『獣になれない私たち(けもなれ)』第6話ネタバレ・くれはと橘カイジは偽装結婚??結婚の理由は??根元恒星(松田龍平)には話せなかった衝撃の事実とは!!
第6話で呉羽(菊地凛子)の衝撃事実が飛び出しました。
ずっと誰にも言えなかったようなことを結構深海晶(新垣結衣)になら話せちゃうんだよねぇ、呉羽ちゃん。
しかしその場に偶然居合わせちゃった根元恒星(松田龍平)。
話を全部聞いちゃいました!!
その衝撃の事実とは!!
花井京谷(田中圭)に会うのが怖かった晶はたまたま目の前にいた恒星にキスをして、その場をやり過ごす。その場面を遠くから目撃していた京谷は退散。
するとその光景を呉羽とサブローに目撃されていた。
そのまま4人は不思議な空気のまま5TAPで飲むことに。
この後夫・橘カイジのパーティーがあるからみんなで行こうと笑顔の呉羽。
結局同行したのはサブローのみ。
翌日サブローと会った恒星はさりげなく橘カイジのパーティーのことを聞き出す。
そしてサブローは変な噂を聞いた、と妙なことを言い出した。
「呉羽さんと橘カイジは偽装結婚だ、って。」
そのことについて調べ出した恒星は呉羽のショップに出向き、近くの店員から真実を聞き出す。
すると以前、自分がポスターのモデルになったことがきっかけで契約違反を訴えられ、昔いた事務所が裁判沙汰になっていたという。
それを橘カイジと結婚することで訴えが取り下げられていた、とのちに判明したのだ。
「呉羽さんにとっては不本意な結婚?」
晶は直接、呉羽のショップに赴き、京谷との文句を言いながら呉羽とぶつかり合う。
そして呉羽は恒星には見せないような表情で、真実を告白するのでした。
呉羽の苦悩・婦人病手術・裁判・衝撃の事実!!
偽装結婚ではない、そんな不本意な結婚するくらいなら日本から海外に飛んでる、と否定する呉羽。
そしてそのあと、自分は最近子宮を摘出したことを告白する。
卵巣以外は全摘だった様子。
どんなに願っても手に入らないものもある、とこぼす。
でもそれを恒星に言ったら、なんていうか私には分かる。
そんなことたいしたことじゃない、子供が出来ないくらいなんだ。
きっとそう言う。でも、私にとってはたいしたことなの。
私には分かる、恒星には言えなかった、と。
でも橘カイジには言えた、と呉羽は言いました。
真実を聞き回って調べていた恒星は呉羽のショップに来ていたのでそれをバッチリ聞いてしまいました。何も言わずに店を出て行く恒星。
自分は呉羽にとって話すに値しない人間なんだ、と恒星は晶にぼやきます。
あたまくる、とどこにも行けない怒りを露に。
第6話の感想!
難しいですね。
なんというか難しいです。
でも私は見ていて、呉羽が恒星を愛していたことを感じました。
自由気ままに、本能のままに、縛られず生きていた呉羽だけど、きっと本物は恒星だけだったんだと思う。でも「本気」なんて初めてだし、よく分からないからどう表現していいか分からなかったんじゃないかな、って。
ずっとこのままでいいかもって思っていたのかもしれない。
このままの関係でも、ずっとこうして居られるなら、って。
ハッキリして何か変化が起きても嫌だし、終わりなんて、もっと嫌だし。
本当に愛している人に哀しい真実を伝えるのは誰だって怖いもの。
所属事務所の訴訟問題が起きて、子宮全摘問題も起きて、もうボロボロだった。
でもきっと恒星は「そんなの関係ないよ」とか「そんなことがどうした」って言うんだろう。
自分のボロボロさにずっと付き合ってくれるのかもしれない、子供が一生産めない私を、恒星はきっと一言も責めないんだろう、そう思うと苦しかったんじゃないかな、と思いました。みんなが辿るような幸せを恒星に自分は渡してあげられない。
それを想うと離れるしかなかったんじゃないかな。
橘カイジのことはなんとも思っていなかったら逆に話せたのでしょうね。
訴訟の件も、子供の件も、色々たまたま合致したのが橘カイジだったのかな、そんな程度の、ただのタイミングが合っただけの人だったのだろうな、と。
まだまだ謎は多いですが、呉羽の愛を感じましたけどね、恒星への。
同時に、呉羽がいつも見せている顔とは別の顔、とても弱くて自信もない、たった一人の普通の女の子である側面を見ることができた第6話でした。
九十九社長の怒られている姿が気持ち良かった視聴者は私だけではないはず!!!(笑)
京谷の後輩くんと伊藤沙莉ちゃんのやり取りも面白かった!
あの二人ちょいちょい見たい!