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『anone』広瀬すずとカノンのLINEならぬMEINやりとりの内容はコレ!!その2【ネタバレ】

『あのね』第1話ネタバレ・ハズレこと辻沢ハリカ(広瀬すず)とカノンさんの、「ヨルイロノ虹」というアプリのチャット(メッセージ)のやりとり詳細はコレだ!!その2

 

仲間だと思っていたネットカフェで出会った有紗と美空に付き合い、万札を捜しに「柘」という海にやって来た辻沢ハリカ(広瀬すず)。
しかしお金であっという間に友情は崩壊、三人バラバラ。一人になったハリカは今いる「柘」が昔おばあちゃんと住んだ魔法の国、幸せな記憶、自分のお守り、自分の居場所だった場所であったことを思い出していく。現在地からマップであの魔法のツリーハウスのような昔の家へ突き進んでいく。
すると知らない大人たちがかつてのおばあちゃんの家から出てくる。
「ここの生徒さんだったとか?」
その男性はハリカにそう訊ねる。そして隣りのもう一人の男性に説明し始める。
「ここ、昔は全寮制のね、更生施設だったんだよ。不登校とか、そういう子を治療するための」
聞き慣れない言葉やどんどん進んでいく話に、ハリカは踵を返す。
「間違えました」
しかし見れば見るほど見覚えある場所に、ハリカは一人で道を変え、どんどん歩きだす。男たちはまだ遠くで話している。
「治療と言うかほとんど虐待だったらしい。元々生徒たちは親に見捨てられた子供ばかり。最終的には子供が一人死ぬとこまで行って、閉鎖されたらしい。」
懐かしいリクガメ「ブラン伯爵」を見付けるハリカ。歩みを速めると気付く。
それはただの古ぼけた黄色い桶だった。
≪今でも、あのツリーハウスでの幸せな日々の事を思い返します。大切な思い出って支えになるし、お守りになるし、居場所になるんだなぁって思います。私、8歳から12歳の頃まで森の中でおばあちゃんと2人で暮らしてました。≫
すると突然、近くにあった風見鶏から声がする。「君のその思い出は間違ってるよ。」
風に揺れる風見鶏は話し出す。本当の過去を。ハリカの真実を。
「その人はおばあちゃんなんかじゃない。お父さんとお母さんが君を入れた施設の先生だったんだよ」

回想に切り替わる。
やめて、と叫ぶ幼いハリカの首元を掴み、引きずって行く真砂子(倍賞美津子)。
捕らえられながら、待ってよ、パパ、ママ、と走って行ってしまう車に叫ぶ幼いハリカ。
風見鶏の声のままにその家に足を踏み入れていく現在のハリカ。昔感じていた鮮やかな色のついたその魔法の家はすべて幻だった。
≪あなたはどうしてここに来たのか分かっていますか?≫
暗い部屋で自分にそう訊ねる真砂子が蘇る。
≪あのね、いっぱいあるよ。忘れ物が多いのでしょ、給食食べるのが遅いのでしょ、列を乱すのでしょ、あと制服を着なかった事でしょ?≫
≪どうして制服を着なかったのですか?≫
≪好きな洋服を着た方が楽しいでしょ?≫
≪みんなと違う行動を取るということですね?≫
≪みんなって誰?みんなってのが誰の事か分からないから同じに出来ないんだよね≫
≪あなたは病気です。あなたの両親は弟さんにあなたの病気が移ることを恐れてます≫
≪あのね、私タケルすきだよ≫
≪あなたのそういうところが、家族を苦しめるんです。≫

思い出していくハリカ。息が荒くなっていく。
魔法の家みたいなおうちはどこにもなかった。優しかったゴーレムは自分を抱えて小屋に閉じ込める悪魔だった。笑顔の素敵だったおばあちゃんは鬼のような眼で微笑みながらこう言った。
≪クッキーだって何枚も焼けばハズレができるの。あなたの名前はハズレ。≫

新しく男の子二人が小屋に押し込まれてきた日もあった。
大人たちは皆嗤っていた。嗤って自分たちを暗い小屋に押し込み、鍵をかけた。
ある日、一番小さな男の子が苦しそうに倒れたままか細い息をしていた。小屋の中から助けを呼ぶハリカ。
やってきてくれたのはおばあちゃん先生、真砂子。助けて、死んじゃうよ!さけぶハリカに、真砂子は冷たい目で言う。
≪ハズレ、返事をしなさい。≫
≪はい…≫
≪あなたの名前は?≫
≪わたしの名前は、…ハズレです…≫
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後ろから、ハリカの持っていた札束のバッグを追いかけてきた林田亜乃音(田中裕子)がハリカに話し掛けるも、ハリカには届いていない。

帰り道を1人歩くハリカは大きなハシビロコウの写真がついた看板を見つける。
そしてその近くに大きな総合病院がある事に気付く。
窓からある男性が見える。
「ヨルイロノ虹」アプリを開くハリカ。
♀ハズレが進み、♂カノンに出会う。
♂カノン:あ、どうも。
♀ハズレ:あ、どうも。
♂カノン:元気ですか?
♀:はい、元気です。カノンさんは?
♂カノン:元気です。今日の外の世界はどうですか
♀ハズレ:今日は柘市という所に行ってきました。私、カノンさんにたくさん嘘をついちゃってました。おばあちゃんはいませんでした。私は自分が思っていたよりもずっとハズレでした。ごめんなさい。カノンさんにも何にもしてあげられません。
♂カノン:ハリカちゃん
♀ハズレ:はい
打ってからハッとした表情になり、遠くにある病院の窓の向こうの男性を見上げるハリカ。
♂カノン:ハズレさんって、ハリカちゃんですよね
♀ハズレ:どうしてわたしの名前…
♂カノン:僕もウソをついてました。少し前から君の事に気付いてました。始めは偶然でした。ハズレっていう聞き覚えのある名前のアカウントを見付けて、近付いてみました。話しているうちに、もしかしてって思うようになって、いろいろ聞き出しました。僕の記憶とは少し違ってたけど確信しました。あの子だ、辻沢ハリカちゃんだって。
♀ハズレ:意味が分かりません。カノンさんは誰なんですか?
♂カノン:僕もあの更生施設にいたひとりです。前髪を切らせなくて閉じ込められてた暗い子。それが僕です。本当の名前は紙野彦星といいます。ごめんなさい、黙ってて。おばあちゃんとの思い出を壊しちゃいけないと思って打ち明けられませんでした。一緒に脱走した時のことは覚えてますか?
♀ハズレ:脱走?…そんなことあったんですか?
♂カノン:一度だけ、ある夜ゴーレムが鍵をかけ忘れました。僕とハリカちゃんは脱走してあの森を抜け出しました。夜の中を2人で走りました。僕は逃げるのに必死だったけどハリカちゃんは違いました。「あのね」、そう言って君は雨に濡れた花がどんなにキレイか、風にはためく大売出しの旗はどんな音がするか、天井の模様の中に何匹動物を見付けられるか、そんな話を道々ずっとしてくれて…
並んで手を繋ぎ、夜の道を歩いて行く小さな二人。大きな風車の羽は止まっている。
♂カノン:…で、一緒に見たんです。流れ星を。
小さなハリカが静かに呟く。
≪地球も、流れ星になればいいのに≫

♂カノン:ほんの少しの時間だけど、楽しかった。大切な思い出って支えになるし、お守りになるし、居場所になる。そう思います。あの時、本当は君に言いたかったんです。君の名前のこと。

≪わたしの名前は、…ハズレです…≫
幼き日のハリカ、冷たい目で見降ろす真砂子に、あなたの名前は?と聞かれる回想がハリカの中に蘇る。
≪わたしの名前は、…ハズレです…≫
震える声でそう答える目の前のその小さな女の子を、奥で見つめることしかできない、前髪の長い少年。
♂カノン:君の名前は、ハズレじゃない。
メッセージを読んでいるハリカの瞳から涙が一筋零れ落ちる。
♂カノン:君の名前は、ハズレじゃないよ、って。

♀ハズレ:はい。私の名前はハリカです。辻沢ハリカです。
♂カノン:はい。
♀ハズレ:彦星くん、君に会いたいです。君に会いに行ってもいいですか?
♂カノン:それは出来ません。
♀ハズレ:会うのダメですか?
♂カノン:君に会ったら、死ぬのが怖くなってしまいます。君に会ってしまったら一人きりが当たり前じゃなくなってしまいます。
♀ハズレ:私はもう当たり前じゃないです。もう君がいることを知っています。嘘ですよね?死ぬなんて言ってだましてるんですよね?
♂カノン:ううん、本当です。僕はもうすぐいなくなります。
♀ハズレ:嫌です。
♀ハズレ:嫌です。
♀ハズレ:いくらかかるの?全部でいくらのお金があったらあの治療が出来るの?
♂カノン:ハリカちゃん、出来れば今まで通り、「あのね」って言って、外の話を聞かせてくれたら、僕はもう充分です。
♀ハズレ:はい。外のこと、また毎日君に話します。
♂カノン:ありがとう。じゃあ。
♀ハズレ:あのね、
♂カノン:またね。

―――カノンさんはログアウトしました―――

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第一話は以上でした!

しょっぱなから切ない全開です、ハリカさん。
綺麗で幸せで暖かな記憶は幻、支えだったものはいとも簡単にもろく崩れ去り、これでカノンさんまでいなくなってしまったら、ハリカの居場所はどこにもなくなってしまうではないですか。
仲間と呼べる二人との友情はあっという間に壊れたし、気付いたら自分はたった一人ぽっち、「ハズレ」の人生しか残ってない。
でも、これでカノンさんを救いたいと強く思ったハリカはまた亜乃音の所へお金を奪いに行くのでしょうか?
でもお札の番号の不自然さにいち早く気付きましたし、違うのかな。脅してお金でも巻き上げる気かな?
それにしても子役のハリカ(大迫莉榎)ちゃん可愛過ぎた。
とても明るくて屈託がなくてキラキラしててすごく良い子なのに、どうしてこの子に治療が必要だったのかな?
あの明るかった子が広瀬すずさん演じる今の成長したこのハリカになってるって、今のところ自分の中では繋がらないんですけど。
それくらい自分を押し込めたり、自分を閉じる、殺す、みたいに強いられていたからって事なのでしょうか?
なんだかとても同じ子だったとは思えなくて。児童養護施設にいった、まだ明かされていないなにかもあるのかな。
カノンさん生きて欲しい。どこかででもいいから、出会えなくてもいいから、ずっと、どこかで。
そしてそして瑛太はなにものだ~~~!!!