老化予防・病の回復におススメのタンパク質「AIM」とは!!
『たけしの家庭の医学SP(スペシャル)』で東京大学大学院教授の宮崎徹先生が登場し、様々な病気の予防が期待できるタンパク質「AIM」についてを取り上げていました。
番組を見た感想や実験結果などを載せて行きます!
「AIM」ってなに??どうして健康にいいの??その仕組みはこちら!!
先生のお話によると、そもそも人類は100万年以上子孫繁栄を繰り返しながら生き延びてきている。みんながみんな癌になってきたわけではない。
大昔は治療法なんてなかったわけで、それでも生き延びれてきた歴史を見れば、なにか体の中には病気のもとになるようなものをうまく退治してくれる物質があるのではないか、そしてそれがAIMではないか、ということでした。
体の中の細胞は日々生まれては死ぬを繰り返している。
その死骸や脂肪などが溜まっていくと人は病気になって行くという。
そこで活躍するのが「AIM」というタンパク質。
AIMが働いたことで貪食細胞というものが現れ、細胞の死骸やいらない脂肪などが回収されていきます。貪食細胞とは体の中に大量に存在するゴミたちを除去してくれる細胞のことを言います。AIMが実際にゴミや死骸を溶かしたりやっつけたりする訳ではなく、貪食細胞にこれがゴミだ、ここにゴミがいるよ、とマーキングする役割をするのだといいます。
貪食細胞はそもそも人の体に備わっているものですが、ただ貪食細胞だけがたくさんあっても、どれを食べていいのかそれがゴミなのか?除去してもいいものなのかがわからないのだそうです。そこでAIMの存在が生きてくるのです。
まだ研究中の段階ということでしたが、番組である実験をしていました。
AIMを増やすスーパー健康食材はコレ!!
遺伝や加齢によってAIMの量が少ない人や少なく行ってしまう事があるそう。
そこで今が旬の、ある食材にAIMを増殖するとっておきのものがあるということで番組で取り上げられていました。
DHAの豊富な魚「さんま」です!
このDHAがAIMの生産を促す効果があると考えられているよう。
他にもDHAを多く含む青魚はうってつけのようです。
ちょうど今の季節に美味しいさんまを取り上げていました。
AIMの量は血液検査で調べられる!!男女基準値はどのくらい?
体内のAIM数値は血液検査で調べることができるようです。
『家庭の医学SP』番組冒頭に登場したスーパーおじいちゃんたちはそれぞれ94歳のジョギングおじいちゃんで5.86。
85歳のトライアスロンおじいちゃんは6.25でした。
男性の基準値は4.99。
お2人ともご高齢にもかかわらずだいぶ基準値を超えていたことが分かりますね。
そして女性の基準値は6.06。
番組に登場した50代主婦の女性は4.23でした。
番組で実験!さんま + レモン(ビタミンc)でどれだけAIMが増えるのか!?
番組で登場したその主婦のご家庭で実験として「さんま+ビタミンC料理」を食べる事になりました。
作る時もレモンだけではなくビタミンCを意識して、梅干しやブロッコリースプラウトなども添えるように心掛けていました。
また、蒸し焼きにすることでサンマのDHAを逃さないのだと言います。
そんな食事を1週間続けて貰い、再びAIMの値を測定。
するとなんと1週間前の4.23から5.04へアップ!!
これで確実にAIMの値が上がるということが立証されました。
感想・まとめ!
まだまだ研究段階で論文にも載るような時期ではないと前置きしたうえで、行ったこの実験でしたが、宮崎教授の想像を遥か上回る結果となりました。
いつまでも自分の足で歩き、疲れ知らず、病気知らずな人生を歩みたいですね!
なんで同じくらいの年でもあの人は平気なんだろう?とかなんであの人はいつも検査に引っ掛からないんだろう?って思うことってありますよね。
やはり人の健康には食生活が大きく関係しているのですね。
昔の人達は魚が主食でしたでしょうから、こういった実績がきちんと出ている事になりますよね。
1週間毎食ずっと「どこかしらに青魚」はさすがに嫌ですが(笑)、「DHA+ビタミンC」これは覚えておきたいですね!!健康寿命を伸ばしましょう!!