『グッド・ドクター』最終回ネタバレ・川で溺れ搬送され、脳死状態になった少女美咲へあてた母親からの手紙の内容はこちら!!
前回までのお話は、小腸の病気をもち、肝硬変にもなりかけている森下伊代(松風理咲)のお話でした。
肝硬変になりかけていて、このままでは肝不全を起こしてしまう。
しかし小腸の移植手術も時間がない。
小肝同時移植となるが、今はドナーが現れるのを待つしかない。
そんな時、キャンプをしていた家族が緊急搬送されてくる。
女の子が川で溺れ、重体となっていた。
検査の結果、美咲ちゃんは脳死状態であると判定。
脳に波形が見られないため、あと一週間で心臓は止まるだろう、と小児外科医・瀬戸夏美(上野樹里)は両親に伝える。
打ちひしがれる二人だが、病院の先生たちの熱意も伝わり、やがて臓器提供をすることに同意する。
移植をし、誰かの体の中で美咲が生き続けるならば毎年誕生日を祝ってあげられると思ったから、と。
そして7歳の誕生日を病院のみんなでお祝いし、その席で母親は美咲にあてた手紙を読み上げる。
その手紙がこちらでした!!
美咲へ
ママはまだ信じられません。
あんなに元気だった美咲がこんなことになるなんて。
パパとママは神さまに何度も何度もお願いをしました。
早く目を覚ましてほしい。
またあの笑顔を見せて欲しい。
たくさんお喋りをしてほしい。
手をぎゅっと握って欲しい。
抱き締めて欲しい。
毎日毎日願い続けました。
でもね、神さまはその願いを叶えてくれませんでした。
そんなとき、病気で困っている人に、美咲の体の一部を分けてあげられることを知りました。
最初はそんなこと絶対したくないって思ったんだけど、どうしてもこのまま美咲とバイバイしたくなくて、分けてあげることに決めました。
美咲、嫌だったらごめんね。
痛かったらごめんね。
パパとママは今までたくさんの愛情で美咲を育ててきました。
これからは離れ離れになってしまうけど、どんなに遠く離れてもずっとずっと美咲のこと愛してます。
美咲、7歳のお誕生日おめでとう。
最後に、パパとママの子どもに生まれてきてくれて本当にありがとう。
パパとママより
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こんな素敵なお手紙を聞けないことも悲しすぎる美咲ちゃん。言葉がないです。
移植手術はいよいよ始まり、肝臓が血流障害を起こしてパニックになりながらも、アナフィラキシーショックであると新堂湊先生(山崎賢人)が気付き、アドレナリンを投与したことで落ち着きを取り戻し、手術は無事成功。
目を覚ました伊代ちゃん、本当に良かった。
でも安らかに眠る小さな美咲ちゃんのお顔は見るのが辛かった。
もう二度と動かない娘、目を開けることも、手を握り返すこともない幼い我が娘を愛おしそうにずっと撫でて傍を離れない両親に、涙が止まりませんでした。
本当に辛かった。
言葉も上手くまとまりません。