健康

「たけしの家庭の医学」認知症のサイン?特徴的な物忘れとその対策法とは

「たけしの家庭の医学」認知症のサイン?特徴的な物忘れとその対策法とは

2019年2月5日に「たけしの家庭の医学 3時間スペシャル」が放送されました。
この放送では、ある生活習慣によって認知症!?特徴的な物忘れとは、という内容が放送されましたので、どんな内容だったかざっくりご紹介します。

今から6年後の2025年には65歳以上の5人に1人が発症すると言われている認知症。
認知症の多くはまだ原因不明ですが、ある要因が認知症になりやすいということがわかってきました。そのある要因とは誰もがついやってしまうある生活習慣によるものなんだそう。
そしてこの悪い生活習慣をしている人は、ある特徴的な物忘れをしてしまうとのことです。

そのある特徴的な物忘れとは「何をしていたか忘れる」「やろうとしていたことを忘れる」という物忘れです。
では、悪い生活習慣とはなんなのでしょうか。
それは「食後高血糖」です。
食後高血糖とは食事の後に血糖値が急激に高くなる状態のこと。主な原因は、加齢、早食い、甘い物好きなどの食習慣によるものです。

食後高血糖の人の脳を顕微鏡で観察すると、脳に血糖の成れの果てである斑点が確認できます。これには毒性があり、これが脳に沈着すると脳細胞などにダメージ、認知機能の低下、認知症まで進行する恐れがあります。
食後高血糖は食後に血糖が急上昇するため、血糖が脳に沈着しやすくなります。
なぜ、食後高血糖の人に「何をしようとしたか忘れてしまう」という物忘れが発生するかというと、「何かをする」ときに働く脳の前頭葉という部分に、毒性のある糖がダメージを与えます。これにより物忘れが発生する、というわけです。

「食後の腕上げ体操」で食後高血糖を防ぐ。

  1. 壁などに背中・肩をつけて立つ
  2. 両腕を上げて肘を直角に曲げます
  3. 自分が上げられる所まで両腕を上げる
  4. 元の位置まで戻す
  5. 食後1時間以内に5分間行う