2018年07月期

グッドドクター|山崎賢人が胸を叩く理由はコレ!どんな意味がある??

『グッド・ドクター』第6話で判明・自閉症でサヴァン症候群の小児科医・新堂湊(山崎賢人)が左胸を右手でたたくポーズはどうして??どんな意味が??


第1話から新堂湊(山崎賢人)が象徴的にやって来たポーズがありました。
左胸を右手の拳でたたく、というものです。
これの意味が第6話で判明しました。
病院長の司賀(柄本明)が教えたことだったのでした。

かつて、ある場所で遊んでいた幼い頃の湊と湊の兄は、流れ落ちてきた廃材の下敷きになってしまう。
病院に担ぎ込まれた時、2人の意識はあったものの、兄の奏太は助からなかった。
弟の湊の処置を優先したことにより、奏太は帰らぬ人に。
その当時の治療にあたったのが司賀でした。
司賀は湊に兄は即死だったと伝えた。
意識はあったもののもう厳しい状態であったという。

自閉症だった湊の存在を否定してきた父は湊を助けたこと、兄の奏太を助けられなかったことを、司賀に激しく攻め寄った。
この父のもとに湊を置いておくのは危険だと判断した司賀は自分の判断で湊を施設に送る。
そこから一人で施設で育つ湊。
定期的に親身になってきた司賀。
「お兄ちゃんはどこ?いつかえって来るの?」
そんな質問が止まらない湊に、司賀は話して聞かせたのでした。

「お兄ちゃんはね、天国っていう所にいるんだよ。」
天国?
「うん。こうやって胸に手を当ててごらん。」
実際に右手で拳を作り、胸にあてて見せる司賀。真似してみる湊。
「ここにはね、天国に通じる扉があるんだ。寂しい時や苦しい時、いつでもここをノックしてごらん。」
「湊の声が必ずお兄ちゃんに届くはずだ。」
そう言って司賀は胸元を2回叩き、空を見上げて見せる。
真似して、湊も2回叩き、空を見上げる。

こうして湊は大人になった今も、このように胸を叩き、お兄ちゃんに話し掛けているのでした。