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『シン・ゴジラ』ゴジラが大きく進化した理由は??原因がある??

『シン・ゴジラ』ゴジラが巨大化した原因は??ゴジラの進化にはどんな秘密が??

『シン・ゴジラ』が地上波に再登場!!

再び『シン・ゴジラ』が地上波放送することになりました!!
お茶の間にシン・ゴジラが帰ってきます!!(笑)
ということで、予習復習を込めて、あるポイントを載せてみようと思います。
ある日、突然、東京湾海面に大きな生物が現れます。
突然のその巨大不明生物に生物学者などの有識者を招集するも規模が常識を逸脱しているためどよめく政府内。最初は地を這うように進むその怪獣でしたが、途中から進化を遂げ、前足を持ち上げ、二足歩行を始めます。

その後、この事態を知った米国大統領特使(石原さとみ)が緊急来日し、矢口内閣官房副長官(長谷川博己)と会合を持つ。そこである事実が判明。
なんとDOE(米国エネルギー省)の牧ゴロウ教授だけが数年前からこの生物の存在を予言していたという。

ゴジラが生まれた理由は??進化する原因は??

映画の中で出て来た、日本政府に集められた有識者たちの考えとしては、
・太古から生き延びた海洋生物が奇跡的に生き永らえていた生息地域に、偶然、大量の放射性廃棄物が海中投入され、ゴジラがそれを食べ成長した
・放射性に耐性を持つ生物へと急速に変化
というのが特使とのやり取りを交えた上で出した説のようです。
また、原子力研究所で発覚したのは、
・ゴジラの体内には未知の新元素が存在
・人類の8倍もの遺伝子情報がある
ということでした。
ゴジラの通った道のあとには放射線が出ている事が分かり、そこから発覚したのでした。

その後、特使(石原さとみ)の持って来た牧教授の遺品である解析図を共有することに。
それを見た日本の有識者たちの色々な議論がなされる。
間邦夫(塚本晋也)「元教授の残した解析図はおそらく元素を変換する生体機能部の分子構造図です。元素変換細胞膜とでもいうのかな。先に検出された未知の放射性同位元素の存在がその証左です。」
そしてその後、牧元教授の解析表が解けた!
そしてある結論が!
尾頭ヒロミ(市川実日子)「水素や窒素等、陽子数が少ない物質を取り入れて細胞膜を通し、細胞内の元素を必要な分子に変換してしまう。ゴジラはその崩壊熱を利用した熱核エネルギー変換生体器官を内蔵する混合栄養生物と推測される。」
正体は細胞膜自体ではなく、細胞膜の活動を抑制する極限環境微生物の分子構造だったんです。この抑制剤を同時に投与すれば血液凝固剤の性質を維持できる、と。
「ゴジラ凍結に希望が持てます。」

こうして巨大生物駆除のため、血液凝固剤を大量投与し、ゴジラ凍結作戦を決行するのでした!!

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怖かったけど、面白かった~!!!
進化していく過程がもう絶望過ぎました。
二足歩行になって行く感じ、絶望でしたね。
牙も発達して、身体も倍以上になって再び現れ、ゴジラが火を噴くようになって、あっという間に火の海。
もうそのまんま「火の7日間」でしたね。
内閣政府のお役所仕事にイライラしつつも、でもこの遅いやり取りは国民を守るためには大事な確認作業なんだな、と思わされました。
報告を双方から繰り返し合ったり、上のOKが出ないと狙撃出来ないもどかしさとか、イライラしながら見ていました。人間の無力や組織の行動の愚鈍さを感じながらも、同時に人間の強さと頭脳や連携の大切さも思い知りました。日々の自衛隊の方たちの訓練に頭が下がる想いでした。なかなかあり得ない設定だけど、やっぱり愉しかった!!