『この世界の片隅に』最終回ネタバレ・尾野真千子の離れて暮らす息子・久夫からの手紙の詳細は!!
『この世界の片隅に』最終回の最後の最後に映っていました、径子(尾野真千子)の離れて暮らす息子・久夫からのお手紙を載せてみたいと思います。
がっちり映っていたので確認できました、こちらです!!
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お母様にはお変わりなくおすごしでしょうか 僕はこの春國民學校四年生になりました 下関で新しい友達もでき毎日学校ヱ行ってますのでご安心ください 寫眞を撮ったので送ります 前にお會いしたときより二寸も背が伸びました またお手紙を書いて寫眞もお送りします お母様にはくれぐれもおからだを大切にしてください 北條家の皆様にもよろしくお傳えください
四月三日 黒村久夫
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旦那(黒村)に先立たれ、義理母と上手く行かなかった径子は実家(北條)に娘を連れて出戻り。
正式に離婚したかったが、長男の久夫を取り戻したかった径子は義理母と話がうまくまとまらず結論が長引いていた。
しかし久夫は径子とではなく、義理母たちと黒村家の人間として一緒に生きていくと宣言。
径子には娘・晴美(稲垣来泉)もいたし、黒村にはたった一人の後継ぎ(久夫の父親)すらいまやいなくなってしまったことから、黒村を継ぐ人間は自分しかいないと径子に話す。
幼いにも関わらずすでにしっかりとした男だった久夫。
現在のお写真まで添えていましたが、凛々しいお顔をされているのが見て取れましたね。
離れていても久夫なら大丈夫だなって思わせてくれる、しっかりとした力強い字でした。
戦争はひたすらに悲しい出来事だった。
なにもいいことなんてなかったけど、家族がいる。
命がある。
みんなで食卓を囲める、こんな当たり前のことがどれほど素晴らしいか改めて思いました。
離れていてもどこかで生きてる、そんな事がどれだけ強い希望になるか。
光りになるか、本当に色々な事を感じました。