『僕らは奇跡でできている(僕キセ)』第8話ネタバレ・相河一輝(高橋一生)がタコを嫌いな理由が判明!!
一輝のタコ嫌いは山田さん(戸田恵子)に関係していた!!
第8話 OA中‼️
絶賛撮影中ですが、ちょっと休憩です。
そして、#高橋一生 さん#要潤 さん#児嶋一哉 さん#小林薫 さん研究室メンバーがそろって、第8話を見てますよ〜‼️
みなさんも、見てくれていますか?☺️#僕らは奇跡でできている#僕キセ pic.twitter.com/Nd5O00C1jk
— 今夜9時僕らは奇跡でできている (@bokura_ktv) 2018年11月27日
これまで相河一輝(高橋一生)がタコ嫌いであることは明らかにされていましたが、理由は明らかにされていませんでした。
それが今回の第8話では判明いたしました!!
これまでの場面では理由すら覚えていないというようなリアクションだったのですが、何としっかり理由も分かっていました。
ここからはネタバレですが、一輝は15年前から家政婦の山田さん(戸田恵子)が実の母親である事を知っていました。
知っていて毎日を一緒に生活してきました。
そしてタコが嫌い理由もしっかりと分かっていたのです。
その理由とはこちら!!
相河一輝がタコを嫌いな理由はこちら!!
なんと山田さんは4歳の時に、一輝を置いて家を出て行きました。
いまでこそ周りに認められつつある一輝の個性を欠点だと思い込み、その責任や自信のなさから実の息子の前から逃げ出していたのでした。
ある時、まるごとのタコが食べたいと言った一輝のためにタコを買いに行くことになった山田さん。
その際、一輝の祖父(田中泯)はタコ代と称して2万円を山田さんに渡します。
しかしそれはタコ代ではなく、「宿代」の2万円だった、とのちに祖父は告白します。
山田さんはその2万円を持ってひとり温泉宿へ向かいました。
そしてそのまま母は息子のもとに帰って来ることはなかったのでした。
こうして一輝にとって「タコ」はすべての元凶、嫌なことの象徴となったのでした。
*************
虹一(川口和空)くんの母親(松本若菜)の回のエピソードはまんま山田さんだったのですね。
人と同じようにできない一輝をダメな子だと思い、なんとかしなきゃと責任を感じていました。周りの目も気になり、周りから自分が「ダメな母親」だと思われているだろうという目も気になり、1人押しつぶされそうでした。
そして再び一輝のもとに戻って来るのに11年かかったそうです。
でもこれ痛いくらいによく分かりました。
やっぱり人間て基本ダメなんですよ。
一人じゃ無理なんですよね。
完璧な人間なんていないんです。
出来ないものや対応できない事からは逃げたくなる本能があるんです。
キャパオーバーになったら壊れるんです。
出産をしたからと言って、はい、明日からあなたは女でもなく社会人でもなく、なんなら人格もなく、聖母のような、一人の母親、立派な妻ですよ!と言われても無理です。
不可能です。ゆっくりゆっくり母親になって行くものだし、失敗もするし、なんなら一歩進んで二歩下がる毎日だし。
夫も亡くなり、たった一人でやって行かなくてはならない。
そんな状況になったら誰だってパンクします。
そして一輝を育ててくれていた義理祖母もやがて亡くなり、祖父と自分しか一輝には身内がいない。そう思い、再び一輝のもとにやって来ることを決めた山田さん。
母親の資格はない自分は家政婦として傍にいよう、出来る限りのことをしよう、と。
もう一度向き合うには11年かかったって良いんです。
分かっていても難しい事はあります。
愛情はあるのに体が動かないことだってあるんです。
そんなこと一輝にとってはなにも関係ないことだし、許してもらえるものでもないのですが、やはり人間は弱いんです。とても山田さんを責められないと思いました。
でも、一輝はやっぱり素敵な人間だなぁ。
山田さん色々大変だったでしょうけど、いい子を産んだねぇ。