『あのね』第2話ネタバレ・ハズレこと辻沢ハリカ(広瀬すず)とカノン(清水尋也)さんの、「ヨルイロノ虹」というアプリのチャット(メッセージ)のやりとり詳細はコレだ!!
今回も♀ハズレ(辻沢ハリカ/広瀬すず)と♂カノン(紙野彦星/清水尋也)のチャットアプリ「ヨルイロノ虹」によるメッセージのやり取りをおさらいしてみたいと思います。
朝、カノンからのメッセージを受け取る。
♂カノン:ハリカちゃん、また今日が来ましたね
♀ハズレ:はい、彦星くん。元気ですか
♂カノン:今朝、肉まんを2個食べました
朝、ハシビロコウの広告の看板の見える場所から、病院の彦星が見える場所に立ち、窓の方を見上げてメッセージを打つ。楽しそうに微笑んでいる。
♀ハズレ:ティッシュ配りのバイトをしていた時の同僚で寿(ことぶき)さんという方がいました。寿さんはいつもポケットに直接肉まんを入れていました。
♂カノン:直接!?
♀ハズレ:本来寿さんのおやつなんですが、ある時間違えて、肉まんの方を配ってしまったんです。
♂カノン:えー!!!
♀ハズレ:受け取った人、食べてくれて。寿さん「口拭いて下さい」ってティッシュを渡したそうなんですけど
遠い病院の、窓の向こうの病室のカノンも一人で笑みを浮かべているのが見える。
♂カノン:寿さん、面白い方ですね。なんか名前もめでたいし
♀ハズレ:寿さんの口癖は「名前がめでたいからって僕までおめでたい奴だと思わないでくれよな」でした。
♂カノン:それは大変失礼しました。
笑うハリカ。
♂カノン:忘れ物、気を付けて、いってらっしゃい。
♀ハズレ:行ってきます。
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♀ハズレ:彦星くん、あのね、
その後、林田印刷所にて泊まることになったハリカ。布団からカノンへメッセージ。
♀ハズレ:今日、私は、布団で寝ています。布団と枕を発明した人にはノーベル賞をあげるべきだったと思います。
♂カノン:確かに。じゃあ僕は誕生日ケーキにロウソクを立てるって考えた人に、ノーベル賞をあげたいと思います。
♀ハズレ:シャワーにシャワーって名前を付けた人にも。
♂カノン:ウサギの形に切ったリンゴにも。
♀ハズレ:パレットの指を出す穴にも。
♂カノン:手品で出てくるハトにも。
♀ハズレ:落とし物箱にも。
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第2話のやりとりはこんな感じでした。
この些細なやり取りが重要なんですよね、初々しくて幸せなひと時ですよね。大事な時間ですよね。
しかし彦星くんのノーベル賞はなんかひくいなぁ(笑)。
ハリカちゃんはなかなかうまい事言ってるなぁって思いましたが、彦星くんはいまいち??厳しい??(笑)
林田亜乃音さん演じる田中裕子さん良かったですねぇ。エボシ御前!!
でも毎回毎回同じ演技と言うかwomanとかでも変わっていないような気もしますが、でも言葉が深くて、聞き惚れてしまいましたね。
切ない哀愁とか、表情とか、グッと引き込まれてしまいます。
言葉のチョイスも素晴らしい、坂本裕二さんの言い回し、絶妙ですよね。ふと出した言葉があとにも生きていて、感情がより分かりやすく伝わるためのスパイスになっている。暗いところで知らない人の手を繋いじゃった感じ、上手かった!!はっとした、凄かった!!
1年前に夫を亡くして一人ぼっちで、娘は19歳の時に何も言わずに突然いなくなった。孤独だった亜乃音のもとに知らない少女。
話し相手も欲しかったのでしょう、また、何も知らない相手だからこそ自分の気持ちも話せたのでしょうね。
ずっと言えなかった気持ちを。聞いてくれる人も居ない、どこにも行けない気持ちを。
「ない」ようにして生きるだけだった毎日に、ハリカが現れたことで口に出せた。
口に出したら、動き出す事も出来た。一人じゃ何もできなかったのに。ハリカが横にいてくれたからラーメン屋に入ることも出来た。
たった一日で知らないヤツを家に泊めるかよって思った方も多いかもしれません。でも自分的にはすんなり入って来ました。理解できました。
血の繋がらない娘を育ててきた亜乃音は、血の繋がらないよく知らない女の子を関係ないからって夜の道に捨てる気にはとてもとてもならなかったのでしょう。
第2話の終盤は劇的展開でしたね。
早く亜乃音のもとにハリカを返してあげて欲しいぞ~!!
どうなっちゃうの!!
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