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『トドメのキス』未来の旺太郎からのみんなへのメッセージまとめはこちら!!セリフあり!!【ネタバレ】

『トドメの接吻』最終回ネタバレ・未来の旺太郎(山崎賢人)からの三か月前のみんなへのメッセージはこれだ!!

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晴海(菅田将暉)の力を借りて過去に戻る決意をした旺太郎!イケメン俳優二人の濃厚キスシーンを経て旺太郎は見事・三か月前の過去へ!!

晴海(菅田将暉)の力を借りて、無事に3か月前に戻ってきた堂島旺太郎(山崎賢人)。
佐藤宰子(門脇麦)を愛している事を自覚し、愛を知って生まれ変わった?旺太郎は今度こそは大切な人を守るため、自分の欲のためなどではなく、みんなを幸せにするために、もう一度やって来ました。
そこは三か月前、場面は大みそかの並樹グループ主催のカウントダウンパーティー会場。
100億の女を手に入れるため、並樹グループを自分のものにするため忍び込んでいたはずの旺太郎だったが。
母(高橋ひとみ)が決めたお見合い相手(川口力哉)と会うことになっていた社長令嬢の並樹美尊(新木優子)に旺太郎は気付く。
お見合い相手に連れていかれようとするその時、美尊の前に立ち、旺太郎は声を掛ける。

未来の堂島旺太郎からの「みんなを幸せにするためのメッセージ」まとめはこれだ!!

「美尊さん。」
横から出てきた旺太郎に驚く美尊。
「あなた、」
まだまだ(この時は)よく知らないホストの男が現れ、表情を思い切り歪める。
「このままお見合いするつもり?会社のために、このどうでもいい男と結婚するつもりなの?」
旺太郎の突然の言葉に美尊は驚いた表情。
「あなたには関係ないでしょ?」
「きみは何なんだ?僕の妹に失礼だろ」
後ろから並樹尊氏(新田真剣佑)がやって来る。
「彼女の事、妹だなんて思ってないだろ?」
旺太郎の言葉に驚くも、訳が分からずきょとんとしている様子の尊氏。
「お前たちの未来に関わる話なんだよ!」
声を荒げる旺太郎。
「俺の言ってる事は、まだ理解できないと思うけど、きみは自分の意志で人生を歩いて行ける。
「え?」
旺太郎は戸惑っている美尊から尊氏に向き直り、続ける。
「お前、美尊さんの幸せを心から願うなら養子だとか、過去の秘密だとか、そんなもん全部取っ払って、彼女に素直な気持ちを伝えてやれ!それが彼女の幸せのためだよ。伝えなきゃ、なにも届かないぞ。」
「………」
そこへ受付にいたはずの長谷部(佐野勇斗)が登場。
お見合い相手の男の浮気の現場らしき写真が写っているカメラを差し出す。
「これはあなたじゃないですか?」
動揺する御見合い相手の御曹司。
「この見合い相手は俺が嵌めたんだよ。」
長谷部のカメラを取り上げて旺太郎が言う。
「はぁ?」
長谷部の隣に布袋(宮沢氷魚)がいるのを見た旺太郎は声を掛ける。
「なぁ、布袋。尊氏だっていつも正しいわけじゃないんだよ、間違ってたらはっきり言ってやれ!」
「?何言ってんだ?こいつ」
布袋も顔を歪めて長谷部に言う。
「さぁ?」
向き直って長谷部にも続ける。
「それから長谷部、お前はお人よし過ぎんだよ、少しは社会に出て揉まれろ!」
「大きなお世話だよ、ホストの分際で!」
「どうかしたんですか?警備員を呼びましょうか?」
そこへ騒ぎに気付いた尊氏の叔父、新井(小市慢太郎)が登場。
気付いた旺太郎は瞬間に後ろに回り込み、新井の胸ポケットからカセットテープを取り出す。
「おい!お前!なにをするんだ!」
テープを取り出し、掲げて見せる。
「これで尊氏を脅すつもりだろ、そうはさせるか!」
カセットテープを地面に落とし、足で思い切り踏みつける。
あ~~~~!と横で崩れ落ちる新井。
「どうして?」
尊氏が驚き、思わず呟く。
「あなたなんのつもり?パーティーをめちゃくちゃにしに来たの?」
美尊が声を上げる。
「未来のきみと約束したんだよ。」
旺太郎は真っ直ぐに言う。
「未来?」
頷く旺太郎。
「今度こそ幸せになって。」
「え?」
「祈ってる。」
きょとんとしている尊氏を見詰める旺太郎。状況が呑み込めない尊氏。
そして素早くその場を去っていった。
旺太郎が去った後、12年前の海難事故の原因が自分である事を尊氏は美尊に告白する。
自首する、並樹から籍も抜く、けじめをつける、と尊氏は欠けたカセットテープを手にそう話す。
美尊は妹としてではなく、自分の気持ちから尊氏に寄り添って生きることを伝える。抱き締めあう二人。

とうとう三か月前の生きている宰子に再会。宰子への愛の言葉は!!?

そしてとうとう旺太郎は宰子に再会。
夜道に飛び出した子供を救うため、宰子は道を走っていた。
宰子に助けられた親子連れは道を帰って行き、辿り着いた旺太郎は宰子に駆け寄っていく。
黒いフードをおろす宰子が旺太郎に振り返る。
「まだ…生きてたんだ?」
よく知っている光景。何度も何度も体験した光景。まだまだよく出会っていない自分たち。
まだ自分と多くを過ごしたかつての頃の宰子ではないぎこちない表情で、宰子は自分へそう呟く。
目の前に宰子がいる。胸がいっぱいになる旺太郎。
「お前の方こそ、…生きてた。」
「??」
動揺を見せる宰子。
「知ってるよ、お前の事はよく知ってるよ。キスで時間を戻して俺を救ってくれてたんだろ?」
驚く宰子。近付いてくる旺太郎に慌てて逃げる宰子。驚く旺太郎。
自分の事を知らないかのような宰子の警戒した素振り。
旺太郎は平静を装って続ける。
「こう言っちゃ悪いけど、お前、男を見る目がなさ過ぎんだよ。気を付けろよ。クズみたいな男がその力に気付いたら、きっとお前を利用すると思う。キスしてくれたら願いを一つを叶えてやるとか聞こえの良いことを言ってくるかもしれない。でもそんな契約には乗っちゃダメだ。クズはお前の願いなんか何一つ叶えてくれないからな。」
「………」
「あと、好きな男が出来たら、遠慮なんかすんな。ガンガン行け。間違ってもそいつのために道具になるなんて言うんじゃないぞ。お前ならいつか、そのキスを受け入れてくれる人に出会えると思う。
「………」
涙が滲んでいく宰子。
「罰が当たっただなんて、今は思ってるかもしれないけど、そんなことないからな。」
宰子の瞳から涙が零れ落ちる。
自分で自分の涙に驚いている様子にも見えた。
「キスは、ホントの愛を見つけるためにするもんなんだよ。自分の気持ちを押し殺して、つらくてもいいなんて遠慮すんな。お前はもっともっと幸せになれんだよ。
宰子、涙が止まらない。
「だから、クズには騙されるな。もう一回言うぞ。俺みたいなクズだけは好きになるな。今度店に行っても俺はもういない。二度とお前には会わない。これで本当にさよならだ。宰子。」
頑張って言葉を絞り出した旺太郎はやがて、道を翻し、歩きだす。
「ど、ど、どうして私の名前…」
慌てて宰子は後をついてきて声を上げる。
「あ、あ、あなた、狙われてる…!かっ、かっ、か…!」
「知ってるよ、和馬だろ?」
振りかえり柔らかい表情の旺太郎。
驚く宰子。
「ありがとう。今までありがとう。」
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感想

三か月前のみんなへの未来の旺太郎からのメッセージはこういった感じになりました。
良かった!
自分の人生や家族を壊されて恨んでいたはずの尊氏にあそこまで助言してやっていて、過去とかもうそんなものどうだっていいから美尊を離すな、と言ってくれて、旺太郎格好良かったですね。
そんなの取っ払って、というセリフは響きましたね。
そしてそしてドラマ終盤で、宰子のいるデリバリー会社でバイトしている長谷部オモシロかった!
ホストの分際で!って怒ってた割りには助言聞くんかい!!

まぁ、昔に比べたら大きく成長した旺太郎くんですが、でもそもそも自分が欲を出して散々みんなの人生を引っ掻き回して、殺させたり犯罪者にさせたりした、というのも正直ありますが(笑)。
旺太郎の過去は不運でしたが、ここまで欲を出して横からしゃしゃり出て来なければ、もともとそんな誰かが犯罪者になったり、死んでしまったり、ここまで歪んだりしなかったんじゃ、とも思いますけどね。余計なことをした旺太郎が自分で後始末した的な??
でも、性格上、美尊は母に逆らえないっぽかったからどこぞのお金持ちとお見合い結婚させられて、尊氏は一生自分の存在や気持ちを押し殺して、一生美尊のそばで飼い殺しにされていたかもしれないから、やっぱり旺太郎よくやった!なのかもしれませんね。

そして再会した旺太郎が宰子と離れる選択をしたのも驚きでした。
愛が深すぎる!大きすぎる!!
自分といたらいつまた危ない目に遭わせるかもわからない。
自分みたいなクズのために自分を大切にしないかもしれない。
優しいやつだから、こんなクズを好きにさせてしまうかもしれない。
宰子の幸せな人生のためには自分みたいなやつはいない方が良い、と思ったのでしょうね。
旺太郎の最初の頃からは想像もできないくらいの、宰子への大きな愛を見ることが出来て良かった。
良いドラマでした!!
宰子とのラブラブ新婚っぽい回もスペシャルかなんかでやりません??(笑)