『anone』第６話ネタバレ・辻沢ハリカ（広瀬すず）とカノンこと紙野彦星（清水尋也）の「ヨルイロノ虹」アプリのチャットやり取りの詳細はこちら！！
中世古理市（瑛太）の登場でなにやらざわざわしてきた辻沢ハリカ（広瀬すず）の周辺。
そんな中でも昔同じ施設にいた紙野彦星（清水尋也）とのアプリでのメッセージのやり取りだけが心の支え。
今回の第６話での二人のやり取りをまたまた載せてみたいと思います！！
彦星の病院を見上げるハリカ。
開いた窓からは彦星の姿が見える。
♂カノン：聞いてください、今日はすごくいいことがありました。お世話になってる看護師さんのご結婚が決まったそうなんです。来月ハワイで結婚式をするんですって。「ビデオを撮るから彦星くんにも見せてあげるね」って。
♀ハズレ：それは楽しみですね。
♂カノン：僕らと歳変わらないんですよ。看護師さんもお相手も２２歳で、高校の同級生だそうです。
♀ハズレ：へぇ～、そういう頃から続いてるんですね。
♂カノン：僕だって一年しか行かなかったけど、高校の時はバレンタインにチョコ貰ったりしたんですよ。
♀ハズレ：あれぇ？モテた自慢ですか？
夜、中世古のニセ札作り一式の入った段ボールを捨てに来たハリカから送信。
♀ハズレ：体調はどうですか？
♂カノン：またハリカちゃんは僕の体調ばかり気にしてる。
♀ハズレ：そうかな？
♂カノン：ハリカちゃん、看護師さんによると普通の１９歳の悩みは「前髪が上手く出来ない」とか、そう言うことなんだそうです。
♀ハズレ：そうなのかなあ？
♂カノン：誰かの病気のことで悩む１９歳はあまりいません。きみの前髪のためにも頑張らなきゃなぁって思います。
♀ハズレ：光栄です。私の前髪は幸せですねぇ～。
♂カノン：もっと自分の事を考えてください。ハリカちゃんは欲しいものはないんですか？
♀ハズレ：欲しいもの
「………」しばし考える。
近くにある偽札セットの入った段ボールを見る。
♀ハズレ：東京の一等地のマンションが欲しいです。
♂カノン：なんですか、それ？
♀ハズレ：欲しくてほしくて仕方ないです。私、東京の一等地のマンションが手に入るなら、どんなことでもしたいと思ってます。
♀ハズレ：あ、なんでもないです
♂カノン：そんなマンション買わない方がいいよ、無駄になるから。
♀ハズレ：ならないよ
♂カノン：えっと、今日父が来て、教えてくれました。先生から聞いて来たって。「頑張れば一年は生きられます」って。嬉しかった。頑張ればまだ一年はあるんだって。一年は長いよ。
涙が溢れているハリカ。読みながら頭を横に振っている。
♂カノン：長いでしょ？
「ながいね」、と打ち込むが、指が止まるハリカは小さく呟く。
「短いよ…」
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以上は第６話のやりとり内容でした。
そしてその後、彦星くんの病室に見知らぬ若い女性がやって来ました。
新キャラ登場！？
どうなるハリカ！！どうなる彦星くん！！
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