笑いながらした、2人で来たことのある建物の屋上。
手紙のことについて澪奈と話そうとしていたさくらの携帯が突然鳴った。
さくらはなにげなくそのスマホを操作し始めた。
その瞬間、澪奈は怯えだし、さくらの言葉をまともに聴かなくなった。
「みんなが敵に見える」
震えるように、戸惑い出し、「もう無理」、と呟いた。
やめて。
何でそんなこと言うの?
どうしてみんな、私を責めるの?
さくらは味方だってわかってる。
限界なの。

このままだと、壊れちゃうよ。
でも、もう無理なの。

澪奈は「もう無理」、そう言って、屋上の手すりにのぼり、あっという間に向こう側へ。
地面のない後ろへ倒れていく澪奈。
その行動を読んださくらはすぐに駆け寄って、澪奈の腕を掴む。
しかし澪奈の体はもう手摺りの向こうへ投げ出されていた。
さくらに掴まれた腕だけで繋がる2人。
「お願い、もう楽にさせて…」
澪奈は涙を流した。
それを見たさくらは手を離してしまった。

助けることが出来たかもしれない、その最後の命綱をさくらは自ら手離してしまった。
「澪奈がそれで楽になるなら」
さくらはそう告白した。
「私が澪奈を殺したの。」

そしてさくらはぶっきー(菅田将暉)に1日目にすでにこれを伝えています。
そしてこれを聞いたぶっきーはそれでもなお、景山澪奈が死んだ理由はお前のせいじゃない、と一蹴しました。そしてさくらにこの事件を最後まで見届けるように伝え、カメラ生徒の逢沢(萩原利久)には「これは茅野のためだ」、と話していたのです。
そしてそれを証明するために、10日目、ぶっきーは魁皇高校の屋上に上りました。

 

View this post on Instagram

 

この後10:30はゾクゾクタイム🎓 #永野芽郁 #上白石萌歌 #3A

【公式】3年A組-いまから皆さんは、人質です-さん(@3a10_ntv)がシェアした投稿 –


終盤で判明!
さくらは自ら手を離したわけではありませんでした。
最後の最後に涙ながらにそう告白しました。
「私は澪奈に生きていて欲しかった。
だから、必死につかんで…」
涙をこぼすさくら。
さくらの手を握るぶっきー。
「そうだよな?その小さな手で精いっぱい最後まで景山を救おうとしたんだよ。もう自分を責めるな」
さくらを抱きしめるぶっきー。
「よく頑張った。」
泣き崩れるさくら。

最初の最初、第1話で、「澪奈が自殺したのは自分のせい」、と涙ながらに吐露したさくら。第2話で澪奈が生きていてくれるなら(宇佐美香帆の言う通りにでもなんでも)したよ、と叫んださくら。あの澪奈の最期の瞬間を間近で見ていた、ずっとこの瞬間を想いながら、それでも封印しなくては自分が壊れてしまいそうなほど、生きていけないほどの自責の念を抱いて生きて来たさくら。そんな心の奥が死んでいたさくらをぶっきーは受け止め、解放し、赦しを与えてくれたのでした。

澪奈は死んだのはそこじゃない、と。
お前は最後まで救おうとしてくれただけだよ、と。

*************

景山澪奈の死因は自殺で、高い建物の屋上からの飛び降り自殺でした。
ずっと武智の目線のシーンが登場していたのは澪奈と同じ心情を伝えるための手法だったのですね。同時に相楽文香(土村芳)の視点でもあった。
でも、武智は完全に犯罪者ですけどね!!自業自得なのが大きな違い!
言われて当然なわけで、その罪は消えないし、罪深いものでしたよ、完全に。
「あなたに出来ることは償うことだ」は分かるとしても味方だよ、はちょっと腑に落ちなかったですけどね先生方!!!!自分性格悪すぎ??(笑)。
しかし、このドラマで大切なことを、ぶっきーが命を張って伝えたかったことを理解できなかった大人はいませんよね??このドラマの批評もまたまたネットで大討論されているのでしょうけど、何も学ばずに、また感情に任せたゲスな言葉を吐いて毒づいているような浅い大人はいませんよね??
これだけ命を張って声を枯らして、(菅田将暉自身も身も体も削ってすり減らして)みんなの前に立ったぶっきーを笑うだけの大人はいませんように、と切に思いました。