『サバイバル・ウェディング』最終回ネタバレ・宇佐美編集長(伊勢谷友介)がマジシャンファッションで男気を見せた創立記念パーティーで説教かました内容はどんなだった??セリフあり!!
最終回、柏木コーポレーションの創立記念パーティーの場面。
最後の最後に宇佐美編集長のうんちく&激励シーンがとても格好良かったので載せてみようと思いました!
完全に宇佐美派になってしまいました(笑)!
黒木さやか(波瑠)はインド永住覚悟の恋人・柏木祐一(吉沢亮)の夢を応援しきれず、結婚を迷っていた。
そんな中、「riz」側として創立記念のお祝いの席に出席したさやか。
しかしやはり父・惣一(生瀬勝久)は息子・祐一の独立・開業を許さない。
話にならず喧嘩になるばかり。迷い顔のままどっちつかずの気持ちで間に入るさやか。
まよっていることを惣一に見抜かれたさやかは、祐一に私たちは一緒にいるべきじゃない、と涙しながら伝える。
するとその先にいたのは上司である宇佐美。
マジシャンの格好で余興の準備をしていた様子。
しかし先ほどの様子を見ていたらしい宇佐美は怒り心頭。
惣一にずかずかと歩み寄り、説教をぶちかますのでした。
柏木惣一を自分の方に振り向かせ、一方的に話し始める。
宇佐美:コムデギャルソンのデザイナーが誰だか知っていますか?
柏木惣一:ん?
宇佐美:コムデギャルソンのデザイナーが誰だか知っていますか!
気付く祐一。
柏木:どうしたんだ宇佐美くん。
宇佐美:コムデギャルソンのデザイナーは川久保玲だ。川久保玲はな、もともと日本企業のOLだった。ファッションがやりたいって会社を辞めてスタイリストになった。今度は着せたい服がないから自分で作ると言ってデザイナーになった。その後、日本人のデザイナーなんて鼻で笑われる時代にフランスのコレクションで世界の度肝を抜いた。周りから無理だと笑われても一歩踏み出して、世界を変えた日本人だっているんだ。
柏木:なにを言っているんだ?無礼だぞ!
宇佐美:あんたも本当は分かってるんだろ?あんたらの作ってきた日本が挑戦者を減らし、このまま行けば日本は世界から取り残されてしまうことを。日本には世界で闘える次世代の経営者が必要なんだ!
柏木:お前には関係ないだろ!
宇佐美:自分の会社を守ることだけがあんたの役割じゃない!これからの日本を支える人材を育てることが、あんたたちが生きてきた事の価値じゃないのか!
ここで柏木の指示で警備の者たちが宇佐美を取り押さえようとする。
抵抗する宇佐美。
抑えを払ったときにひとりの警護がテーブルにぶつかり、上の料理が大きくひっくり返る。
宇佐美:失礼。
宇佐美は祐一を見つけ、歩み寄って行く。
宇佐美:おい、お前。いいか?周りからなんと言われても絶対に負けるんじゃねぇぞ。相手がインド人だろうが宇宙人だろうが関係ねぇ!失敗したって勝つまでやればいいんだ!常識とかルールとか小さいこと、気にすんじゃねぇぞ!
祐一:はい。
宇佐美:おい黒木!お前の仕事はなんだ?
次にさやかに近寄って行く宇佐美。
さやか:えっ?
宇佐美:いいから答えろ。
さやか:雑誌の、編集者です。
宇佐美:今のこの時代、お前の仕事は世界中どこでだってできる。お前が会社にいようがフリーになろうがどこに住もうが。お前が良い企画で良い記事を書きさえすれば「riz」はいつでもウエルカムだ。フフ、だが、こいつは違う。お前がこいつと一緒にいるための方法は一つしかない。だったら恐れずにどんな場所でも飛び込んでみろ!俺のようにな。
すると突然SPたちが複数で後ろから宇佐美を取り押さえる。必至で抵抗する。
宇佐美:離せ、どけこら、おい!黒木!
さやかの心の声≪どうして…、恋人でもない、父親でもない、出会って半年しか経っていないただの上司が、弱い私の代わりに戦ってくれてる≫
複数人のSPを一斉に振り払った宇佐美はさやかのもとへ。
宇佐美:黒木、よく聞け!お前は今この瞬間からどんな選択をしても良いんだ。お前がどんな家で生まれたとか、どんな人生を送って来たとか、男だとか女だとか、年はいくつだとか、そんなことは関係ない!最後は自分がこれからどうあるべきか、自分によく聞いて自分で決めろ!そうすればどんな困難にぶつかったって乗り越えられる。大切なのはどんな選択をするかじゃない!自分が選択した人生を強く生きるかどうか!ただそれだけだ!
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格好良かったです宇佐美編集長!
完全に持って行かれてしまいましたね。
歳の功なのかもしれませんが、王子はイマイチぼ~っとしてて大丈夫か?って感じに見えてました。
それと比べると宇佐美は臆せず人の前にどんどん出て行くし、経験豊富で勉強家でなにより行動力がすごい!
王子が宇佐美のようになっていくのは断然これからなのでしょうし、なによりさやかより年下なわけですから。
でもなんだか宇佐美に持って行かれてしまいました。
宇佐美にさやかという相棒がいてくれたら最強になるのになぁ、なんて思って見てました。
でもなんとなく気が合う人って言うのは仕事関係でいたりもするし、息が合うからってくっつかというとそうとも限らないし、難しいところですね。
でも二人にはずっとやりとりしあって欲しいところですね。
最後に、自分的に格好良かった宇佐美シーンをもう一つ挙げてみたいと思います。
怒り心頭の宇佐美が惣一にモノ申しに行く前のさやかとのやり取り。
宇佐美:「挑戦者はいかなる理由にも邪魔されるべきじゃない。」
さやか:スポンサーを降りられるどころか、あとで問題になりますよ。
宇佐美:「俺をなめるな、それくらい余裕だ。」
さやか:私たちのためにそんなことをするのは辞めてください。
宇佐美:黒木、それは違うぞ。俺は自分のやるべき事をやるだけだ。
さやか:どうしてこれが編集長のやるべきことなんですか?「riz」のために広告をとることがやるべきことなんじゃないですか?海外版も出世の話だってあるのに。私のことなんかに首を突っ込むのがどうして編集長のやるべきことなんですか?
宇佐美:「それはな、お前が俺の部下だからだ。」
そう言って泣いているさやかの頭に自分の被っていたマジシャンハットを被せる。
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ルフィ―か~~~~~!!!
いや、シャンクスか~~~~~!!!!
ってなりましたよね。漢気ありすぎ!!
もっと見ていたかった宇佐美編集長!
とにかく伊勢谷友介さんバンザイでした。
王子もこれから強くたくましく頑張って行って貰いたいと思います。
でも要所要所でさやかの背中を押してきた言葉は確実に宇佐美の言葉でした。
この絆は相当強いものだな、と思いました。
部下の幸せのために一役買い、いや、悪役を買って出て、しかも結婚式で泣いちゃう宇佐美愛おしすぎました!!!(笑)
楽しかった!!