『あのね』第5話ネタバレ・ハズレこと辻沢ハリカ(広瀬すず)とカノンこと紙野彦星(清水尋也)の「ヨルイロノ虹」アプリのチャットのメッセージ内容はコレだ!!
ハリカ(#広瀬すず)、“命の期限”に直面…理市(#瑛太)の衝撃事実が明らかに「#anone」<第5話あらすじ> #あのね @Suzu_Mg @anone_ntv 【ほか写真・動画あり】https://t.co/odNieXiyPH
— モデルプレス (@modelpress) 2018年2月7日
第5話も二人(ハズレ&カノン)のチャットの中身を載せて行きたいと思います!!
物語と平行にハズレが語って行くような形で、進むので今回はやたら文章が多いです。
なので、やり取りで送ったメッセージだけ、分かりにくいですが、淡々と(笑)載せて行きたいと思います。
一つひとつ説明していくとなると、長くなり過ぎちゃうので、ご了承くださいませ!
♀ハズレ(辻沢ハリカ/広瀬すず):あのね、彦星くん。盗んだお金を盗まれた青羽さん(小林聡美)と持本さん(阿部サダヲ)が亜乃音(田中裕子)さんのところに行ったんです。行ったんですけど。
バイトの休憩中にメッセージを送るハリカ。
♀ハズレ:その日は、亜乃音さんの職場の弁護士さんが魚料理を振舞ってくれる予定だったらしく、弁護士という言葉に2人(青羽・持本)はおののき、…で、私たち亜乃音さんの家族に成りすます事になったんですけど、その頃亜乃音さんはとっくに私たちがよく知らない他人だと伝えてしまった後で。それを知らない私は計画を亜乃音さんに伝えるだけ伝えて、そのことを亜乃音さんが正直に打ち明けると、…私たちはそうと知らずに全く必要のないお芝居を始めたのです。亜乃音さんにとっては災難な出来事でしたが、先生はすごく面白い方で、いつの間にかみんなお芝居の事なんてすっかり忘れて打ち解けて。先生と一緒にいる亜乃音さんは、いつもの亜乃音さんと少し違ってました。少し酔った先生をタクシーが拾えるところまで亜乃音さんが送って行きました。
♀ハズレ:また猫が増えたようなもんだから、そう言って亜乃音さんはお布団を二つ、リビングに敷いてあげました。私は亜乃音さんと一緒の部屋で寝ました。次の日4人で歯を磨きました。
♂カノン(紙野彦星/清水尋也):よかったね。
♀ハズレ:はい。青羽さんも持本さんも
♂カノン:違うよ、ハリカちゃんが。良かったね
「………」
♀ハズレ:あっ、あと最近またバイトを始めたのですが、そこでハシビロコウのポスターを見掛けました。
♂カノン:残念ながら僕の窓の外のハシビロコウはいなくなりました。今は「24時間だけの花嫁」っていう3月から始まる映画のポスターになりました。
♀ハズレ:へぇ。どんな映画なのかな
♂カノン:病気の主人公が最後に死ぬ映画のようです。
♀ハズレ:へぇ
♂カノン:ポスターを貼った人もまさかもうすぐ死ぬ人に見られてるとは思わなかったでしょうね。
自分の小さなノートを取り出すハリカ。
♀ハズレ:彦星くん。私、調べてみたんです。病院の事とか、その費用の事とか。
♂カノン:前に話してた重粒子線治療のこと?
♀ハズレ:はい。私ね、彦星くんはいつか治ると思ってます。もちろんそのためにお金のこととか
♂カノン:すごくお金が掛かるんだよ
♀ハズレ:うん。難しいこと、たくさんと思う。だけど、彦星くんはいつかきっと。
♂カノン:いつかっていつ?何年?何月?夜、眠る時、目を閉じる時、もうこのまま目が覚めないんじゃないかって思う。今日、あとで、3分後、3秒後、電球の寿命みたいに、いつ自分が消えても不思議じゃないんだ。明日の話なんか遠すぎる。「いつか」なんて3億年先の話と同じ。ごめん。意地悪言っちゃった。僕の話は面白くないね。きっと映画にもならない。だからね、ハリカちゃんの楽しい話を聞くのが、今の僕の一番の楽しみなんです。
♀ハズレ:私、なにもしてない
♂カノン:きみは今頃、何してるかなって想像するだけでまるで自分が体験してるような気持ちになれるんです。きみの冒険は僕の心の冒険です。僕も、亜乃音さん、持本さん、青羽さんのことが好きになりました。明日の話や「いつか」の話はもうナシにしてください。
♀ハズレ:はい。
違う日。その日の報告をするハリカ。
♀ハズレ:本日の冒険。持本さんが「これ300円だったんです」と言ってパジャマを買ってきました。ところがなぜかそれは蝉の模様で、しかも全面に無数に。しかも実写で。絶対悪い夢を見そうだったので青羽さんが雑巾にするアイデアを考えたのですが…、もっとリアルな結果を迎えてしまいました。
♂カノン:笑い過ぎて看護師さんが来てしまいました。
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またある日。
♀ハズレ:本日の冒険。青羽さんがちょっと風邪を引きました。くしゃみが出るようになったのですが。かわいかった。青羽さんのくしゃみの可愛さはシロクマの赤ちゃんに匹敵する、そう言って。個人情報なので動画は送れませんが音声でお楽しみください。
♂カノン:かわいい~
またまた別のある日。
♀ハズレ:本日の冒険。亜乃音さんと買い物に行ったら、向こうから知り合いが歩いてきたので、亜乃音さん「あ~久し振り」と手を挙げたものの、近付いてみたら全く知らない人で、そのまま何もなかったかのように通り過ぎました。そしてさらに今度は本当の知り合いと会ったのですが、その人が会話の端々に使う「もうヤバすぎてヤバいの~もう!!」という言葉が私と亜乃音さんのツボに入ってしまい…ヤバすぎてヤバかったんです。それでね、あのね。
―――カノンさんはログアウトしました―――
♀ハズレ:お~い
♀ハズレ:お~い
集中治療室から出てこられた彦星。久し振りの2人のやり取り。
♂カノン:こんにちは、ハリカちゃん
♀ハズレ:こんにちは、彦星くん
♂カノン:元気ですか?
♀ハズレ:はい、元気です。彦星くんは?
♂カノン:さっきお昼ご飯をお代りしました。元気です。
♀ハズレ:そうですか
♂カノン:その前はずっと寝てました。結構長く寝てたくさん夢を見ました。
♀ハズレ:どんな夢ですか?
♂カノン:外に出て、パン屋さんに行く夢です。月の出ていない夜しか開いてないパン屋さんで、僕はその店でトングとトレーを持って、ぶどうパンとピーナッツクリームパンとりんごジュースを取ってレジに行きました。レジにはエプロンをしてベレー帽をかぶったハリカちゃんがいて、ハリカちゃんは「ぶどうパンお1つ、ピーナッツお1つ」と声に出してレジを打ちました。お金を払うと、「ポイントカードはお持ちですか?」と聞きました。「お作りしますか?」「はい」と答えると、ハリカちゃんはレジの横の箱からポイントカードを出し、ポンポンポンと3個、パンの形のスタンプを押してくれました。「ありがとうございました。」ハリカちゃんの声を聴きながら僕は店を出ました。外に出た僕はそのポイントカードを見ながら、また明日もこのパン屋さんでパンを買おうと思いました。夢の中とは言え、明日の事を考えたのはすごくすごく久し振りの事でした。そのことが目が覚めた今も離れなくて、それからずっと明日の事を考える癖がついてしまいました。僕はポイントカードを溜めたくなってしまいました。そのうち僕も、「いつか」って日を信じるようになるのかもしれません。その時、僕は、それはすごく怖い事なんだけど、生きていたいって思ってるのかなって。ううん、生きたいのかな、もうとっくに。今はまだ会えないけど、会いたいのかな。ハリカちゃんに会いたいのかな、もうとっくに。
♀ハズレ:会いたい
♂カノン:はい、いつか
♀ハズレ:私、彦星くんに会って、もう一度流れ星が見たい。前は覚えてなかったから今度はちゃんと覚えておきたい。
♂カノン:はい、いつか。いつか、ハリカちゃんに会える日を思いながら、これから毎晩目を閉じる事にします。
今日はハズレとカノンのチャットがなかったので、楽しみにしてた人はこちらをお楽しみください☺️ #anone #あのね #ヨルイロノ虹 #ハズレ #カノン pic.twitter.com/mO5ocBSy8o
— 【公式】『anone』第6話 2月14日バレンタインデー放送です! (@anone_ntv) 2018年1月24日
最後の前向きな彦星くん、とても良かった。
久し振りに嬉しい涙だったハリカが見れた。
パン屋さんのシーンがとても良かった!!