2018年07月期

『この世界の片隅に』第3話松本穂香の心の手紙の内容はコレ!!【ネタバレ】

『この世界の片隅に』第3話・北條すず(松本穂香)が兄上に向けた(心の)手紙の詳細はこちら!!


兄上様
本日、ここ呉で、初めての空襲警報が鳴りました。
お兄様、すずは北條家にもだいぶ慣れました。
すっかり嫁になっておりますです。
戦地にいらっしゃる兄上に、こちらが大変だなどとお伝えするつもりはありません。
この手紙はすずの心の中の手紙でございます。
最近は空襲に備えての防空訓練がなかなか大変です。
でも、ご近所の方達には優しくしていただいております。
少ない配給生活をしのぐにはとにかく工夫が一番大切で、今朝はたんぽぽの根をきんぴらに、葉っぱをおひたしにしてみました。
それから、玄米をよーく炒って、3倍の水に半日つけてからじっくり炊き上げると、倍くらいに膨れるのだそうです。
これは楠公飯と申しまして、かの楠木正成公が戦の際に好んだという米の炊き方でございます。

お兄様、この非常時に申し訳ないのですが、嫁いで3か月、すずはどうやら…、
お兄様、すずはどうやら、幸せのようです。
旦那様にどんどん恋をしてしまっとるようで。

でも、どうやら恋というものは、つらいこともあるようでございます。
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直接な手紙という訳ではなく心の中を整理したり、説明するテイで、軍隊になった自分の兄に向けて話し掛けている感じでした。
周作(松坂桃李)に恋心を抱き始めるすず(松本穂香)の可愛らしい回でした。
そしてそして色気のハンパない遊女・リン(二階堂ふみ)も参戦してきて、一体どうなるのでしょうか。
いつも時代も「恋」とは変わらないものなのですね。
苦しくなったり、嬉しくなったり、ニヤニヤしたり、意地悪な気持ちが芽生えたり、絶望の気持ちを抱いたり。
この時代にこんなふうに頑張って働いて、恋をして、懸命に生きていた人たちがいたんだなぁって改めて思います。
自分はつくづく恵まれた時代に生まれたんだな、と改めて。

個人的には第3話冒頭のバケツリレーのシーンの、伊藤沙莉さんの顔がインパクトありすぎて忘れられない(笑)。