健康

「名医のTHE太鼓判」冬の高血圧で突然死しない対策とは?

「名医のTHE太鼓判」冬の高血圧で突然死しない対策とは?

2019年2月5日にTBS系月曜よる7時より放送の「名医のTHE太鼓判」で「冬の高血圧で突然死しないための生活改善SP」が放送されます。
血圧ってなんとな~く夏に上がりそうなイメージですが、実は高血圧って冬のほうが危ないってご存知でしたか?
暖かいリビングから寒~いトイレや浴室に行った時など、急激な寒暖差によって血圧が上昇するそうです。
この日常に潜む意外な高血圧のリスクにどのように対処するのか見ていきましょう。

まずは血圧が高いとどんな問題があるのでしょうか?

血圧が高いと血管が痛み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。。
さらに一年の中で最も心筋梗塞・脳梗塞が多いのが冬。
一日で約320人も死亡しているとのデータもあるそうです。

ちなみに血圧の正常値は上は135・下は85未満と言われています。貴方はいかがですか?

血圧が高い方はリスクが高いわけですが、中でも、血圧の変動幅が大きい方が病気のリスクがグッと高まるとのことです。

血圧が上昇する時にリスクが高まる…。
では一体、どんなときに血圧が高くなるのでしょうか。

芸能人の行動を24時間監視したところ、血圧が急上昇する6つの行動が判明したとのことです。

1つ目は朝のある行動です。
実は一日のうち、朝が最も心筋梗塞・脳梗塞の発症数が増える「魔の時間」といえます。

朝一番に良かれと思って行っている「あの事」が実は血圧を上げていたのです。
それが、「冷たい水」を飲むことです。
朝起きた状態は血圧が上昇しやすい体になっています。そこに冷たい水を流し込むと、血圧が急上昇してしまいます。
逆に温かい飲み物は血圧の上昇を防ぎます。

2つ目はお風呂での行動です。

それは熱いお湯に使ったときです。
熱いお湯に浸かると「驚愕反応」というものが起こります。
この「驚愕反応」とは、熱さに体が驚いた時など、突発的な刺激に自律神経などが乱れることを言います。
すると血管が収縮し血圧が急上昇し、最悪脳梗塞に至る場合もあります。

3つ目は食事時のある癖によって起こります。

それは「早食い」です。
早食いは激しく噛むことで、まるで運動のような効果があるため血圧が上昇してしまいます。

4つ目は「防寒」です。
服装が薄く寒さを我慢すると血圧が上昇します。
特に筋肉がすくなる皮下脂肪が多い人は注意が必要です。

5つ目は「1人で連続して歌う」です。
声を張り上げたり連続して歌うことは活動的になり、興奮するため血圧が上昇します。
カラオケなどで歌を歌うときは一人で休み無く歌うことはせず、休憩をはさみながらにしてくださいね。
お年を召した方はカラオケ好きの方が多いかと思いますので、十分に注意してください。

6つ目は「ストレス」です。
ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌されます。すると血管が収縮し血圧が上昇します。

名医のTHE太鼓判がすすめる高血圧対策の食材とは?

番組が高血圧対策としてすすめるある食品があります。
それが「ニンニク」です。
ニンニクは切ったり、潰したりすると、「アリシン」というニオイ成分が生まれます。
アリシンは加熱することで「硫化アリル」に変わります。この硫化アリルを体内に取り込むと、硫化アリルは血液中で赤血球と結合し「硫化水素」という気体に変化します。
すると、この硫化水素が血管を広げてくれて、血圧が低下するというわけです。
この、食品により体内で硫化水素を生成できるのはニンニクだけ、ということです。
また、ニンニクを調理する際は必ず油を使用することにより、成分を無駄なく摂取することが出来ます。

冬の突然死を防ぐもう一つの大事なポイントが!

血圧ともう一つ、冬の突然死を防ぐポイント「脈拍」です。
脈拍とは、心臓から血液が流れる際の動脈の動きのことです。
日中の平均脈拍数は
男性 60~80回/分
女性 70~90回/分
といわれています。

実は最近の研究で、脈拍が寿命を決める、といわれているのです。
通常、運動をしたときや興奮したときに血液を全身に送るため速くなります。
ところが、安静時に脈拍が速いと血管に圧力がかかります。これが血管が詰まるリスクが高まると言われているのです。

安静時の脈拍を正常に保つ呼吸法

体をリラックスさせ緊張を和らげるゆったりとした呼吸法

  1. お腹に手をあて、8秒間息を吐きながら上半身を前に倒します。
  2. 4秒間息を吸いながら上半身を起こします。
  3. 2秒間息を止めます。

この呼吸法を夜寝る前と朝起きたときに行うことにより、脈拍が落ち着くとのことです。

血圧急上昇を予防する「モジモジ体操」

首、脇の下、大腿部など、太い血管が通っているところを温めてあげることにより効率的に体を温める体操です。
その体操は

  1. 脇と内ももを締める
  2. 15秒こすり合わせる

という簡単なものです。