『黄昏流星群』ネタバレ・瀧沢完治(佐々木蔵之介)と目黒栞(黒木瞳)の出会いはどんなだった??場所はスイス?なんでスイスに行ったの??
\\💫スタートまであと2時間💫//
💎第1話あらすじ③💎
完治は銀行から突然出向を言い渡される。街を彷徨いボロボロに飲み潰れた完治は数日後、妻に出張だと嘘をつき一人でスイスへ。そこで偶然、一人の日本人女性(#黒木瞳)に出会う…。#黄昏流星群#フジテレビ pic.twitter.com/hMCY0yQyo4
— 10月25日第3話放送!【公式】木曜劇場『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』 (@TASOGARE_2018) 2018年10月11日
瀧沢完治(佐々木蔵之介)と目黒栞(黒木瞳)の出会いはなに??スイス旅行??どうしてそこに妻・真璃子(中山美穂)はいなかったの??
『黄昏流星群』は人生の折り返しに来て、思いがけず運命の出会いをしてしまった男の物語。
男は銀行に勤めて28年の出世頭・瀧沢完治(佐々木蔵之介)。
仕事一筋でコツコツとまじめにやって来た、こんな狭い世界の中で出世に響く不倫なんて御法度。そういった人たちを軽蔑すらしてきたような男だった。
しかし次の人事では自分の出世の話だと思っていた、まず疑うことが無かったその内示で、まさかの倉庫の会社に出向を命じられてしまう。
家族よりも仕事を優先してきた、家族を養うためだと言い聞かせ、自分の生活すべてを会社に捧げて来た。それなのに、それだったのに。
これまでの28年間が足下から崩れ落ち、自分に残るものが何一つなくなってしまった。
これまでの28年の銀行員スキルはなにも活かせない、新しい職場で一番の新人になる。
出向を命じられ自暴自棄になる社員たちを横目に見て来た自分が今まさに、その立場に。
思考停止した完治は気が付けば一人スイスへと飛んでいた。
妻の真璃子(中山美穂)には出張だと告げただけだった。
ひとりやって来た完治はそこである一人の魅力的な日本人女性と出会う。
異国の地で出会った「同じ日本人」というところからの親近感、最初はその程度だったのかもしれない。
しかし何気なく話していくうちに「銀行員」でもなく、「出向を命じられた瀧沢完治」でもなく、ただそこにいる「なんでもない自分」を「普通の人」として接し、笑顔を見せてくれたその女性に完治は肩の力が抜けるような気持ちになった。
二人で一緒に夜空を見上げて心から笑えていた自分がいた事に気付いた。
自分の名前も告げず、相手の名前も知らなかったけど、完治はその女性に惹かれていた。
その日の夜、その女性をホテルの部屋に誘い、迫った完治だったが、女性には抵抗され、それ以来その女性に会うことは出来なかった。
これが瀧沢完治と目黒栞(黒木瞳)の最初の出会いでした。
これからの自分が、将来が真っ暗になってどうにもならなくなった完治は引っ張られるようにスイスに向っていたのでした。
その後、出張が嘘だったことが銀行からの電話で妻・真璃子にバレました。
これまでも家庭を顧みなかった完治は、自分の最大のピンチも、当たり前のように一人で消化し、真璃子の存在はよぎらなかった様子。それが悲しいですね。
ただ一言、伝えておいてくれれば、と見ていて思いました。
その後、出向先の倉庫会社の下見に行った完治はそこの食堂で栞が働いている事を知り、自己紹介をして互いの名前を知りました。やがて完治は28年お世話になった銀行に別れを告げ、栞のいる倉庫会社に行くことを決めたのでした。
栞(黒木瞳)はなんで一人でスイスにいたの??
第2話で栞の家庭の事情が明かされました。
栞は結婚はしておらず、決まった相手もおらず、独身でした。
親の介護で20代、30代~を潰してしまったようです。
父の脳梗塞、母の糖尿病、そして現在は母の認知症。
もう自分のことを娘だということすらも分かっていない母を一人で介護しているのだと完治に話していました。
こんな女は引くよね、と栞は一人で笑いました。
あの時スイスに行ったとき、初めて母を施設に預けることになったのだと言いました。
いざ一人になったらすることがなかった。
自分のために何をしたらいいのか分からない。
そして栞は単身スイスへと向かったのようでした。
そして二人は出会ってしまいました。
完治が倉庫会社への出向を決めたのは絶対栞がいたからですよね。
いい歳して女性目当てというか、絶対そうです!!(笑)
そんな間、ちっとも真璃子のことを思い出したりしないのが見ていて切ない。
栞もおしとやかで静かめで控えめに微笑むタイプで、真璃子もおとなしそうで控えめタイプなので、似ていてタイプなのかもしれませんね。余計嫌ですけど(笑)。
ここまでの第2話で真璃子の存在がひたすら悲しい。
仕事の報告も悩みもすべて真璃子まで届かない、完治の中で普段からまったく存在がない、何かあって話す時はことが終わって一番最後って感じ。ひたすら悲しいです。