2018年07月期

『高嶺の花』なんで石原さとみは「罪悪感」にこだわるのか!?

『高嶺の花』第6話・月島もも(石原さとみ)はなぜぷーさん(峯田和伸)を傷つけるの??「罪悪感」はなんのために??

第6話から月島もも(石原さとみ)がやたら「罪悪感」、「罪悪感」言ってますけど、何を一体そんなにこだわっているのか??
気になりましたよね。
華道の才能を持ち合わせてきたももはかつて結婚を決めた相手・吉池(三浦貴大)との恋で腑抜け、華道家の腕が落ちていくことを感じていた。
だから華道の道からは外れようとしていた。
自分は普通の道へ行こう、家元は妹のなな(芳根京子)に渡そう、そう思って結婚の道を選んだ。
しかしそれを父・市松(小日向文世)は許さなかった。
市松の計らいでそれは意図的に壊され、それに亡き母はももを後継ぎにするため命を引換えに命を落とした、という事実まで聞かされる。
自分のせいで命を落としてしまった母の為にももは再び華道と向き合い、継ぐための決意を固める。
しかし、後ろ生けをするにはもう一人の自分存在が必要だった。
吉池との恋愛以来、もう一人の自分がいなくなったままだったももは、それを打破するには「罪悪感」が必要なのだと市松から聞かされる。
全てを受け入れたももはぷーさんを裏切り、その「罪悪感」を背負い、華道家として生きていくことを決める。
亡き母の「ももに継いで欲しい」という話は嘘だったとも知らずに。

こうして自分の中にもう一人の自分を蘇らせるため、華道家として、月島家のため、「罪悪感」の名のもとに、ぷーさんを最高に深く傷つけるための準備をしたもも。
婚姻届けを勢いですぐに提出。
式場も決め、あっという間に式を決行。
そしてそこに元カレ・吉池を登場させ、ももをかっさらうという流れ。
自分ですべてを勝手に決めて、勝手に裏切る。自分のせいでぷーさんは深く傷つく。それを胸に自分は芸術家として生きていく。
しかし運転手の高井(升毅)や妹のななから、ももがやろうとしている事を全て聞かされていたぷーさん。
ももがスーパーな芸術家になれるなら、それすらもいとおしい、とすべてを受け入れたのでした。

しかし第6話の最後の最後にぷーさんは笑いました。
微笑みました。
吉池と手に手を取って去っていくももを見て。
これだと罪悪感湧かないんじゃ??
逆にスーパー芸術家を困惑させた??