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『たけしの家庭の医学』10年治らない謎の腹痛の正体は!!?病名はこちら!!

『たけしの家庭の医学スペシャル!』10年治らない正体不明の腹痛の原因は??病名はこれだ!!

12/25放送の『たけしの家庭の医学』では謎の腹痛についてを取り上げていました。
元々お腹が弱かったのもあるが、毎日腹痛の症状に悩まされているという主婦についてのドキュメントでした。

痛みの始まりは??

一番最初は42歳の頃。
朝、目覚めてから30分から一時間ほど腹痛が続くという。
激しい痛みで動けず、寝たきりになることも。
大腸検査やCT、血液検査も異常なし。
ただただ痛みに耐え忍ぶ日々でした。

思い当たるきっかけは42歳、パート(仕事)を始めて1か月頃。
寝起きで、突然の腹痛が起きたと言います。
腸を締め付けられたようなキリキリとした痛みでした。
その時は市販薬で収まる。
しかしこの日を境に毎日起こるように。
5日後、夜中に目が覚め、トイレに起きた際にこれまでにない激痛が。
朝とは比べ物にならないくらいの激痛。
それは腸に刃物を突き付けられたような刺すような痛み。
夜の痛みに限っては市販薬は効かなかった。

消化器内科へ。
しかし異常はなし。
パートなどの環境変化やホルモンバランスなどが原因だと診断を受ける。
処方された整腸剤などで症状はしばらく落ち着いていた。
診断から一か月後。
デパートでの買い物で以前よりも激しい痛みに襲われた。
腸をえぐられるような、身動きがとればくなるほどの腹痛。

その後仕事中の車の中で強いめまいが起こるようにもなってしまう。
ジェットコースターのような、身体が持って行かれるような感覚。全身脂汗。
その後、乗り物に乗るたびにめまいが起こるようになってしまう。

最初の症状から1年後
家事もままならないほどに。
病院に行っては、検査を受けては異常なし
ついにこの痛みとの戦いは10年にも及んでしまう。

そしてついに名医と運命の出会いが。
千葉大学病院 総合診療科教授 生坂政臣先生の診断を受けることに。

主な症状はこちら!

・痛みで目が覚める訳ではない
・同じ時間に自然に目が覚めることに注目
・インフルエンザに罹った時(4日間)だけ朝の寝起きの痛みはなかった
・めまいがひどく乗り物に乗れなくなった

消化器官自体に何か問題があるわけではなく、脳に問題ではないか?との診断。
脳内物質を増やす治療を提案。
インフルエンザなどで違うことに意識が向いている時だけは忘れていられることから。

そしてついた診断名(病名)はこれだ!!原因は??

診断名は「疼痛恐怖症」。
精神の安定を調節する伝達物質セロトニンなどが不足することで、わずかな刺激が何倍にも増幅してしまう。
その結果、些細な刺激が激しい痛みや、不快感となって感じられてしまうという。
脳内物質のなせる業だったよう。

セロトニンが減少する要因
・性格
・ストレス
・生活習慣の乱れ

・加齢など

治療方法は??

・不足した脳内物質セロトニンを増やす薬の服用
・不安を和らげるカウンセリング

これを2ヶ月続けた主婦の方は嘘のように痛みがなくなってしまったのだとか。
ほんとに??
セロトニンってそんなにすごいのですか??
脳内の物質で異常のない部位から痛みまでも生み出してしまうの??
凄い驚きの診断でした!!
不安症などは現代人には多いとは思いますが、これは朗報だ!!と思いました。