『僕らは奇跡でできている(僕キセ)』第6話ネタバレ・相河家(高橋一生)お食事会で鮫島教授(小林薫)が話したクジラのお話の内容はこれだ!!
🎉今夜9時、第6話🎉
僕キセ間違い探し⁉️
相河家ゴハン会に
研究室&歯科メンバーが
勢揃い🍻🍲🍝🍻
よーく見るとおかしな点が⁉️#僕らは奇跡でできている#僕キセ #げ #呼びましたっけ #そしてこの部屋には #一輝の地雷が写ってます #さてそれは何でしょう pic.twitter.com/VgxNm4gNl9— 20(火)夜9時🐢僕らは奇跡でできている (@bokura_ktv) 2018年11月12日
第6話では相河家お食事会に全員集合!!
第6話では家政婦の山田さん(戸田恵子)の発案で相河家に一輝(高橋一生)が普段お世話になっている人達をお食事会に招こう!ということになりました。
ということで集まった都市文化大学の鮫島教授(小林薫)、同僚の樫野木先生(要潤)、沼袋先生(児嶋一哉)、熊野事務長(阿南健治)←呼んでません。
それから水本歯科から育実(榮倉奈々)、看護師さん(トリンドル玲奈)たち。
そんな中、食事も進み、打ち解けてきた頃、鮫島教授がとても素敵なお話をしてくれました。すごく良い話でした。鮫島教授の人柄と言うか、愛が伝わるいいお話でした。
それがこちらです。
鮫島教授(小林薫)のロマンあるクジラのお話の詳細はこちら!
鮫島教授:「クジラの鳴き声には特定の周波数があってね、大体多くは15~25Hzを使ってコミュニケーションを取ってるんだ。でもね、30年ほど前にたった1頭だけ52Hzで鳴くクジラをアメリカの研究機関が確認したんだよ。でも、その姿を見たものは誰もいないし、そもそも1頭だけなのか、クジラなのかどうかもさえ分かっていないんだ。でもね、僕は52Hzのクジラがいたらいいなぁって思うんだよ。もしいたらだよ?周波数が違うから他のクジラとはコミュニケーションが取れない。自由なのか孤独なのか、そもそも自由とか孤独の概念のない世界に住んでいるのか。そして興味深いことにこのクジラ、年々周波数が少しずつ変化してるんだよ。僕はこのクジラが年々成長している証しだと思ってる。ね、ロマンがあるだろ?」
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この話をしている時に樫野木先生(要潤)と熊野事務長(阿南健治)が全く興味なさそうにしているのがまた印象的でした。
この話を鮫島教授が話している間、映像は一輝がずっと映っていて、「一人だけ周波数が違うクジラ」は一輝のことなんだろうなって分かりました。でもその話を嬉しそうに聞く山田さん(戸田恵子)とは対照的に理解を示そうとしない、気付きもしない普通の人達(樫野木先生や熊野事務長)もいて、その現実がよくあらわされているシーンだったなぁって感じました。凄く特徴的なシーンだったので載せてみました。
このドラマは最初からずっと今までもずっといいドラマだなぁって思って見てきましたが、今回の第6話ではさらにその思いが強くなりました。
一輝は愛情にあふれて育っているなって。
山田さんがずっと近くで一輝を見てきていたのに「一人が好きな人だと思っていた」と見ていたように、子育てに正解はないというか、虹一くん(川口和空)の輝いた一面を見ずに側面からしか見ていない気付いていない母親(松本若菜)のように、人は一面だけじゃわからない魅力というか良い面もあって、でもそれは周りの価値観とか世間の風潮とか色々なものが過ってきたりすると、ずっと一緒にいても分からなくなったりする、難しい部分ってあるんだなぁって、そんな事を想いました。
きっと、こんなふうに言って貰える鮫島教授や山田さん、もちろんおじいちゃん(田中泯)もですが、みんながいてくれなかったらもっと一輝は生きづらくて、毎日泣いてばかりだったでしょうね。今の育実(榮倉奈々)のように毎日苦しいまま生きていたかもしれません。
これを見ていた自分も、日々を窮屈に生きているんじゃないかと思えてきました。
きっともっと楽しい事がある、思ったように楽しんでいいのかも、なんか損をしてたんじゃないか、そんな思いをさせられました。
そして鮫島教授や山田さん、おじいちゃんのような人間になりたいなぁ、と心から思いました。