健康

“教えてもらう前と後”でも紹介 みかんの栄養パワー!動脈硬化や糖尿病など生活習慣病の予防に!白いすじにも驚きの力が!

“教えてもらう前と後”でも紹介 みかんの栄養パワー!動脈硬化や糖尿病など生活習慣病の予防に!白いすじにも驚きの力が!

もうすぐ冬ですが、皆さんみかんを食べてますか?
日本人ならやっぱり皆でコタツに入ってみかんを食べる、というのが冬の醍醐味ですが、みかんを食べるときに他の人と「みかんのすじはとる派?とらない派?」なんて会話をしたことがありませんか?
みかんのすじをとる派のみなさん、実はそれってめっちゃめちゃ損しているってことをご存知ですか?
実は白いすじには驚くべき栄養パワーがあったんです。さらに、みかんにはまだまだ知られていない健康効果が隠されていますので、ご紹介します!

みかんの”すじ”の名前は「アルベド」!

みなさんが「みかんのすじ」と呼んでいるあの部分にも実はれっきとした名前があるのはご存知でしょうか。
あの、みかんのすじは「アルベド」という名前なんです。
ほとんどの人が聞いたことのない名前だと思いますが、名前がついてるということはそれだけ意味があるものだ、とも言えるのではないでしょうか。
アルベドには「ビタミンP」が豊富

このアルベドにはビタミンPがとっても豊富なんです。なんと、アルベドには果肉部分のおよそ300倍ものビタミンPが含まれているんです。
ビタミンPってあまり耳慣れないビタミンですよね?
ビタミンPはまたの名前を「ヘスペリジン」と言います。
ビタミンPとはいわゆるポリフェノールの一種で、みかんなどの柑橘系のアルベドや皮にたくさん含まれています。

動脈硬化予防に!

ビタミンPにはすごい効果がたくさんあるのですが、まずはビタミンPには動脈硬化の予防効果があります。
このビタミンPはビタミンCと協力して毛細血管のメンテナンスを行います。
毛細血管のメンテナンスを行うということは、つまり動脈硬化などの予防に効果が期待できる、ということです。
みかんは袋の部分とアルベドの部分にこのビタミンPを豊富に含んでおり、さらに、果肉の部分にはビタミンCを含んでいます。
つまり、みかんは動脈硬化予防に最適な食材といえます。

スポンサーリンク

骨粗しょう症の予防にも!

さらに、ビタミンPは骨粗しょう症の予防効果もあります。
このビタミンPにはカルシウムの吸収を促進する効果があるんです。つまり、カルシウムを効率よく吸収し骨を丈夫にする骨粗しょう症の予防が期待されます。
牛乳など、カルシウムが豊富なものと一緒に摂取するとよいのではないでしょうか。

さらに美容にも!

さらにさらに、毛細血管の調子が良くなると、なんとシワの予防にもなるそうです。
毛細血管が少なくなると、シワが出来てしまうことが分かっています。
ビタミンPは毛細血管のメンテナンスを行いますので、結果的にシワの予防が期待できます。
また、ビタミンCを豊富に含んでいますので、美白効果も期待でき、まさに一石二鳥のスーパー食品なんです!

さらに糖尿病の予防にも

さらにさらにさらに、みかんには糖尿病の予防効果があるのはご存知でしょうか?
「甘いみかんで糖尿病予防?甘いのだから糖がたくさん入っていて逆効果じゃないの?」と思われますよね?
ところがそれが違うんです。
みかんには「β-クリプトキサンチン」という栄養素が含まれています。
農研機構果樹研究所や浜松医科大学などのチームの研究によると、温州ミカンに含まれる「β-クリプトキサンチン」には強力な抗酸化作用があり、2型糖尿病の予防効果があると考えられています。
この「β-クリプトキサンチン」は特に温州ミカンに多く含まれるています。
みかんを選ぶときはよく見て選びたいものですね。

甘いみかんと酸っぱいみかんで栄養素に差はある?

甘いみかんと酸っぱいみかん、みなさんはどちらがお好きですか?
やっぱり甘いみかんの方が良いですよね。
でも、ちょっと待ってください、この酸っぱさに健康効果があったらどうしますか?
みかんの酸っぱさの原因は「クエン酸」という成分です。
この「クエン酸」にも実は健康効果が隠れているんです。
クエン酸には疲労回復効果があります。
これから師走ですが、年賀状を書いたり大掃除をしたりと大忙しになりますよね?そんな時こそあえて酸っぱいみかんを食べるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

みなさんが冬に美味しく食べているみかんに、これほど多くの健康パワーがあることをご存知でしたでしょうか?
みかんの白いすじ「アルベド」は少し食感が良くないので、ついつい外してしまいたくなりますが、実はとっても人間の役に立つ良いやつだったんです。
これからは是非是非アルベドを外さず食べてみてくださいね。