『絶対零度~未然犯罪潜入捜査』最終回ネタバレ・実は生きていた!!桜木泉(上戸彩)が追っていたのは「ミハンのテストケース0号」の事件!内容はこちら!!
桜木泉(上戸彩)と赤川はかつて、藤堂(伊藤淳史)の指示でミハンの捜査を行うことになった。
ミハン最初のテストケース「0号」として、「危険人物の谷口」という男を捜査することになった。
谷口は旭証券ベトナム支社で働いていたが、谷口は過去に犯罪歴があることを隠し、旭証券に就職していた。
谷口は旭証券ベトナム支社の支社長である相馬に気に入られ、相馬の娘(桜井ユキ)と交際していたが、谷口は相馬の娘に自分の犯罪歴を明らかにし1からやり直すことを心に誓っていた。
谷口の過去を知った相馬は激怒し、谷口と娘の交際を許さず、会社もクビに。
そして相馬に会いに向かった谷口はなんとカバンに爆弾を隠し持っていた。
谷口を追跡捜査していた赤川は「谷口は相馬を爆弾で殺害しよとしている」と考え、谷口が相馬と出会ってしまうと周りの人間を巻き込んでしまうため、赤川は道の途中で谷口を射殺してしまう。
谷口の死後、たまたま谷口を映していた防犯カメラの映像から、谷口が持っていた爆弾は、犯罪組織が谷口の荷物と爆弾とすりかえたものだと気付く。つまり谷口に殺意は全くなかったことが判明。
相馬は旭証券ベトナム支社が誘拐ビジネス犯罪組織と繋がっていることに気付き、不審な金の動きに気付き調査を行おうとしており、旭証券と犯罪組織の繋がりがバレては困る犯罪組織が、谷口を使って相馬を殺させようとしたものだった。
赤川は「自分が谷口を射殺したことは冤罪である、公表すべきだ」と主張するが、藤堂はそれを許さなかった。
赤川は元監察官である井沢の妻に冤罪のことを相談するが、翌日冤罪のことを隠蔽したい藤堂の上司である町田(中村育二)の指示により宇佐美にビルから落とされ、口封じに殺害されてしまう。
井沢の妻と娘も冤罪のことを知ってしまったため、指示を受けた宇佐美によって殺害されてしまった。
藤堂は純粋に犯罪を防ぐことを考えていたが、町田はミハンが正式に採用されることにより、自分が昇進するためだけに真実を隠蔽してきたのだった。
そのこと(仲間・赤川の不自然な転落死)に気付いた桜木泉は今度は自分も「冤罪の真実」を知っているものとして命が狙われてしまうかもしれない。
ならその前に、自分を死んだことにして、この真実を暴こうと単独で行動していたのだった。
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以上がテストケース0号の内容でした。
ミハンが事故を起こしてしまったモノとして警視庁内部に認識されてしまう事を恐れた藤堂は隠蔽することを選んでしまいました。
毎日失われる尊い命を救うのがこの「ミハン」。
これを実用化したい気持ちは町田とは違って藤堂のものは本物。
しかし認証されないと、実用化しないと、世の中は何も変わらない。
日の目を見るためにはほんの些細な犠牲。
そう考えてしまったのでしょうか。
それが仲間の大切な家族を奪ってしまう事になってしまった。
一緒にミハンをスタートさせた最初の仲間(赤川)の命も奪ってしまった。
苦しいお話でしたね。
井沢範人(沢村一樹)がひたすら辛すぎる。