『高嶺の花』第7話・悲劇の結婚式でぷーさん(峯田和伸)が微笑んだ理由はコレだった!!
【コラム】『高嶺の花』峯田和伸はなぜ石原さとみを許したのか? 小日向文世が囁く“深い呪い”と考える#石原さとみ #峯田和伸 #高嶺の花
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恋愛も結婚も向いてないもも(石原さとみ)が一人で生きていくと決めた儀式、と話すあの悲劇の結婚式。
自分がされた最大の傷をぷーさんにも与えて、「罪悪感」を華道のために得、1人で「月島」を背負って生きていくことを決めたのだ。
もものファンだから、それでもいいとすべてを理解した上で引き受けたぷーさんがあの時なぜ微笑んだのか理由をコスプレ少女(高橋ひかる)たちに明かしました。
ゲインロス、とぷーさんは言った。
それは心理学用語で、ゲインは「獲得」、ロスは「損失」。
獲得と損失の差が大きいほど人は劇的な印象を受ける。
簡単に言うとギャップ萌え、のこと。
怖い先生に褒められた方が普段から優しい先生に褒められるよりもうれしいのと同じ。
怖いという損失が大きいから褒められた獲得のうれしさが劇的なんだ。
俺は彼女にどういう印象だったと思う?
ただのお人よしっていうか、まぁ良くてその程度だろ?イケメンでもないし金もない。
それが裏切られてショックで、すげえ悲しい顔したら想像通りだろ?
「どういうこと?なんでこんな時に笑うの?悲しくないの?まさか余裕なの?」
つまり俺はゲインロスで劇的な印象を与えて、彼女の心に種をまいてしまったんだ、と。
ぷーさんは言いました。
あんなことはしちゃいけなかったんだよ。
華道家として立とうとしている彼女のためには。
「でも俺は、いずれ、彼女に忘れられてしまう事があの瞬間耐えられなくなった。」
だから種をまいちゃったんだ。
ということで、ぷーさんがあの時、あの悲劇の瞬間、「愛するもものためにも」悲しまなくてはいけなかったのに微笑んでしまった理由は、ももに忘れられることが耐えられなくなり、ももの心の中に少しでも自分を、ほんの片隅みにでも、という気持ちからだったよう。
ぷーさんなりの悪あがきだったのかもしれませんね。
でもそんなぷーさんすらいとおしいです。
一人でこっそり泣いて、またみんなのために今日を生きていくんだ、ぷーさんは。