国分太一真矢みきの『ビビット』で紹介・「ヒートショック」ってどんなもの??対策方法は??結局どういうこと?何を気を付けるの??まとめはこちら!!
ヒートショックってなに??
年末にかけ最強寒波がやって来るという情報を受け、12/25の『ビビット』で特集されていました「ヒートショック」についてまとめてみました。
エキナカ「ナビタスクリニック立川」久住英二先生(専門は血液内科・旅行医学)をお招きして、特集をしていました。
この時期、よく耳にする言葉ですよね。
でも一体どんなことを指している言葉??
ここでまとめていきたいと思います、こちらです!!
「ヒートショック」とは、温度差による血圧変動による体調不良のことを言います。
立ち眩み、失神、ひどくなると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしてしまいます。
(例)
・暖かい暖房の利いた部屋(暖かい)→血圧安定。
暖かい部屋から出て、空気の冷たい脱衣所で服を脱ぐ(寒い)→血圧が上昇。
・冷えた浴室で裸で体を洗う(かなり寒い)→更に血圧は上昇。
・熱めの浴槽、お湯につかる(最初は熱すぎる)→血圧低下。
人間は寒いと体の表面に血を回さないようにして、血液の流れる場所が減るので血圧が急に上がる。温まると下がる。
お風呂で温まった後に要注意なのは、身体が水圧で締められていたのが外れるので、より血圧が下がってしまう。湯につかっている時は水圧で血管も絞められていて、血圧を保っている。それが急に圧迫が取られると、脳に血が行かなくなって立ち眩みや、倒れてしまうことになる、といいます。
ありがちな落とし穴は!?
・雪見露天風呂 ×
0度にもなるような寒い地方の露天風呂は気温差や体温調節が難しい、血液にとっては過酷な条件。
・サウナからの水風呂 ×
血流が変動する事から考えて、おススメは出来ない方法。
確かにサウナからの事故って意外と多い気がします、芸能人でも。
先生方、医療面では50歳を基準にしていて、動脈硬化が見られてくるような年齢や閉経が始まる世代の方は必ず注意を払うように呼び掛けていました。
無理のない温度差で行うのであれば、ほどほどで、といった感じでした。
ではその「ヒートショック」の対策は!!
・脱衣所を温める
ヒーターなどで事前に温めておいてから。
・浴室を温める
シャワーをしばらく出しておいてから入る、浴槽にお湯を張った場合、ふたを開けたままにしておき、熱気を充満させておく。
・お湯は41℃以下
風呂のお湯が熱すぎるとリラックスよりも自律神経(体の心拍や数や血圧を調節している)が緊張してしまい、逆に血圧をあげてしまう可能性がある。41℃を超えて熱くさせる必要はない。
ヒートショック入浴直前これは要注意!!
・飲酒と食事
お風呂前は要注意!
お酒を飲むと血圧は下がる。体の血圧を調節したり神経の働きも鈍るので、食べらないで行う浴室における血圧変動がより起きやすくなるそう。
同じように食後も血圧は下がる。
胃腸を働かせるため胃腸に血液が回るので全身には回りにくくなる。
脳に血液が回りにくいところで急に立ちあがったりすることで危険となる。
食べて少し時間をおいてから、またお酒が少し抜けたと感じるようなところで入るのがおススメだといいます。
また、1人でお風呂に入らないように、というお話もありました。
旅館などや銭湯など、体調に過信している人でも一人で行かないように、とのことでした。
まとめ
人間の体は些細な気温の変化や環境の変化に瞬時に対応しているんですね。
本人の意識関係なく、体を守るよう、働いてくれています。
いつまでも若いなどと思わずに、あまり体に無理をさせ過ぎないように、酷使させすぎないように、こんな時期だからこそ労わってあげましょう。
知っているのと知らないのとでは大違いです。
自分の大切な体を、大切な人を、あなたの知識と心遣いで守ってあげましょう!!