音楽

ネタ曲が影を潜める岡崎体育のニューアルバム「SAITAMA」の評判は?

ネタ曲が影を潜める岡崎体育の本気のニューアルバム「SAITAMA」の評判は?

岡崎体育さんのニューアルバム「SAITAMA」が発売されました。
2017年6月に発売されたアルバム「XXL」からおよそ1年半ぶりのアルバムになります。
1stアルバム「BASIN TECHNO」 2ndアルバム「XXL」ともに、面白いネタ曲と、しっかり聴かせる本気曲が混在し、緩急をつけたピッチングが非常に良いアルバムでしたが、今回の3rdアルバム「SAITAMA」は以前の2作とはかなり毛色が違うアルバムです。
今回の「SAIAMA」には岡崎体育の象徴とも言える「ネタ曲」がほとんど無いのです!
果たして「ネタ曲」を排除したアルバム「SAITAMA」の評判はどうなっているのでしょうか。

岡崎体育らしいジャケット

まずはジャケットを見てみましょう。こちらです。

カラフルな花に囲まれた、挑発的な表情な岡崎体育さんです。
前回のXXLが

これですからね。
いかにも岡崎体育さんらしいジャケットいえますね。
でも…、ん…なんかちょっと「SAITAMA」は岡崎体育さんがちょっとスリムになってる?
というか…角度でスリムに見せてるような…。
これもアルバムの内容に合わせてる…のかな?

肝心の中身は?

肝心の音楽ですが、正直今までの岡崎体育さんのアルバムとは一線を画する内容といえます。
いままでの岡崎体育さんの人気の曲といえば、
【家族構成】

【MUSIC VIDEO】

【感情のピクセル】

このような曲に代表されるように、キャッチーなメロディに岡崎体育さんらしい切り口の人を喰ったような歌詞を乗せる、面白い曲が人気でしたが、今回の「SAITAMA」はこういった「面白い岡崎体育」は影を潜め、アーティストとしての岡崎体育が全面に出ています。
「PTA」や「なにをやってもあかんわ」のように、岡崎体育らしい歌詞はありますが、音楽の作りは岡崎体育さんがずっと言っている「BASIN TECHNO」を地で行くものです。
岡崎体育さんは以前より、家族構成のような曲で人を取り込んでから自分が本当に作りたい曲を聞いてもらう、というような内容のことを言っていました。
今までは一枚のアルバムの中で「人を呼ぶ曲」と「人に聞かせたい曲」が混在していましたが、3枚目にしてやっと「人に聞かせたい曲」だけのアルバムが作れたのではないでしょうか。

「SAITAMA」の評判は?

Twitterの評判を見てみると、ほとんど悪い評判は見かけずかなり好評なようです。
ネタ曲をなくした岡崎体育さんの判断は、成功したようです。

まとめ

岡崎体育さんの3rdアルバム「SAITAMA」は「ネタ曲」をなくした挑戦的な内容です。
恐らく岡崎体育さん自身もファンにどのように受け入れられるのか心配だったのではないでしょうか。
しかし、心配(してるかは分かりませんが)は杞憂に終わり、ファンにはかなり好意的に受け入れられています。
私個人としても、本当に良いアルバムだと思います。特に「私生活」→「龍」→「The Abyss」の流れは秀逸です。

岡崎体育さんは、タイトル「SAITAMA」の通り、今年の6月にさいたまスーパーアリーナの単独公演を行います。絶対「さいたまスーパーアリーナで口パク」をしてライブを成功させてほしいですね。