『高嶺の花』第9話ネタバレ・後ろ活けに必要で、もも(石原さとみ)にはどうしても見えない「もう一人の自分」、兵馬さま(大貫勇輔)が言う「空蝉」とはこのことだった!!
ぷーさん(峯田和伸)が言い当てた「もう一人の自分」とは!!
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第9話序盤で、兵馬様(大貫勇輔)の家に来た月島もも(石原さとみ)が「もう一人の自分」についてを聞く場面がありました。
もも:子供の頃の自分?
兵馬:うん。きみを迎えに来た自転車屋さんが見事言い当てたよ。
もも:ぷーさんが?
兵馬:ぼくらのように感性を研ぎ澄ませて見たわけじゃない。頭で考えて辿り着いたと言うんだから、すごいすごい。
もも:…それで、彼の言うように「もう一人の自分」って…。
兵馬:心が大人になったきみには二度と見えない。
自分の幼少期を思い出すもも。
動かないはずの、喋らないはずのぬいぐるみが、分かり合えていた一番の友達だったあの頃を。
もも:でもあなたは、恋愛感情のない相手に抱かれれば戻れる、と?
兵馬:怒らないでくれ。モブ(山中柔太朗)がね、ボクときみが子供を作ればとんでもない天才が生まれるっていうから。
モブ、遠くでニッコリ。
もも:え、…つまり、私には…もう、
兵馬:見えなくていい。今のあなたも充分優れた華道家ですよ。不思議なんだ、僕には妹さんが指名された意味が分からない。よほど後妻のルリ子さんに気を遣ってのことか。
もも:それは私のうぬぼれを戒めようと…
兵馬:それこそ意味不明だね。底知れぬうぬぼれこそが我々を支えている。
「もう一人の自分」「空蝉」とは「子どもの頃の自分」のことだった!!
うぬぼれこそが芸術家を支えている、という言葉ははっとしました。
うぬぼれって大事ですよね。重要です。
自分は出来る、と思い込むことが芸術だけでなくどんなことにも自分を押してくれる精神ですよね。
でも「子どもの頃の自分」が「後ろ活け」に必要なのはなぜなんでしょうね??
無邪気さが意味を持つのか?動かない、喋らない人形の声が本当に話してるみたいに聞こえてくるような、ないものを想像力で補う力?
説明は特になかったので分かりませんでしたが、どうして子供の頃の自分が後ろ生けに関わって来るのでしょうね。
興味深いなぁ、と思いました。もうちょっとツッコんで知りたかった!!
そしてそれを「感性で見る」ってどういうことなのでしょうね??
兵馬さまが言っていましたね。「感性を研ぎ澄ませた」結果、「見えて」掴んだわけですよね。
ももも「後ろ活けの妙手」とか言われていたころは恋愛を知らない「幼い頃」だったのかもしれませんね。
でも兵馬は恋を知った、大人になったももも華道家として充分に優秀であることを認めてくれていましたね。
良かった。もものどこにも行けない苦悩が少しは解放されたのではないでしょうか。
そしてももの父・市松(小日向文世)もまたももの母に恋をしたことで「もう一人の自分」を見失ってしまっていたのでした。
残るは最終回!気になりますね!ももちゃんどうなる??